夫でも作れる?!3食ローテに行き詰ったときの「ラクチン・楽しい・簡単ご飯」

都市部を中心に緊急事態宣言が出されたことを受け、営業の自粛や在宅ワークをする人がますます増えてきました。そんな中で主婦たちを悩ませているのが朝昼晩3食の食事準備です。

自分一人のときと違い、子供や夫がいると一度に作る食事の量はかなりのもの。気づかぬうちにストレスになってしまわないよう、無理をしないで長期戦を乗り切るテクニックはあるのでしょうか。

冷凍食品でも太陽の下で食べると美味しい

遠くへの外出が制限される中、子供たちの体力はありあまる一方です。そんな子供たちが家の中で大好きな場所といえばベランダではないでしょうか。お昼頃には太陽も程よく降り注ぎ、そこで食べるだけでいつもの見慣れたご飯も別物になります。

・「休校当初はベランダピクニック用にお弁当を作っていましたが、最近では冷凍ピラフやチャーハンをタッパーに入れてベランダに運んで食べさせています。最初は手抜きと指摘されるかとドキドキしましたが、子供たちは外で食べられればそれでいいみたいです。余力がある時に冷凍チキンライスに卵だけ焼いてあげてオムライスにする。お昼はそれくらいの手間でいいと思います」

・「集合住宅に住んでいるので子供の足音がとにかく気になっていました。そこで考えたのが『ベランダテント』です。うちは男の子二人なので基地が大好き。普段テントは大きな公園に行くときにしか使用しないのでここぞとばかりにテントの中で過ごしているのでほんの少しですが足音を軽減できるのではと期待しています。

また、息子曰く『テントの中ではキャンプっぽいものが食べたい』とのことなので毎日冷凍おにぎりを持ち込んではそこで食べています。お箸やフォークを使わずに食べたいらしいので、バナナや魚肉ソーセージなどを渡すと楽しそうに食べています」

ママとしてはテーブルで食べたほうが衛生的だしお行儀もいいと思ってしまいますが、雰囲気を変えるだけで何もかもご馳走になるのであれば、利用しない手はありません。

ホットプレートをヘビーローテーション

切るだけの手間で簡単にできるのに豪華に見えるのが鉄板料理です。焼きそば・ホットケーキ・お好み焼きなど、一品を大量に作ることでかなりの手間が省けます。また、お昼ご飯にホットプレートを使って料理するのであれば、ついでに夕ご飯のおかずも一緒に焼いてしまうなど手間を減らしましょう。

フライパンなどの洗い物も減らせますし、子供は「自分が作ったもの」であれば普段よりも好き嫌いなく食べるという利点もあります。一人キッチンで一日中作業をしていると孤独を感じたりゴロゴロする家族に苛立ったりもします。そんなストレスも家族でワイワイ鉄板を囲むことで軽減されるのではないでしょうか。

また、鉄板の後片づけなどをパパや子供たちに手伝ってもらうなど、普段と違ったお手伝いをお願いしてみるのも成長につながるかも。

なんでも「パーティー」

家族みんなで食卓を囲む中で王道といえる手巻き寿司パーティーなどは大人も子供も大喜ですが、子供に限ってはどんな食品でも「パーティー」と呼ぶだけでそれが豪華な食事に感じるものです。

カップ麺パーティーからはじまり、チャーハンや鶏飯といった冷凍食品を3種類ほど用意した混ぜご飯バーティー、うどんのトッピングを自分で選べるうどんパーティー。こんな時なので菜箸の準備は多めに必要ですが、シェアして食べるだけでなんてことない食品がご馳走に早変わりです。

もしトングなどがあるようでしたらそういった雰囲気がでるもので演出してあげるのもいいかもしれません。

また、普段なかなか一緒の時間に食事をとることのできないパパが家にいることは、子供にとって何よりもパーティー感を盛り上げてくれている可能性もあります。

まとめ

新型コロナウイルス感染症（COVID-19）に打ち勝つためにも、免疫力を高めるために栄養のあるものを食べさせたい。とはいえ、毎日3食考えるのはもう疲れた…そんな人は無理をせず、気持ちが落ち込んだときは一日のうち1～2食は率先して手抜き料理をしていきましょう。

すぐに収束できないのであれば、頑張りすぎずにやれることをやっていくことも大切なライフハックです。

そして、今回ご紹介したテクニックはどれも男性にもできる簡単なものです。ママが疲れているのであれば率先してパパがやってくれて大歓迎です。大切なみなさんが健康でいられるためにも、家族一丸となってこの難局を乗り切っていけるといいですね。