お金が原因で離婚危機? 夫婦で共有できる家計簿アプリで”円満家計”に!
LIMO / 2020年7月25日 20時0分
お金が原因で離婚危機? 夫婦で共有できる家計簿アプリで”円満家計”に!
みなさんは、配偶者やパートナーとお金についてきちんと話す機会を設けていますか?
今年6月に松井証券株式会社が公表した、全国の結婚3年以内の20-30代男女400人が対象の調査によると、3人に1人以上が所得額を、半数以上が貯蓄額をパートナーに正確に共有していないことがわかっています。これには、そもそも共有していない人とサバを読んで共有している人の両方が含まれています。
また、スパークス・アセット・マネジメント株式会社の「夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査2019」によると、3組に1組の夫婦が「1年に1回はお金が原因の夫婦げんかをしている」ことが判明し、これらの夫婦のうち44%は「お金のことが原因で離婚の危機を迎えたことがある」と回答しています。
一生寄り添っていくと決めて結婚した夫婦のけんかや離婚の原因になってしまうお金トラブル。こうしたトラブルを避けるためには、日頃からお金について話し合える関係づくりが大切です。
そこで本記事では、そんなときに役立つ、夫婦で共有可能な「家計簿アプリ」をご紹介します。
①家計簿Zaim
1つめにご紹介するのは、「家計簿Zaim」です。夫婦で共有するには、登録に必要なメールアドレスとパスワードを、それぞれが利用するスマホなどのデバイスで入力しログインすればOKです。
「家計簿Zaim」では、銀行口座・クレジットカード・電子マネー・ポイントカードなど、さまざまな金融機関等のサービスと連携させることができます。連携先から入出金情報が読み込まれ、それらを元に自動で家計簿が作成されるという仕組みです。
連携させることのできないサービスや現金を用いた入出金については、レシートの撮影もしくは手入力で記録することができます。その際に、何に関する支出・収入かがわかるように「食費」、「日用雑貨」、「交通」…など入出金ごとにカテゴリを設定しておくと、あとから見直しやすくなりますね。
家計簿は、日付順に一覧で細かく見ることもできますし、カレンダー表記で1カ月の支出・収入を1日ずつ把握することもできます。
また、ある期間のカテゴリごとの内訳を知りたいという場合は、「分析」機能を活用しましょう。「週別」、「月別」、「年別」のいずれかを選ぶと、その期間ごとの支出・収入をそれぞれ円グラフで表示させられます。カテゴリごとに色分けされているので、“この期間に何にお金を使ったのか”ということが一目瞭然です。
さらに画面を進めていくと、棒グラフで「週別」、「月別」、「年別」の推移を確認することもできます。
「家計簿Zaim」には無料会員とプレミアム会員(月額480円)の2種類があり、筆者は無料会員として利用していますが、ほとんどの機能を不自由なく利用できていると感じています。広告が表示される、連携させたサービスの入出金情報を手動で更新することができないなど気になる点はいくつかありますが、普段使いには問題ありません。
これまで手書きで家計簿をつけいていて続かなかった方や、時間をかけずに家計管理をしたいという方は、ほぼ自動で家計簿を作成できる「家計簿Zaim」を活用してみてはいかがでしょうか。
②マネーフォワード ME
2つめにご紹介するのは、「マネーフォワード ME」です。マネーフォワードは、個人や法人向けにお金回りのさまざまなウェブサービスを提供しているので、名前を聞いたことがあるという方もいるかもしれませんね。
アプリを夫婦で共有するには「家計簿 Zaim」と同じく、登録したメールアドレスとパスワードで、それぞれが利用するスマホなどのデバイスからログインします。
銀行口座やクレジットカードと連携し、家計簿を作成する機能やグラフを作成する機能については「家計簿 Zaim」と同様ですが、銀行の残高不足やクレジットカードの使いすぎなどが判明すると、通知でお知らせしてくれるのが特徴です。
また「マネーフォワード ME」にも、無料会員とプレミアム会員(月額500円)の2種類があります。
無料会員の場合は、銀行口座やクレジットカードなどの連携できるサービスが10件までなので、場合によっては夫婦で利用すると、あっという間に上限を超えてしまうかもしれません。
プレミアム会員になると連携サービス数に上限がなくなるため、複数のキャッシュレス決済を利用している夫婦などは、ワンコインの月額料金を支払って利用するほうが快適かもしれませんね。
一方、利用している金融機関サービスがそこまで多くない場合や、現金払いが中心の方だと、便利な連携機能を利用しながらレシート撮影による現金払いの記録も可能なので、無料会員でも効率的に利用できるのではないでしょうか。
まとめ
本記事では、夫婦で家計を共有することができる家計簿アプリを2つご紹介しました。お金のトラブルが夫婦関係に悪影響を及ぼすことからも、夫婦間のお金に関するコミュニケーションは大切なことがわかりますね。
今回ご紹介した「家計簿 Zaim」と「マネーフォワード ME」は、どちらも無料会員として利用することができるので、まずは自分にとって使い勝手が良いかどうか試してみるといいでしょう。家計簿アプリを活用して、お金についてオープンに話し合える夫婦関係を構築するきっかけにしてみてはいかかでしょうか。
【参考】
・「夫婦の家計管理事情に関する調査(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000120.000019241.html)」(松井証券株式会社)
・「夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査 2019(https://www.sparx.co.jp/news/uploads/pdf/PressJ191113.pdf)」(スパークス・アセット・マネジメント調べ)
・「家計簿Zaim(https://zaim.net/)」公式HP
・「マネーフォワードME(https://moneyforward.com/)」公式HP
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