9割が40歳以降の「髪に悩む」専門家が教える「卒母」世代のヘアケア
LIMO / 2020年3月26日 19時45分
9割が40歳以降の「髪に悩む」専門家が教える「卒母」世代のヘアケア
まだまだ新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響による自粛ムードが続いています。いつもはあまり自宅にいない子どものお世話をして、疲労困憊のお母さんもいるかもしれません。
「早く子どもが独り立ちしてくれたら…」そんなことを想像する人もいるでしょう。しかし、子どもが独立する世代のお母さんには、とある悩みがありました。
そこで、今回は大正製薬株式会社が調査した「子どもが独り立ち=『卒母』世代の実態を調査!(https://kyodonewsprwire.jp/release/201911263992)」のデータを見ていきましょう。自分の将来像が気になる女性はぜひ読んでみてください。
卒母した40歳以降の悩みは「髪の毛」
母親として子育てがひと段落した人を「卒母(そつはは)」と呼ぶそうです。子どもが18歳をむかえ、独り立ちした(ひとり暮らしを始めた・社会人になった)ことで、子育てに一区切りがついたと思う40~50代の子持ち女性が約8割いました。
やはり子どもと触れる時間が減ると、「お母さんも卒業かな…」なんて思うのかもしれません。このタイミングでしたいことを聞いてみました。
卒母してしたいこと
・もっと自分のことに時間を使いたい
・趣味に時間を使いたい
・自分のケアに時間を使いたい
ゆっくり休みたいだけでなく、前向きに自分磨きをしたいと考えている人も少なくありません。自分のことを重視する考え方から「美しさを保ちたい」という思いが伝わってきました。
ヘアスタイルは心理的影響をおよぼす
卒母世代で自分の悩みについて聞いたところ、肌について悩んでいる人が92%いました。そして、その数字に匹敵するのが「髪の悩み」で91%の人が悩んでいます。
髪の悩み
・「ここ数年、抜け毛が多くなり、分け目がとても気になるようになった」(49歳)
・「40代後半で髪が全体的に薄くなってきた。髪をあげると生え際の薄毛も気になり、どうして良いのか、お手上げ状態」(48歳)
髪にボリュームのなさ、ハリ・コシのなさを感じる人は少なくありません。髪に自信が持てなくなると、鏡を見るのが憂鬱になったり、同世代の女性の髪をついみてしまうようになったりするようです。40歳以降の髪の変化によって、ヘアスタイルが変わって、心理的影響を及ぼしています。
40歳以降は今までと違ったヘアケアが必要⁉
40歳以降はこれまでと同じヘアケアでは満足いかなくなったと答えている人が多いです。ボリューム感がアップするトリートメントを使い、ふんわりさせているのでしょう。その他、今までは使っていなかったオイルを使ってぱさつきを抑えている人もいるようです。
「娘と同じヘアケア商品を使っていると、髪がぺったんこになってしまった…」という40~50代の女性もいます。年齢に合ったヘアケアというのがありそうですね。
とはいえ、新商品をいろいろ試しても、あまり合わずに悩みを抱え続けていることもあります。年齢を重ねると、どうしても体質の変化があるので、柔軟に対応していきたいところです。
美髪アドバイザー・毛髪診断士の永本 羚映子(ながもと れえこ)さんは卒母世代のヘアケアについてこう言います。
卒母を迎える年代が40歳ごろに重なることに注目しながらヘアケアを考える必要があります。子育てが忙しい時期は、食事による栄養摂取もお子さま優先になっていたかと思いますが、毛髪の主成分であるタンパク質の摂取に加えて、ビタミンやミネラルの摂取も、食事やサプリメントなどを通じて意識すると良いでしょう。
さらに、ご自身の悩みにあわせたヘアケアアイテムをプラスしてセレクトすることも大事です。これまで母として頑張ってきた自分へのご褒美という意味でも、年齢を重ねてきた今の自分に必要なヘアケアアイテムの使用をおすすめします。
毎日のメンテナンスはかなり大切なので、卒母したタイミングでじっくり自分と向き合ってあげてください。髪の毛のボリュームによって、見た目年齢が変わるので、かなり重要です。
まとめ
「卒母(そつはは)」という言葉を初めて聞いた人もいるかもしれません。母親を卒業したと思うタイミングは人によって多少差があると思いますが、少し子どもの手が離れたなと感じたら自分のことに目を向けてあげてください。
子どもにとってみても「いつまでも綺麗なお母さん」は自慢になります。今回は40~50代の子持ち女性を対象にした調査でしたが、20~30代のうちからでもヘアケアに気をつけたいところですね。
また、60歳以降も年齢の差が出るのは、肌や髪ではないでしょうか。少しだけでも見た目に気を遣うと5年後、10年後が変わってくるのではないでしょうか。
【専門家プロフィール】
永本羚映子(ながもと・れえこ)
美髪アドバイザー・毛髪診断士。日本抗加齢医学会正会員。誰もが願う健康で美しい髪作りを目指し、日本初のヘアケア・スカルプケアに特化したメディカルヘアケアサロン「サロン・ド・リジュー」を2002年より東京・広尾にて主宰。医師監修に基づく“本物のケア”の提供に努める。テレビやラジオ、雑誌等の出演も多数。著書に『頭皮で解決!髪のエイジング・トラブル』(産業編集センター)、『デトックスで美髪になる!― 10歳若返る艶髪』(Gakken Mook)など。
【参照】大正製薬「子どもが独り立ち=『卒母』世代の実態を調査!(https://kyodonewsprwire.jp/release/201911263992)」
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「怒鳴られても失敗しても私は私」美容家・川邉サチコさん86歳が自分の限界を思い知った50歳の挑戦
プレジデントオンライン / 2025年1月11日 7時16分
-
「髪のコシが弱くなった」「抜け毛が増えた」より深刻な脱毛に発展することはありますか?【医師に聞く】#3
OTONA SALONE / 2024年12月28日 8時0分
-
“奇跡の67歳”の「老けないおうち美容」、おば見えと若見えの分かれ道は“髪の清潔感”だった
週刊女性PRIME / 2024年12月23日 18時0分
-
薄毛が目立たない髪型にしたくても、理容師・美容師に相談できない人は6割以上!【薄毛男性のヘアカットに関するアンケート調査結果】
PR TIMES / 2024年12月17日 12時45分
-
老け髪が若々しくなる!40・50代が使うべきシャンプー&トリートメント3つ
つやプラ / 2024年12月16日 12時0分
ランキング
-
1一人で暮らす老いた親の「ヒートショック」を防ぐ対策法は?【介護の不安は解消できる】
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月13日 9時26分
-
2オフィスの窓から飛び降りて、障がいを負った33歳女性が語った「壮絶半生」と「今、伝えたいこと」
日刊SPA! / 2025年1月13日 8時53分
-
3豆腐を洗おうとした女性、彼氏に阻止されムカッ 「なぜ洗おうと思った?」「私は洗う」ネットは意見が真っ二つ
まいどなニュース / 2025年1月13日 11時30分
-
4本格的な冷え込み…怖いのは「湿度の低下」「水分不足」 基礎疾患を持つ人は特に注意を 医師が語る
よろず~ニュース / 2025年1月13日 13時30分
-
5「ゲーセン」大激変で中年ゲーマーが排除される訳 中年ゲーマーは嫌?「IPとクレーンゲームの店」に
東洋経済オンライン / 2025年1月13日 8時40分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください