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「時間外のLINE」「仕事の持ち帰り」「学校から電話」ワーママの職場ストレス3選

LIMO / 2020年7月28日 18時15分

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「時間外のLINE」「仕事の持ち帰り」「学校から電話」ワーママの職場ストレス3選

「家でも旦那が家事に協力的じゃないのに、仕事でもストレスしかない!」そのように怒り心頭のワーママもいるのではないでしょうか?

家事が手いっぱい、旦那が家事に協力的でない、さらに職場でもストレスがある、そんな「三重苦」抱えているワーママも珍しくありません。

今回はワーママ3人の「職場でのストレス」にフォーカスしました。

A子さん:時短勤務だけど時間内に終わらない

A子さんは、小学生6年生と1年生の娘のいるワーママです。職場には時短勤務制度があり、17時には帰ることができます。しかし、仕事量が格別に少ないというわけではありません。集中して仕事を時間内に終わらせようとした努力もむなしく、お客さんのトラブル対応で予定通り仕事が進まないこともしょっちゅうで、17時には帰れないこともあります。

結局、期限のある仕事は自宅に持ち帰り、夕食後にすることもあります。旦那が早く帰ってきたときは食器の後片付けをお願いすることもありますが、帰りが遅いと旦那に食器に片付けは頼めません。旦那が早めに帰ってきたときは、お願いをすれば片付けしてくれるものの「君は時短勤務だろう?どうして疲れて帰ってきているのに俺がやらなきゃいけないんだよ」と言わんばかり大きなため息をつくので、毎回は頼めません。夕食後、当たり前のようにテレビを見てゴロンとしている旦那を脇目に台所を片付けている時は本当に苛立ちます。

土日に仕事をしていると旦那に「それだけの給料もらってるの?」とも言われます。A子さんは会社に何回も「仕事量を減らしてほしい」という交渉をしようと思いましたが、会社で時短制度を使っているのはA子さんただ一人で、どうにも言い出せません。早く帰ることを責めない会社の雰囲気だからこそ、言い出せないというジレンマに陥っています。

B子さん:早退OKの理解のある職場だけど…

B子さんは、小学校3年生と1年生の息子がいるパートタイム勤務のワーママです。よく男の子は女の子に比べると体が弱いといいますが、B子さんの息子たちもご多分に漏れずよく熱を出し、早退することもしばしばです。

学校から「熱が出た」と電話がかかってくると小さい子供のいる上司は「しょうがないよね、早く迎えに行ってあげて」と言ってくれます。しかし仕事の流れが滞ってしまうこともあり、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになるそうです。ワーママに優しくしてくれる会社だからこそ、罪悪感しかないとB子さんは感じています。

C子さん:時間外も上司からLINEメッセージが

C子さんはベンチャー企業に勤めるアラフィフのワーママです。会社の経営者でもある上司は「それって、プロの仕事?」が常套句で、C子さんのミスに関して、土日や時間外でも執拗に責めてきます。「今すぐ!」「急いで!」というLINEのメッセージの裏にはいつも「それってプロの仕事?」というニュアンスが見え隠れします。

休みの日にLINEの未読メッセージの赤い丸が付くと「もしかして上司から?」と思い、ドキドキしてLINEを開く気にもなれません。「休みも気が休まらない」というC子さんは、楽しいはずの週末の食事の時もそのことが頭に引っかかって「笑顔になれないなあ」と自覚してしまうこともあるそうです。

旦那の協力を得ることも大変…

「仕事は思いっきりしたいけど、子供の存在も大切」ワーママの悩みは尽きません。ワーママは、日々いかに仕事を早く片付けるかを考え、家事もいかに最短距離と最短時間で終わらせるかを考えながら進めるので気が休まる暇もありません。せめて旦那だけでも協力してもらいたい、この辛さを分かってほしい!と思いますが、実は傷口に塩を塗るだけの存在であるケースも多いようです。

「給料が同じになったら同じだけの家事をしてやるよ」前出のA子さんが旦那から言われて最もカチンときた言葉だそうです。家事労働は、家族がやればお金の発生しない作業です。しかし、他人に頼んだら「タダ」という訳にはいきません。掃除も洗濯も食事の支度も片付けも買い物も、誰かがやらなくてはなりませんし、そこを滞りなく回している人がいるから家族は日常生活が「普通に」過ごせるのです。その「普通」は、当たり前ではありません。

ワーママ1人で家事を抱え込む必要はありません。自分の手を動かさないために、どう旦那の協力を取り付けましょう。そのためには「戦略」が必要です。相手が「うん」と言わざるを得ないような誘導尋問をして、協力を取り付けて、手のひらで旦那を転がしましょう。

アラフィフのワーママはご存じのとおり、子供が大きくなると今度はママが放っておかれるようになります。中学生や高校生で部活や塾が忙しくなると、仕事から帰っても家に「誰もいない」ということになります。子供が親離れをすることで「空の巣症候群」にならないよう、自分の仕事も大事にしたいですね。

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