今年は引きこもるお盆休み⁈計画倒れにならないシンプル休暇とは

LIMO / 2020年8月11日 20時15分

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今年は引きこもるお盆休み⁈計画倒れにならないシンプル休暇とは

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響がいまだ続く中、今年もお盆シーズンが到来しました。

2020年8月2日の朝日新聞デジタル「#ニュース4U(https://www.asahi.com/articles/ASN8153DGN7QPTIL021.html)」によると、「この夏に旅行や帰省を考えているか」という質問に対し、「いいえ」と答えた人は全体の66%。

また、「迷っている」と答えた人も20%にのぼり、ほとんどの人が遠出をしないお盆休みを予定しているようです。

緊急事態宣言のときの経験をもとに

それでは、うだるような暑さのお盆休み、みなさんはいったいどのように過ごす予定なのでしょうか。今年は春の緊急事態宣言の際にかなりの人が長期間自宅で過ごしました。その際「普段できないことを家でしてみよう!」と新しいことに挑戦した人もたくさんいたようです。ただ、「意気込んだけれど実際はうまくいかなかった・使わなかった」ものもたくさんあるようです。

・「休校中、子供とクッキングを極めよう!とホームベーカリーを購入しました。最初は喜んで付き合ってくれた子供たちでしたが、飽きるのも早く3回目にはすでに私一人の作業に。そしてパン用に買った強力粉が在庫として残り…。今回も家庭科のネタにでもならないかと子供に声をかけましたが、『スーパーが開いてるんだから買えばいいじゃん』なんて言われてしまい、場所をとるホームベーカリーだけが残っている状態に。もうあきらめて材料は購入しないつもりです」

・「緊急事態宣言のときは子供の学習がどうなるか不安で、教育系の会社から出された無料のプリントを片っ端から印刷しました。でも、学校から休校中にやるべき課題が出されると、子供はそちらで手一杯に。『せっかく印刷したんだからやってみない?』と声をかけましたが、課題の量がそこそこあったようでそんな余裕はないと断られ、大量のプリントが空しく残りました」

子供を退屈させてはいけない、なにか経験させてあげたいという気持ちがはやり、空回りしてしまった親御さんも多かったようです。今回、例年より短い夏休みは一学期が短かった分宿題なども多く出されることでとてもプラスアルファまで手が回らない子供もいるかもしれません。結果、親が思うほど暇を持て余さず過ごすことになる可能性も十分ありえます。

形から入ると後悔することも

また、先ほどのホームベーカリーのように「意気込んで形から入った結果、家の中を圧迫する存在だけ残った」という人も。具体的には筋トレ用の健康器具やマット、新しい資格に向けた参考書やダイエットサプリなど、「普段やらないことを時間があるときにやろう」と意気込んだもののなかなか続かないことはよくある話です。緊急事態宣言が解除された際に「時間がなくてやれないことは時間があってもやらないことがわかった」といったつぶやきがみられたように、多くの人がその事実を実感したようです。

最近流行りのミニマリストを目指すのであれば「本当に今後生活に必要なものか」という視点を持ちながらネットサーフィンをしたり、一式そろえる前にお試し版や代用品で一度試してみてから本格的に始めてみるなど工夫する必要があるのかもしれません。

巣ごもり休暇はどう過ごす?

それでは、今年のお盆休みはみなさんどのような楽しみ方を計画しているのでしょうか。

・「例年悩んでいた大きめのビニールプールを購入しました。感染を恐れながら無理やりプールにいくより、家で思いっきり好きな時に好きなだけプール遊びをさせてあげるつもりです。ちょっと片付けが面倒な気はしますが、毎年海やプールにいっていた代わりと思って頑張ります」

・「ステイホーム中にゲームのソフトを1本買いました。資格試験のテキストなども買ったのですが、結局やったのはゲームだけ。集中してやっていると一日があっという間に過ぎるので、今回も厳選した1本を購入したらあっという間のお盆休みだと思います」

あれもこれもと考えがちですが、1点お気に入りのものを購入すればそれで満足した、という人は意外と多いようです。

また、例年のように宿泊を伴う旅行や帰省をしない人に人気となりそうなのが、ちょっと遠出の日帰り旅行だといいます。株式会社ホンダアクセスがおこなった「家族での長距離ドライブに関する調査 2020(https://www.honda.co.jp/ACCESS/press/2020/pdf/hac2020080502.pdf)」(家族で長距離ドライブをしたことがある 20 歳~59 歳のドライバー1,000 人に調査)によると、今年、家族で長距離ドライブにかけていいと思える金額は14153円でした。昨年の結果9799円を4354円も上回っており、このことは大規模な旅行などのかわりにプチ贅沢をする予定の人が増えていると考えられるのではないでしょうか。

今年は欲張らないでシンプルに過ごしてみては

大人のお盆休みが到来する季節ですが、今年に限ってはつい最近ようやく夏休みに入ったという学生の話もたくさん耳にします。例年の40日以上ある夏休みに比べ、子供たちもお疲れの様子。また、大人も年明けからずっとイレギュラーなことばかり対応してきて、疲れがたまってきている時期だと思います。「思い出を作ってあげられないのはかわいそう」と考えてしまいがちですが、何かに集中して楽しんだ記憶というのはいつまでも残るものです。

「どこへ行った・何を食べた」も大切ですが、今年は命の大切さや他人への思いやりなどを改めて考えるいいチャンス。欲張らないでシンプルに過ごすことも、素敵な休日の過ごし方ではないでしょうか。

【参照】
朝日新聞デジタル「#ニュース4U(https://www.asahi.com/articles/ASN8153DGN7QPTIL021.html)」
株式会社ホンダアクセス「家族での長距離ドライブに関する調査 2020(https://www.honda.co.jp/ACCESS/press/2020/pdf/hac2020080502.pdf)」

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