「アビガン」原料生産のデンカがストップ高! 日経平均株価は5日ぶり小反発

LIMO / 2020年4月6日 7時15分

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「アビガン」原料生産のデンカがストップ高! 日経平均株価は5日ぶり小反発

【東京株式市場】 2020年4月3日

株式市場の振り返り-日経平均株価は駆け込み上昇で5日ぶり反発、TOPIXは5日続落

2020年4月3日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

日経平均株価 17,820円(+1円、+0.01%) わずかに5日ぶり反発

TOPIX 1,325.1(▲4.7、▲0.4%) 5日続落

東証マザーズ株価指数 593.6(▲19.3、▲3.2%) 大幅3日続落

東証1部上場銘柄の概況

値上がり銘柄数:467、値下がり銘柄数:1,653、変わらず:48

値上がり業種数:11、値下がり業種数:22

年初来高値更新銘柄数:4、年初来安値更新銘柄数:171

東証1部の出来高は14億9,911万株、売買代金は2兆3,669億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。

米国株式相場は反発となったものの、引き続き新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大を再認識する形で積極的な売買が控えられました。売買代金は3日連続の3兆円割れとなり、2兆5,000億円レベルも下回る水準となっています。

そのような中、日経平均株価は方向感に乏しい値動きとなりました。前場の序盤は一時+241円高で18,000円台を回復しましたが、後場に入ると一転マイナス圏へ沈み、一時▲172円安となる場面が見られました。

ところが、このまま5日続落と思われた大引け間際になってから急伸し、最後はわずかながら上昇で引けています。一応、5日ぶりの反発となりましたが、非常に恣意的な値動きという印象は否めません。

なお、TOPIXも同じような値動きとなりましたが、最後のプラス転換はならず、結局は5日続落で引けています。

東証マザーズ株価指数は大幅3日続落、売買代金は12日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は9,364万株、売買代金941億円となり、いずれも前日より増加しました。売買代金は12日連続で1,000億円を下回りましたが、出来高も含めてここ数日間なかった回復感が見られました。

ただ、株価指数は▲3%超安の大幅下落となり、終値で3月23日以来となる600ポイント割れで終わっています。このまま低迷が続くのか、今後は個人投資家の投資マインド回復次第と言えそうです。

「アビガン」の原料生産を発表したデンカがストップ高、業績下方修正のキューピーは暴落

個別銘柄では、新型コロナウイルスの治療薬として期待されている抗インフルエンザ薬「アビガン」に関連する銘柄が買われました。

グループ会社が「アビガン」を開発した富士フイルムホールディングス(4901)が+6%超高の急騰となり、その原材料の生産開始を発表したデンカ(4061)は+24%高の大爆騰のストップ高で引けています。

また、医薬品株が総じて大きく値を上げ、塩野義製薬(4507)、中外製薬(4519)、エーザイ(4523)が堅調に上昇し、除菌関連製品の売上増加が続く小林製薬(4967)は上場来高値を更新しています。

その他では、翌週(4月6日~の週)に上期決算発表を控えたファーストリテイリング(9983)が買い戻され、前日に12日ぶりに反落した任天堂(7974)も再び上昇したのが目を引きました。

一方、新型コロナウイルスの感染拡大による広告出稿の激減懸念などから電通グループ(4324)が大幅下落で約7年4カ月ぶりの安値を付け、リクルートホールディングス(6098)も大幅安で5日続落となりました。両銘柄とも年初来安値を更新しています。

また、前日に業績見通しを大幅下方修正したキューピー(2809)が一時▲10%安に迫る暴落となりました。

その他では、自動車株が下げ止まらず、SUBARU(7270)が一時▲10%安の暴落となり、マツダ(7261)と日産自動車(7201)とともに年初来安値更新となったのが注目されました。

新興市場(東証マザーズ)では、メルカリ(4385)が大幅安で5日続落となり、そーせいグループ(4565)やサンバイオ(4592)なども大きく値を下げました。一方、ミクシィ(2121)が逆行高で値を上げています。

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