「時間通りに行動できない…」やめた3つの入学準備
LIMO / 2020年3月19日 20時45分
「時間通りに行動できない…」やめた3つの入学準備
3月に入ると、小学校から渡された入学資料を片手に本来なら慣れない手芸屋さんへ走り、入学グッズを作成している時期といえます。しかし、今年はコロナウィルス感染症(COVID-19)の影響で休園措置や登園自粛が続いたため、そういった作業に時間を取れなかった方も多いのではないでしょうか。
準備が終わらず気持ちが落ち着かないときこそ、自分が描いた理想を思い切って「やめてみる」という選択意を選んでみてはいかがでしょうか。
「既製品だとかわいそう」?!手作りの呪縛から逃れたママ
学校から指定される謎の図面。何年もコピーされ続け元の画像がにじんでいるような学用品の指定プリントに頭を悩ませ焦るママたちも多いはず。裁縫好きなママたちが盛り上がっている会話が一ミリもわからず、時間だけが過ぎていきます。
働いているママはもちろん、専業主婦のママだって今年のように子供たちが長い間家にこもっていては作業する時間なんてなかなか作り出せません。「お気に入りの一品で通学させてあげたい」という多くのママが持つ気持ち。でも、全員が手作りする必要は本当にあるのでしょうか?
そもそも、なぜ小学校のグッズは手作りが多いのでしょうか。学校の指定により既製品が見つからない・皆生活圏が同じため同じお店で購入すると持ち物が被り見分けがつかなくなるなど、さまざまなことが考えられます。それと同時に「手作りの方が温かみがある」などと考える人がいるため、裁縫が苦手なママや時間が取れないママは「うちの子だけ作ってあげないなんてかわいそう」などと思ってしまいがちです。
しかし、最近ではオークションサイトや手作りアプリなどが一般的になってきたことで、得意な人が作った手作りの品物を手軽に購入することができるようになりました。お友達と柄を変えたい、学校独特のサイズを注文したいなどのニーズであれば、無理にママが作業をする必要はなくなってきているのです。裁縫が大の苦手というSさん。今回、小学一年生になる娘さんの入学準備の縫物系をすべてアプリで注文したといいます。
「昔から裁縫や料理といった家庭的なものが苦手で、仕事をしている方が性に合っているタイプでした。とはいえ、子供を産んで母親になったんだからみんなみたいにやらなくてはなんて最初は思っていたのですが、私が裁縫をしたら何時間かかるかわかりません。ママ友は『買うと高い』なんていいますが、私が睡眠時間を削って製作するのであれば、普段よりシフトを増やしてもらってその分のお金で上手な方が作ったものを買ったほうがよっぽどコスパがいい。
今はそういったマッチングがうまくできる時代です。娘も、アプリをみながら『かわいいのがありすぎて選べない』なんて楽しそうにしていました。手作りすることが親子のコミュニケーションのひとつだなんていう方もいますが、こういった時間を共有することも立派なコミュニケーションだと思っています」
届いた入園グッズはどれもかわいらしく、Sさん親子の希望通りのものだったそうです。
名前の手書き作業は最低限で
入学準備の中で毎年話題となるのが、裁縫グッズと並び文房具の名前書きです。クレヨンや色鉛筆などはケースだけでなく一本ずつ記名する必要があるので保護者達のため息が聞こえる作業といえます。とはいえ、こういったものも便利グッズを一度買ってしまえばかなりの時短が可能です。
・「保育園に入園する際に買ったお名前スタンプはかなり優秀です。当時はオムツに名前を書くのが面倒で購入しましたが、今回も大活躍です。また、お名前シールもインターネットで簡単に買えるのですでに購入済み。サイズもいろいろあるしかなり便利です」
・「会社で重宝するラベルライター。字に自信がない私は子供の道具に記名するのがかなり憂鬱な作業だったので思い切って購入してみました。最近では布に貼れるタイプもあるので、文房具以外にも利用できて大満足です」
小学一年生の持ち物はかなりの数です。中でもママたちが悲鳴をあげる「算数セット」ですが、最近ではおはじき用のシールなんてものも販売しているので、そういったストレスを感じる方はぜひ探してみてはいかがでしょうか。
お店のはしごはコスパが悪い?
また、ママたちの間で話題になるのが「あっちのお店の方が上履きを安く買える」というようなお得情報。確かにその品物だけ見れば数百円安く買うことができるかもしれません。時間があったりお店が近いのであればそういった情報は有益かもしれませんが、今回のように子供たちが自宅にいてなかなか身動きが取れない場合、そのためだけに時間を工面するというのはコスパのいい作業とはいえないのではないでしょうか。
子供の希望があるような品物を買うのであれば、平均した価格で品数の多い量販店でまとめて購入するか、親子でじっくり話し合える自宅でインターネット購入するかのほうが労力をかけずに済むことができます。
まとめ
お弁当やお裁縫などが苦手な人は、手作りしないことに劣等感を覚え子供に対し罪悪感を持ってしまいがちです。しかし、当の子供はかわいい品物や親と一緒に選んだものが気に入りさえすれば「誰が作ったか」なんて気にしないものです。また、手作業でひとつひとつ時間をかけたり、一円でも安く済ませる努力をすることだけが愛情ではありません。
今年は特に例年のように日常生活が送れないでいる人も多いので、そんな時は無理をしないのも大切です。それよりも子供が安心して新生活をおくれるよう、期日までに揃えてあげることに気持ちを切り替えていけばいいのではないでしょうか。
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