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ストップ高のファミマ、次はローソン? 日経平均株価は3日ぶり反発

LIMO / 2020年7月10日 8時0分

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ストップ高のファミマ、次はローソン? 日経平均株価は3日ぶり反発

【東京株式市場】 2020年7月9日

株式市場の振り返り-模様眺めの中で日経平均株価は3日ぶり反発、TOPIXもわずかに上昇

2020年7月9日(木)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

日経平均株価 22,529円(+90円、+0.4%) 3日ぶり反発

TOPIX 1,557.2(+0.01、+0.0%) わずかながら3日ぶり反発

東証マザーズ株価指数 998.7(▲10.0、▲1.0%) 5日ぶり反落

東証1部上場銘柄の概況

値上がり銘柄数:594、値下がり銘柄数:1,496、変わらず:81

値上がり業種数:9、値下がり業種数:24

年初来高値更新銘柄数:48、年初来安値更新銘柄数:16

東証1部の出来高は11億7,582万株、売買代金は2兆2,220億円(概算)となり、いずれも概ね前日並みでした。新型コロナへの懸念が残る中、特段の材料もなく、全体的には様子見スタンスが継続されたようです。

そのような中、日経平均株価は終盤に上げ幅を大きく縮小したものの、3日ぶりの反発となりました。取引時間中の高値は22,679円(+241円)、安値は22,434円(▲4円)となり、値幅(高値と安値の差)は約245円となっています。

なお、TOPIXも同じような値動きとなり、最後はごくわずかながらプラスを維持し(+0.01ポイント上昇)、3日ぶりの反発となりました。

東証マザーズ株価指数は5日ぶり反落、売買代金は59日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は1億5,874万株、売買代金は2,253億円となり、いずれも前日より増加しました。個人投資家の物色意欲が堅調となり、売買代金は59日連続で1,000億円を上回り、連日で2,000億円を超えています。

ただ、一部主力銘柄に利益確定売りが優勢となった結果、株価指数は5日ぶりの反落となり、終値も再び1,000ポイントを割り込みました。

TOBを受けたファミリーマートがストップ高、同様の思惑でローソンも一時+9%に迫る急騰

個別銘柄では、親会社である伊藤忠商事(8001)が完全子会社化を目指したTOBを発表したファミリーマート(8028)に買いが殺到し、最後は比例配分のストップ高(+23%高)となりました。なお、その伊藤忠商事は小幅高に止まりました。

また、同様のグループ内におけるコンビニ再編期待から、ローソン(2651)も一時+9%高をうかがう急騰となり、終値も+6%超高となっています。

その他では、ソフトバンクグループ(9984)が一時+6%高へ急騰して年初来高値を更新したことや、値下がりが目立つ医薬品株でエーザイ(4523)が一時+6%超高の急騰となったことが目を引きました。

なお、連日で上場来高値更新が続くニトリホールディングス(9843)は一時大幅高となり、これで12日連続の上場来高値更新となっています。

一方、取引時間中に東京都のコロナウイルス感染者が224人(1日当り)へ急増したニュースが流れたことを受け、小売り株が下落し、百貨店株では高島屋(8233)が連日の年初来安値更新となり、前日にQ1の大幅赤字決算を発表したイオン(8267)は一時▲6%安へ急落しました。

また、今月に入って続く記録的豪雨の影響が懸念される輸送株への売りも続き、西日本旅客鉄道(9021)は3日連続で年初来安値更新となり、九州旅客鉄道(9142)も年初来安値を更新しています。

その他では、前日に米国の老舗紳士服店「ブルックス・ブラザーズ」が経営破綻したこと等を受け、青山商事(8219)が急落して上場来安値を更新し、AOKIホールディングス(8214)も大幅安となったことが目を引きました。

新興市場(東証マザーズ)では、メルカリ(4385)が堅調に推移して年初来高値を更新し、ミクシィ(2121)も年初来高値更新となりました。

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