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夫の実家からの「困った贈り物」もらった後に悩む妻たちの本音

LIMO / 2020年3月22日 19時45分

夫の実家からの「困った贈り物」もらった後に悩む妻たちの本音

夫の実家からの「困った贈り物」もらった後に悩む妻たちの本音

プレゼントは、だれから何をもらってもうれしい…とは限りません。ベルメゾン生活スタイル研究所が2017年3月にインターネットで20~60代女性5020名の回答結果を集計調査した「プレゼント・贈り物(https://www.b-desse.jp/report/2313/)」によると、困った贈り物をもらったことがある人は、2人に1人もいるようです。

また、国立社会保障・人口問題研究所が2019年6月発表した「第 6回全国家庭動向調査(http://www.ipss.go.jp/ps-katei/j/NSFJ6/Kohyo/NSFJ6_gaiyo.pdf)」によると、将来的に同居した方がいいと考えている人も34.3%と、年々減少傾向ではあるものの二世帯住宅を提案する義両親もいるようです。

今回は、義両親からもらった「困ったプレゼント」についてご紹介します。

「不用品のおさがり」

もし不法投棄を見つけた場合、一般廃棄物は役所や町村役場へ連絡することになっています。しかし、わが家へ不法投棄する張本人が義両親だとしたらどうでしょうか。

Uさんが義両親から粗大ごみのプレゼントを贈られるようになったのは、何気なくいった「加湿器を買おうと思う」という一言からでした。「使用していない加湿器があるから、あげる」と中古の加湿器を自宅前に放置したことが、不法投棄の始まりだったといいます。

そこから、義両親の『プレゼント』という名の不法投棄が続いたそうです。加湿器のあとは、ボロボロの大きなソファ、10年以上前のパソコン、ガタガタうるさい洗濯機など、不用品ばかりを無断でおいていく義両親。「まだ使えるから」「そんなに使ってないから」と持ってくるものは、Uさんにとっても不用品ばかりで、すべてUさんが廃棄するはめになったそうです。もちろん、廃棄費用はUさん持ちになります。

それでも『プレゼントしている』と義両親はいい張るので、Uさんは泣き寝入りするしかありません。

「趣味の合わない洋服」

好みの違いから、義母からプレゼント攻撃を受けているのは新婚のTさん。カジュアルなファッションを好む20代のTさんは、義母と趣味が合わないそうです。

「私はシンプルな服装を好み、柄ものはめったに着ません。色はネイビーやグレーなどが多く、派手めな色は取り入れません」というTさん。反対に、義母は派手好き。彼女の恰好は地味に見えるようで、よくダメ出しをされたといいます。それだけではおさまらず、義母の間違った好意から派手な洋服が贈られるようになったそうです。義母から渡されるのは、目の覚めるようなピンクのコート、パイソン柄のパンツ、オレンジと黄緑のマーブル模様シャツと、Tさんの好みは毎回反映されていません。

前出のベルメゾン生活スタイル研究所が発表した「プレゼント・贈り物(http://https://www.b-desse.jp/report/2313/)」でも、「贈られて困るプレゼント」の第一位に「趣味に合わない服、アクセサリー」が選ばれていました。やはり、好みではないものを身に着けるのは、誰であっても抵抗があるようです。

困りはてたTさんがいらないと伝えても、聞く耳を持たないのだといいます。趣味の違いを否定するのではなく、「私は私」の精神であればこんなトラブルはおきないでしょう。

着ることのない洋服の山を前に、ため息が止まらないTさんでした。

「二世帯住宅」

共働きが増えているなか、義両親との同居はけして悪いものではありません。しかし、国立社会保障・人口問題研究所が2019年6月発表した「第 6回全国家庭動向調査(http://www.ipss.go.jp/ps-katei/j/NSFJ6/Kohyo/NSFJ6_gaiyo.pdf)」によると、どちらかの親と同居している割合は19.8%と2割を切っており、また将来的に同居した方がいいと考えている人も34.3%と、年々減少傾向にあるようです。

賃貸暮らしのKさんも、夫とマイホームの検討をはじめたタイミングで、義両親から「同居」を提案されたのだそう。現在3人目を妊娠中のKさんにとって、義両親との同居は育児面のサポートなど心強い協力者となりそうですが、実際は二世帯住宅のプレゼント計画は負担でしかないといいます。

「子育ての面や金銭面をみても、協力してもらえるのはありがたいのですが…やはり、自分の家では気楽にいたい」というKさん。しかし、夫は「こんないい話はない!」とよろこび、義両親と間取りの話まで進めているのだとか。
優しい義両親であってもKさんにとっては「他人」であるため、一緒に暮らすことは抵抗があるそうです。義両親は善意で提案しているだけに、もどかしさを感じてしまいます。

最近の傾向によると、同居を選ぶ家庭より近距離別居を選ぶ世帯が多いようです。お互いの妥協点をみつけなければ、このまま家庭不和につながるおそれもあるかもしれません。

受け取り拒否できないジレンマ

義両親からの困ったプレゼント3選をご紹介しました。不用品や好みではないプレゼントでさえ処分に困ってしまうなか、二世帯住宅となると簡単には破棄できません。しかも相手が義両親となると、断り文句にも気を遣ってしまうことでしょう。

プレゼントは贈る側の善意からなる行為です。相手の気持ちをよく考え、相手の立場に立ってからプレゼントは贈ると良さそうです。押しつけることはせず、心からの「ありがとう」がもらえるような、素敵なプレゼントを贈りたいものですね。

【参照元】

ベルメゾン生活スタイル研究所「プレゼント・贈り物(https://www.b-desse.jp/report/2313/)」

国立社会保障・人口問題研究所「第 6回全国家庭動向調査(http://www.ipss.go.jp/ps-katei/j/NSFJ6/Kohyo/NSFJ6_gaiyo.pdf)」

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