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赤字体質、浪費体質…貯金できない人にありがちな4つの原因と解決法

LIMO / 2020年6月19日 20時0分

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赤字体質、浪費体質…貯金できない人にありがちな4つの原因と解決法

貯金しようと思っても、思うようにお金が貯まらないという人も多いと思います。貯金がうまくいかないと次第に貯金自体がイヤになってきて、お金どころかストレスばかり溜まってしまうのではないでしょうか。そこで今回は、貯金がうまくいかない人が抱えがちな課題とそれに対する解決策を見ていきます。

赤字から抜け出せない

まずは、そもそも赤字から抜け出せないという人。それはお金を貯める以前の問題なので、まずは家計の見直しをする必要があります。

赤字で困っていたというAさんは、その原因について「給料の割に家賃が高くて、そのせいで家計が圧迫されていたと思う。正直全く貯金ができなかった」と話します。このように、まずは赤字になる原因が何かを分析する必要がありますね。

解決策としてAさんは引っ越しを決意。「ボーナスが入ったタイミングで引っ越すことにした。それまでは急行が停まる駅から8分程度のところに住んでいたけれど、各停しか止まらない駅から15分くらい歩くところに転居。家賃は3万円ほど安くなり、インターネット使用が無料なので合計で月3.5万円くらいの節約になった」とAさん。

「コンビニも近くにないし、駅から家まで歩く距離が長いから重いものを持ちたくなくなって無駄な買い物が減った。ただ、15分くらい歩けば激安スーパーがある環境。引っ越して生活全体が整った感じがする」と話します。

このように、引っ越しをしたりネットやスマホのプランを見直したりすることで、まとまった金額を節約することができます。また、利用するスーパーを変えるだけでも節約になる可能性がありますよね。急に引っ越しは難しくても、できる範囲で生活パターンを見直してみるといいでしょう。

貯めるだけのお金を残せない

次も貯金以前の話ですが、貯めるだけのお金が残せずに悩んでいる人もいます。Bさんはお金を貯めようと思ってはいるものの、どうしても毎月赤字ぎりぎりの生活になっていたと言います。

Bさんは、「生活自体に余裕がないとかお給料に見合わない家に住んでいるというわけではないけれど、口座にお金があればあるだけ使ってしまう。貯金のためにお金を残したいと思っていても、欲しいものがあったら『まあいっか』と買ってしまう」と話します。

そこでBさんは、先取り貯金としてお給料が振り込まれたらすぐに貯金分の3万円を貯金用口座に移すようにしたそうです。

「最初は貯金用口座に移しても、ついそこから使ってしまっていた。なので、貯金用口座のキャッシュカードやクレジットカードは自宅に置いておくことにした。すると、引き出したくなっても引き出せないし、クレジットカードもめったに使わなくなった」と話します。

Bさんのように、お金を使ってしまう手段から物理的な距離を保つことも有効ですね。

お金を貯める仕組みが作れない

また、お金を貯める仕組みが作れずに悩んでいる人もいるようです。お金を貯める方法はいくつもあるので、自分に合った方法を見つけて仕組み化するのが一番ですが、それを見つけるのに苦労したと言うのがCさん。

「お金を貯める仕組みが必要だと言われても、どうしたらいいのか見当もつかなかった。お金のことに今まで無関心だったから、貯金だってなんとなくでやってきていたし、別に目標金額とかお金を貯める目的もなかった」と話します。

「本や雑誌で、いろんな人がやっている貯金方法を読んだ。Excelを使って家計簿を作っている人や好きなスポーツの試合に推しチームが勝ったら3000円、負けたら500円を貯めている人もいたし、かなり緻密に計算して貯金している人もいた」と語るCさん。

「自分に合った方法を見つけたいと思って、とりあえず簡単そうに思えた方法を試してみた。それは、給与口座を2つに分けて、片方からだけ生活費を出すこと。すると意外とすんなりお金が貯まるようになって、貯金はそこまで難しいものじゃないんだと思った」と話していました。

自分に合った方法が見つけられると、ストレスなく貯金ができるようになるものです。まずはいくつか試してみるといいでしょう。

お金が少し貯まると使ってしまう

最後は、お金を貯めることはできるものの、少し貯まるとつい使ってしまうというDさんの悩みです。

「10万円、20万円貯まるとすぐに家電を買い替えたり、バッグを買ったりしてしまう」と言うDさん。長期的な目的がはっきりしていないため、ちょっと貯まると何かに使いたくなるようです。

「何のためにお金を貯めるのかという目的は特になくて、なんとなく老後のためかな?っていう感じでお金を貯めようとしていたのが問題だったと思う。今は付き合っている彼と話し合って、結婚式のためにお金を貯めようということになったのであまり無駄遣いしないようになった」とのこと。

このように、中・長期的な目標をきちんと設定することはとても効果的でしょう。

おわりに

お金がうまく貯められない人には、必ず原因があります。しかし、その原因がよくわからないまま「なんでお金が貯められないのだろう?」と悩んでいるといい方向に進むことができません。まずは、なぜ自分がお金を貯められないのかはっきりさせることが大切ですね。

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