「あつ森」販売絶好調の任天堂が大幅高! 日経平均株価は小幅反発
LIMO / 2020年5月8日 7時20分
「あつ森」販売絶好調の任天堂が大幅高! 日経平均株価は小幅反発
【東京株式市場】 2020年5月7日
株式市場の振り返り-日経平均株価は小幅反発、大型連休明けで模様眺めムード強まる
2020年5月7日(木)の主要指標(カッコ内は前日終値比)
日経平均株価 19,674円(+55円、+0.3%) 小幅反発
TOPIX 1,426.7(▲4.5、▲0.3%) 小幅続落
東証マザーズ株価指数 839.7(+51.1、+6.5%) 大幅反発
東証1部上場銘柄の概況
値上がり銘柄数:1,118、値下がり銘柄数:989、変わらず:64
値上がり業種数:12、値下がり業種数:21
年初来高値更新銘柄数:30、年初来安値更新銘柄数:2
東証1部の出来高は13億5,134万株、売買代金は2兆2,877億円(概算)となり、いずれも先週末並みでした。
新型コロナウイルス感染の影響懸念が残る中、米国株の軟調もあり、大型連休明けらしい模様眺めムードが強まりました。それでも、決算発表などを材料とした売買も出たため、売買代金は2兆3,000億円レベルを維持しています。
そのような中、日経平均株価は方向感の乏しい値動きとなりましたが、最後は小幅反発となりました。取引時間の高値は19,720円(+101円)、安値は19,448円(▲171円)となり、値幅(高値と安値の差)は約272円となっています。
なお、TOPIXも同じような値動きでしたが、プラス圏を維持できずに小幅続落となりました。
東証マザーズ株価指数は大幅反発、売買代金は14日連続で1,000億円超え
東証マザーズの出来高は1億8,792万株、売買代金2,342億円となり、いずれも先週末より増加しました。
バイオ株を中心に個人投資家の資金流入が続き、売買代金は14日連続で1,000億円を超え、さらに3日連続で2,000億円を上回るなど、今年の最高記録となっています。
また、株価指数も+7%高に迫る爆騰で大幅反発となりました。終値としては2月21日以来、約2カ月半ぶりの800ポイント台回復となりました。
「あつ森」販売奨励金好調の任天堂が大幅高、JALとANAは揃って▲7%安に迫る急落
個別銘柄では、米国のハイテク株上昇を受けて半導体関連銘柄が買われ、東京エレクトロン(8035)とアドバンテスト(6857)の半導体装置メーカーが揃って大幅高となり、半導体素材関連では信越化学工業(4063)も大幅上昇となっています。
また、緊急事態宣言の延長により、“巣ごもり生活”の一角にも見直し買いが入っています。中でも、家庭用ゲーム機「Nintendo Switch」向けソフト「あつまれ どうぶつの森」が、3月20日の発売から3月末までの10日間で1177万本を売り上げる世界的大ヒットとなっている任天堂(7974)が大幅高になりました。
なお、同社が7日に発表した2020年3月期(2019年4月~20年3月)連結業績の純利益は、前年同期比33.3%増の2586億円でした。
その他では、飲食店がテイクアウトに注力せざるを得ない状況を背景に、食品トレー大手のエフピコ(7947)が値を上げ、再び上場来高値に迫ったことが目を引きました。
一方、緊急事態宣言の延長で売り上げ回復が遠のいた小売り株が総じて売られ、J. フロント リテイリング(3086)、三越伊勢丹ホールディングス(3099)、高島屋(8233)、しまむら(8227)、丸井グループ(8252)などが大幅安となりました。
また、円高進行等で自動車株も総じて売り叩かれ、日産自動車(7201)、三菱自動車(7211)、マツダ(7261)などが▲4%超安の大幅下落で引けています。
その他では、GWの人手が記録的な激減となり、今後の業績に改めて暗雲が立ち込めた空運株が一斉に売られ、日本航空(9201)とANAホールディングス(9202)がいずれも▲7%安に迫る急落となりました。
新興市場(東証マザーズ)では、新型コロナウイルスへのワクチン開発で期待が高まるアンジェス(4563)が+25%弱高の大爆騰でストップ高となり、連日で年初来高値を更新しました。また、メルカリ(4385)も急騰して年初来高値更新となり、公開価格(3,000円)に再び接近しています。
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