「知らないと恥をかく!?」Web会議のお作法。メイクや服装、みんなはどうしてる？

新型コロナウイルス感染症（COVID-19）対策のため、多くの企業でテレワークを導入する動きがでています。それに伴い、ミーティングがオンライン化する動きも増えているようです。通常の社内会議とは異なり、自宅などのスペースを利用して参加するWeb会議では、どのような部分に配慮する必要があるのでしょうか。

そこで今回は、参加する際の身だしなみや、周囲の環境に関する注意点をご紹介します！スムーズに会議を進めるためにも、しっかりポイントをおさえておきましょう。

約7割が「Web会議のためにメイク」

自宅でテレワークに取り組むとなると、「わざわざメイクをする必要はないのでは…」と感じる人も多いのではないでしょうか。そこで、森下仁丹株式会社が働く女性500人を対象に行なった「スキンケアに関する調査（https://www.value-press.com/pressrelease/240967）」について見てみましょう。

この結果、「テレワーク勤務かつWeb会議に参加したことがある」という人の67.0％が「Web会議のためにメイクをする」と回答しています。たとえ会社には出勤していなくても、外出時と同じ状態でWeb会議に参加している人が多いようです。

というのも、Webカメラに映った自分の姿を実際に見てみるとわかるのですが、実際に会った印象よりよりも顔色が悪く見えたり、シミやシワなどが目立つものです。やはり、ノーメイクでの参加は極力控えたほうがよさそうですね。

Web会議のソフトによっては、美肌加工などキレイに見せてくれる補正機能がついているものも。上手に利用できれば、オフィスに出社するときほどバッチリとメイクをする必要はないかもしれません。

どんな服を着てる？

続いて、服装にも目を向けてみましょう。Web会議では顔だけでなく上半身もカメラに映るため、ラフすぎる服装で参加するのは考えものです。少なくとも相手から見える上半身は、外出時と同じような服装にしておきましょう。

とはいえ、自宅から参加するWeb会議ではそこまで強く服装にこだわる必要はありません。襟付きのゆったりとしたシャツを着たり、パソコンを使った作業をしやすい七分袖のシャツをチョイスしたりと、カジュアルなファッションで「きちんと感」を演出するのもいいでしょう。

また、Web会議の時だけジャケットを羽織って、見栄えをよくするという手もあります。一度ご自身の服装をチェックし、ラフすぎないかを確かめておきましょう。

環境面への気配りも

まだWeb会議に慣れていない場合、周囲の環境によっては相手に思わぬ迷惑をかけてしまう可能性があります。参加する前に以下の点をチェックし、環境を整えておきましょう。

通信トラブルはないか

自宅で仕事をすることを前提にしてプロバイダやWifiルーターなどの通信機器を選んでいたという人は少ないのではないでしょうか。一人暮らしならともかく、今後は家族数名が同時にネット接続するといった事態が増えることが想定されます。Wifiルーターの性能によっては、遅延が発生する場合もありますので、大容量の通信に耐え得るスペックかどうか、事前に確認しておいた方がよいでしょう。

まれにプロバイダ側やWeb会議用のアプリケーションで障害が発生することもあります。各社ホームページやSNSが情報源となることが多いので、日頃から「こんなトラブル時にはココを見る！」など、解決方法を知っておくと、より安心かもしれませんね。

生活音や邪魔が入らないか？

自宅からWeb会議に参加していると、家族の話し声やテレビの音などが入ってしまう場合があります。同居人がいる場合は、事前に配慮してほしいタイミングを伝えておきましょう。配達を利用している方は、配達前の通知サービスや時間指定サービスを活用するなど、会議中にインターホンの音が入ったり、荷物を受け取るために離席したり、ということを避ける努力も必要です。

相手からはどう見える？

散らかった部屋が画面越しに丸見えだった…という状況も避けておきたいところです。また、背中側に窓がくるようにしてしまうと逆光になって、相手に自分が誰だかわからないということになってしまう可能性も。壁を背中にしたうえで、余計なものが映らないように、あらかじめパソコンやカメラの位置を調整しておきましょう。

まとめ

在宅勤務に慣れるとつい気が緩んでしまい、メイクやファッションの手を抜いてしまいがち。身だしなみはその人の人となりを表します。必ずしもフルメイクやきっちりしたスーツなどが必要というわけではありませんが、「スッピン・部屋着」でWeb会議に臨むのはNGかもしれません。オンとオフの切り替えを大切にしながら、オシャレも楽しみたいですよね。

そして、パソコンやネット環境などのシステム面のメンテナンスは万全に。生活音や居室の映り込みなどに配慮し、会議に支障が出ないようにするのも重要です。それぞれが違う場所からアクセスする形式だからこそ、参加メンバーに迷惑がかからないよう心配りをしていきたいものですね。

【参考】
「【働く女性のスキンケア事情調査】 スキンケアが不十分だと感じている人は約６割。テレワーク勤務者の方が睡眠時間が長い！67％がWEB会議のためにメイクをしている（https://www.value-press.com/pressrelease/240967）」森下仁丹株式会社プレスリリース