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「貯蓄2,000万円世帯」と「貯蓄ゼロ世帯」は何が違う?「家計管理」で異なる3点とは

LIMO / 2020年11月26日 18時45分

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「貯蓄2,000万円世帯」と「貯蓄ゼロ世帯」は何が違う?「家計管理」で異なる3点とは

アラフォー世代はそろそろ老後資金を意識したり、子どもがいれば進学などで学費がかかる世代ではないでしょうか。そのためお金に関して真剣に考えて、貯蓄にも取り組んでいるかもしれませんね。実際のところ、アラフォー世代の貯蓄額はどのくらいなのか。㈱オールアバウトが行った「withコロナ時代のマネーに関する不安の調査」(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000083.000001207.html)から紐解いていきましょう。

二極化するアラフォー家庭の貯蓄額

総合情報サイト「All About」を運営する㈱オールアバウトが小学校4〜6年生の子どもを持つアラフォー世代の親426人に対し、「withコロナ時代のマネーに関する不安の調査」を行いました。この中で貯蓄額(貯金額や保険や株式・投資信託なども合わせた「金融資産保有額」も合算した貯蓄額)について質問をしたところ、「100万円未満」と「2,000万円以上」の二極化の構図が浮かび上がりました。具体的な数字は以下です。

貯蓄はない:7.3%

100万円未満:9.2%

(「貯蓄はない」と「100万円未満」の)合計で16.5%

2,000万円以上:13.6%

(/mwimgs/6/d/-/img_6d9e9d202f8a9c593216f0534c04d620134529.jpg)

拡大する(/mwimgs/6/d/-/img_6d9e9d202f8a9c593216f0534c04d620134529.jpg)

アラフォー世帯の貯蓄額について(出典:㈱オールアバウトの調査より)

年収が高いから貯蓄ができるわけでもない

貯蓄が2,000万円以上ある家庭は、もともと年収が高いのでは?と思われがちですが、実際のところどうなのでしょうか。貯蓄2,000万円以上の家庭の年収を見ると1,000~1,200万円世帯が全体の約24%を占めてはいますが、一方で400~800万円未満世帯が約26%となっているのです。

年収が高いから貯蓄額も高いわけではないことが見て取れます。

貯蓄2,000万円家庭と貯蓄ゼロ円家庭で何が違う?

貯蓄2,000万円と貯蓄ゼロ円で二極化するアラフォー家庭。これだけの差が出るには何かしらの原因があるのでしょう。それを探るべく貯蓄2,000万円世帯がしていて、ゼロ円世帯があまりしていないことを調査結果から見ていきます。(2つの世帯での実施率を比較して差をポイントで表記)

出費にメリハリをつける

最も差が出たのが「出費のメリハリ」です。お金を使うべきところと抑えるべきところをしっかり見極めているのが、貯蓄2,000万円世帯の特徴の1つでしょう。例えば子どもの教育費にはお金を使うなど、どこにお金を使うのか、その線引きを夫婦で話し合って決めているのかもしれません。

貯蓄2,000万円世帯の実施率:79.3%

貯蓄ゼロ円世帯の実施率:12.9%

この差:66ポイント

今後の大きな支出をある程度把握する

住宅購入や子どもの進学に関わるお金など、家庭において大きな支出も出てくるでしょう。その時期や金額をある程度把握しているかどうかも、貯蓄2,000万円と貯蓄ゼロ円世帯の違いです。今後の大きな支出を把握していれば、毎月いくら貯めればいいのかもわかるので、マネープランが立てやすくなりそうです。

貯蓄2,000万円世帯の実施率:86.2%

貯蓄ゼロ円世帯の実施率:29.0%

この差:57ポイント

毎月確実に貯めていく

2,000万円を短期間で貯めるのは簡単なことではないでしょうから、ある程度長期的な考えを持ってコツコツ貯めていることが多いのではないでしょうか。積立などを利用すれば、毎月自動的にお金を貯められます。そのような仕組みを積極的に活用しているかどうかも、貯蓄額に大きな差をうむ要因になりえるのでしょう。

貯蓄2,000万円世帯の実施率:70.7%

貯蓄ゼロ円世帯の実施率:16.1%

この差:55ポイント

貯蓄ゼロ円世帯、まずは真似から入ってみては?

貯蓄2,000万円世帯と貯蓄ゼロ円世帯では、実際にしていること、意識していることに違いがあることがわかりました。貯蓄額の差を埋めるための方法の1つとして、まずは貯蓄2,000万円世帯がしていることをマネしてみてはどうでしょう。今回紹介した3つのことのうち1つでもまずはやってみる。このことが貯蓄2,000万円への道につながるかもしれません。

【参考】

「withコロナ時代のマネーに関する不安の調査」(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000083.000001207.html) ㈱オールアバウト

・対象エリア :一都三県(東京、神奈川県、千葉、埼玉)
・対象者条件 :小学校4〜6年生の子を持つ35~49歳
・サンプル数 :計426名(男性:214名、女性212名)
・調査手法  :インターネット調査
・調査期間  :2020年9月15日~9月18日

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