「コメダ珈琲」のコメダHD、既存店・全店売上高が今期初のプラス成長に(2020年9月)
LIMO / 2020年10月19日 12時0分
「コメダ珈琲」のコメダHD、既存店・全店売上高が今期初のプラス成長に(2020年9月)
注目小売店月次実績シリーズ
シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回はコーヒーチェーン店「コメダ珈琲」を運営するコメダHD(3543)の2020年9月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。
直近の月次実績
2020年10月9日に更新された、コメダHDの2020年9月既存店売上高は、対前年同月比101.0%のプラス成長となりました。なお、同社の客数・客単価の内訳は開示されていません。
また全店売上高も104.1%と、既存店・全店ともにプラス成長となりました。
今期の既存店売上高の振り返り
では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は2月決算)。
既存店については、前期はマイナス月が7月(98.7%)のみであり堅調な推移を見せました。しかし新型コロナウイルス問題の影響から、今期は対前年同月比で3月90.5%、4月53.1%、5月71.3%、6月85.5%、7月89.9%、8月92.5%、9月101.0%の推移です。3月から6カ月マイナス成長となったものの、9月はプラス成長を回復しました。
全店売上高は、前期全ての月でプラス成長。しかし今期は3月94.5%、4月55.2%、5月73.6%、6月88.3%、7月93.1%、8月95.9%、9月104.1%となり、既存店同様の推移を見せています。
過去1年の株価動向
最後に同社の株価動向を見ていきましょう。
2019年の同社の株価は、概ね1,950円~2,150円間のレンジ相場が続きましたが、2020年1月にレンジ上限の2,150円を突破し2,296円に到達しました。しかし反落し2月後半からの株式市場全体の下落もあり、4月6日に1,316円まで下落しています。その後は反発し、直近は1,800円台~1,900円台で取引されています。
新型コロナウイルス問題を受け、既存店・全店ともに今期は6カ月間マイナス成長が続きましたが、下期はプラス成長からのスタートとなりました。今後プラス成長を維持できるのかが注目されます。
参考資料:2021年2月期下期 FC向け卸売売上前年比・総店舗数(https://ssl4.eir-parts.net/doc/3543/ir_material3/149301/00.pdf)、2021年2月期上期 FC向け卸売売上前年比・総店舗数(https://ssl4.eir-parts.net/doc/3543/ir_material3/147421/00.pdf)
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