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なぜ『GU』や『UNIQLO』は女子高生に人気?「カブっても恥ずかしくない」心理

LIMO / 2020年10月5日 11時45分

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なぜ『GU』や『UNIQLO』は女子高生に人気?「カブっても恥ずかしくない」心理

LINE(株)が運営しているスマートフォン専用のリサーチプラットフォームの「LINEリサーチ」で、女子高生が普段よく利用するファッションブランドについての調査(※)(http://research-platform.line.me/archives/35878683.html)をしていました。

これによると女子高生がよく買うブランドは、『GU(ジーユー)』や『UNIQLO(ユニクロ)』、『しまむら』、『Honeys(ハニーズ)』、『WEGO(ウィゴー)』がトップ5となっています。

筆者にも高校生の娘がいるので、この結果には納得です。まさに「そうそう、このブランド!」と思ってしまいました。娘に聞いても、「全く同じだね」と共感する部分も多いようで、なぜこのブランドが好きなのか改めて聞いてみました。

女子高生に人気のブランド。トップ5の理由

実際になぜこのようなブランドが人気なのか、高校生の立場で考えてみました。

ユニクロやジーユーは他の人と被っても恥ずかしくない

今回トップ5に入ったのは人気ブランドなので、同じ洋服を着ている人が多いと考えることもできます。ということは、「あ、同じ服…」となる、つまり「カブる」ことも多いのですが、その「カブり」が恥ずかしくないというのが特徴の1つです。

むしろ同じトップスでも着こなしの違い、ボトムとの組み合わせの違いを見て参考にすることさえあるそうです。

時々有名人とのコラボがある

少し前に娘とジーユーに行ったのですが、目的は好きなアーティストとジーユーとのコラボ商品があったからです。「ジーユーやユニクロはコラボがうまい」と高校生の娘は言っていました。

まさにそこでしか手に入らない物が売っているし、デザインも可愛いことが人気の秘密のようです。

値段が安いので、おねだりしやすい

高校生に人気のブランドは、お値段がお手頃です。特に1位になったジーユーは、5,000円あれば一通り揃えられるのではないでしょうか。

高校生はお小遣いも多くないので自分で買うには限界があり、親に買ってもらうことになるでしょう(我が家も同じです)。大人からすれば5,000円で揃えられるならいいかなと思えるので、おねだりのしやすさも人気の理由だと思います。

親から見たときの人気の秘密

親の立場で高校生に人気のブランドを考えてみると、「買って〜」と言われると、「ま、いっか」となる理由があることがわかります。

シンプルなデザインで合わせやすい。親が着てもおかしくない

女子高生と母親では体型がほぼ同じになることも少なくないので、洋服を親子で共有することもできそうです。しかもデザインがシンプルなので、親世代が着ても違和感がないのです。筆者も娘とボトムやTシャツを共有することもありますよ。

なんといっても「プチプラ」

親世代が気になるのは、やはり値段でしょう。これらのブランドは、大人世代からすれば比較的値段が安いので、買うにしてもハードルが低くなります。ただこの安さに慣れてしまうと、例えば「ジーユーの服が2,000円って、ちょっと高くない?」となってしまうので、この感覚には注意が必要かもしれません。

着なくなったら手放しやすい

洋服を買ったのはいいけれど、使わなくなった後でどうするのか?という問題があります。そのまま捨てることもできますが、なんだかもったいない。そんなときはフリマアプリで売ることを考えてみましょう。女子高生に人気のブランドは、フリマアプリでも比較的人気です。

ただ値段が安いので1点だと売りにくいことも。そのため「まとめ売り」がおすすめです。またユニクロやジーユーは店内にリサイクルボックスがあって、回収をしてくれています。洋服を無駄にしないためにも、このような仕組みを利用していくのもいいと思います。

ついついたくさん買ってしまって後悔しないために

プチプラで、カラーバリエーションも豊富、そしてコーディネートもしやすいとなるとついつい多めに買ってしまいがちです。親としては、衝動買いや「ついつい買い」はできるだけ避けたいのですが、筆者はネット通販を利用することも少なくありません。

ネット通販だと、購入のボタンを押す前に「本当に必要なのか」と冷静になれる瞬間があるのです。またいつでも買えるので、購入まで時間をおくこともできます。それが衝動買いを防いでくれるので、1日経ってからカートから出した洋服も結構あります。

ただ通販の場合は、5,000円以上の買い物で送料無料など条件がつく場合もあります。このときには「送料500円」と「送料無料にするために無理に買う洋服」を天秤にかけてみます。そうすると送料500円の方が安いと思えてきます。送料に惑わされないことも大切というわけです。

女子高生に人気のブランドは、お手頃価格でコーディネートもしやすいなど、その理由をいわれれば、大人でも納得ができてしまうでしょう。もちろん無制限に買えるわけではないので、予算を決めてお小遣いからも少し出してもらうなど、お金の管理をさせることも大切だと筆者は思っています。決められた金額の中で、どう組み合わせるのか、いかにおしゃれに見せるのか、それを考えるのも人気ブランドの醍醐味なのかもしれませんね。

参考

(※)「LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査」(http://research-platform.line.me/archives/35878683.html)LINEリサーチ
調査対象:15~18歳の女子高校生
実施時期:2020年8月14日~16日
有効回収数:1,048サンプル

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