「ねえ、聞いて！」飼い主の耳元で何かを訴え続けるチンチラベビー【チンチライフ75話】

【マンガ記事】チンチライフ！

「チンチラ」というモフモフな生き物をご存知ですか？猫でもうさぎでもない「チンチラ」は、近年日本でもペットとして人気のあるネズミの仲間です。

祭さんに何かを訴えたいチンチラベビーのあみだちゃん。肩によじ登っては祭さんの耳元に何やらぼそぼそ…。しかし、祭さんにはあみだちゃんが何を言っているのかさっぱりわからず…？

チンチライフの第75話です。

第75話：チンチラのささやき

 

 

 

 

 

 

 

漫画家の祭さんは、おみくじちゃんとあみだちゃんというチンチラの母子、そしてデグーの棟梁ちゃんと一緒に生活しています。祭さんの家で生まれたチンチラベビーのあみだちゃん。彼が祭さんに何かを訴えたいときに、必ずとる行動があります。…それは、耳元でのささやき。

ある日のお散歩の時間のこと。祭さんの肩によじ登ったあみだちゃんは、耳元で何やらぼそぼそしはじめました。時々、「キュゥ」とか「ピュゥ」とか強弱つけつつ、延々と何かを語りかけてきます。…が、祭さんには、あみだちゃんが何を言っているのかさっぱり。

「何か用ですかね。」という祭さんの問いかけにも、わかりやすくアクションをするとか、別のアプローチを試みるとかそういうのは全くなし。ひたすらぼそぼそ耳元でささやき続けるあみだちゃん。

さすがに耳元がくすぐったくなってきた祭さんは、「あーはいはい。わかった、わかった。何言ってるかはわかんないけど、はい降りて！」と言うと、肩の上のあみだちゃんを抱え上げ、床の上に降ろしました。すると、あみだちゃん。最初は、ちょっと考え込むような仕草をしたかと思うと、次の瞬間、むっとした表情になりしっぽをピーン！…どうやら、今の祭さんの態度に不満がある様子。

再び祭さんの肩によじ登ってくると、今まで以上に強弱つけて、耳元で何かをささやき始めました。今の対応に対するクレームも含まれているのか、さらに強い語気（？）になっています。しまいには「も～だから何なの～？私は日本語しかわからないのよ～」と嘆いてしまう祭さん。

「彼が人間のつもりなのか、はたまた私をチンチラだと思っているのか…。とにもかくにも、あみだにとって、私は『同種の生き物』のようです。」と苦笑いしながら、それでもあみだちゃんが可愛くて仕方のない、飼い主の祭さんなのでした。

チンチライフ、次回もどうぞお楽しみに。

【マンガ記事】チンチライフ！

チンチラさんたちと、飼い主の漫画家・祭さんが織りなす、ドタバタな毎日。チンチラって何？という方から、チンチラの飼い主さんまで、初めて情報からディープなチンチラ情報まで、楽しくお伝えしていきます。

つづきを読む

第75話　チンチラのささやき2（https://limo.media/articles/-/20561）

前回のお話

第74話　ドキドキのお散歩タイム（https://limo.media/articles/-/20329）

チンチライフをもっと読みたい方はこちらも

チンチライフ！まとめ ～過去の全話をイッキ見！～（https://limo.media/articles/-/16821）