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「ダンナと別れて正解だった…」離婚で幸せになれた人がした準備と行動

LIMO / 2020年6月18日 16時0分

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「ダンナと別れて正解だった…」離婚で幸せになれた人がした準備と行動

離婚はもはや珍しいものではありません。有名人の離婚がメディアを賑わせ、離婚後に不幸な境遇に陥った人の話もよく取り上げられます。しかしその一方で、離婚して幸せになった人の話題はあまり聞きませんよね。そこで今回は「離婚して良かった」と言う人たちがどうやって夫と別れたかについて話を聞いてみました。

不倫夫との離婚計画を用意周到に進めた

まずは30代で都内在住、IT企業で働きながら家事も育児もこなしているAさんです。小学2年生の娘を持つAさんは、夫の不倫を理由に離婚しました。

Aさんは、「子どもがいたので、かなり用意周到に計画を立てた」とのこと。具体的には、「離婚までの道のりとして、旦那の不倫の証拠をきっちり押さえることをフェーズ1、一人で娘を育てられるような環境を整えることをフェーズ2…という感じで、自分なりに計画を立てて行動。そのためにやることを洗い出しているうちに、旦那への未練もなくなってきて、仕事のように淡々と進められた」と笑います。

仕事でもプロジェクト管理をしているということで、離婚を最終的な目的とした計画を緻密に立てたAさんは、「不倫の証拠を確保するため、旦那が出かける日に絞って探偵に依頼。旦那が確実に夜相手の女性と会うタイミングに絞っておかないと探偵依頼料もバカにならないから、下調べは十分にした」と言います。

「探偵にも『こんな賢い奥さんなのに旦那さんはやっちまったなあ』って笑われた」と教えてくれました。結果としてAさんは、実家の協力を得ながらフルタイムで働いて収入を維持できているそう。娘さんともご両親とも関係が良好だとのことで、「離婚してからのほうが幸せ。精神的に安定している」と話していました。

モラハラ夫との離婚のために貯金をした

続いて、仙台在住で小学1年生の息子がいるBさんです。Bさんはもともとパートとして働いていましたが、離婚のために貯金をしたくて正社員の仕事を始めたと言います。

離婚の原因はモラハラ。経済的なモラハラが特にひどく、家事も育児も全くしないのに『部屋が片づいていない』とか『食事が質素』という理由で生活費を渡さない時も多かったBさんの夫。友人から「今のままじゃアンタも子どもも幸せになれないよ」と忠告されたのをきっかけに、離婚を考え始めたと言います。

「最初は子育てや家事があるからパートの仕事をしていた。子どもは私の両親によく懐いていて、『おばあちゃんちに泊まる!』とすすんで泊りに行ってくれていたし、両親も孫大好きでお泊り大歓迎だったので、せっかくなら正社員になって離婚後に備えた貯金をしようと思った」とのこと。

「今まで、生活費がもらえないときには自分のパートの収入から食費や子どもの洋服代を出したりしていて、かなりキツかった。でも正社員になって給料も上がって、だいぶ経済的に余裕が出た。最初は旦那も訝しげにしていたけれど、食費は出すと言ったら『家事も育児もちゃんとやれよ』と言いながらまんざらでもない感じだった」のだそう。

「こっちは虎視眈々と離婚のための準備期間に入っているというのに気づかなくて…。ある程度貯金してから離婚を切り出した。今は実家で両親と息子と暮らしているけれど、お金に余裕が出たら近くに引っ越そうかなと。ちゃんと計画通り進んでいるのが自分的にも気分がいい」と言うBさん。

「両親のサポートあってこそだけど、よっぽどのことがない限り定時で帰れる正社員の仕事にありつけたのも運が良かった。結構時間をかけて仕事を探したかいがあった」と教えてくれました。

DV夫から逃げるため周囲に助けを求めた

最後は、埼玉住まいのCさんのケースです。出産を機に退職したCさんは、息子が小学校に入るまで専業主婦として生活していていい、と夫に言われていました。

しかし、夫の態度は次第に変わっていき、「仕事をしていないのに偉そうな口をきくな」とか「誰のおかげでこの家に暮らしていられると思っているんだ」と言われるように。もともと仕事は産休を取得して続けたかったCさん、しかし夫の強い説得で渋々キャリアを絶ったことをひどく後悔したと言います。

「旦那はグーでは殴らないものの、平手打ちや突き飛ばすようなことをよくするようになって、子どもに手を出されては困ると思い離婚を視野に入れた。ただ、仕事をやめてしまっていたので稼ぎ口がない。恥を忍んで疎遠だった両親に連絡したらすぐに埼玉の実家に帰って来なさいと言われて、実家に出戻り」したのだそう。

「旦那と共通の友人が何人かいたので、その人たちには事情を説明し、私が実家にいるということは言わないでと伝えた。私が親と仲が悪いのを知っていたから、旦那は実家に身を寄せているとは考えていなかった様子。そのまま友達にも協力してもらって正社員の仕事を紹介してもらい、両親にも子どもと自分を守ってもらった」と続けます。

「今の勤め先は小さなアットホームな会社。お給料は高くないけれど、みんなには事情を正直に白状して入社したおかげで『今日は早く帰りな。〇〇くんが待ってるでしょ』と早めに上がらせてもらったり、『これ、息子のお古だけどよかったら』と洋服をもらったりすることも。周囲の人に素直に助けを求めて正解だった」と話していました。

おわりに

離婚することはあくまで選択肢の一つであって、離婚したほうが幸せになるとか、結婚を継続したほうが幸せになるとか決まったルールはありません。しかし、どうせなら自分が選んだ道で幸せになりたいですよね。離婚を考えている人は、参考にしてみてくださいね。

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