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夫の不倫も暴言も「妻であるあなたが悪い」…その言葉に”洗脳”されないで!

LIMO / 2020年11月25日 10時0分

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夫の不倫も暴言も「妻であるあなたが悪い」…その言葉に”洗脳”されないで!

男尊女卑が最も残っている場所、それは家庭ではないでしょうか。女性は仕事も家事も育児もするという風潮に疲れ切っていたり、モヤモヤを抱えながらすべて背負い込む女性も少なくありません。

それは、夫の問題であっても妻が責められる、という点でも変わりありません。夫の不倫や暴言に悩んで相談しても、「妻であるあなたが悪い」と言われることもあるのです。

夫からも義両親からも「あなたが悪い」

自分の不倫を「お前のせいだ」と責任転嫁をする男性も少なくありません。友人は不倫した夫を問い詰めると、「子どもを産んでから体型が崩れた」「化粧もしないしいつも同じ服を着ている」と逆に責められたそうです。

その後も「飯がマズイから浮気した」「家に帰ってもつまらない」といわれ、段々と不倫は自分のせいかと落ち込むように。

義両親に相談するも「子どもができて構ってもらえなくて寂しかったのね」と息子を許しており、「もう少しオシャレをしたり、息子を構ってあげたら?」と妻に努力を求めてきました。

不倫行為に及んだのは夫であり、育児中に女性がオシャレをする余裕をもつためには周囲の協力が必要です。すべて抱え込んで彼女は苦しみましたが、友人たちから「それはおかしい」と指摘され、離婚を決意しました。

別の友人は、転職してから夫の暴言が増えたといいます。

仕事から帰ってきた夫には無視をされ、休日になると「誰のせいで飯が食えていると思うんだ」という言葉が。自分も働いているといえば「女のくせに」「大した仕事じゃない」とけなされる日々。

仕事で昇進したことを伝えると、また無視が始まり、数々の暴言が出てきます。それを義母に相談すると、「あら~それくらいのこと気にしちゃうのね」とバッサリ。

気にするあなたが悪いと言われ、受け流せない性格でもあるので反省。しかし他にも問題が出たため、離婚を決意することになりました。

家庭という場では客観性が失われがち

上記のケースでは、不倫も暴言も夫の行動です。しかし「夫の問題は妻のせい」という古い価値観が日本にはいまだに残っています。

女性側としても、初めは「自分のせいではない」と分かっています。ただ結婚して数年のうちは夫婦になって日も浅く、夫婦関係に今一つ自信がありません。夫に、そして義両親にまで言われると、「自分が悪いのかな?」と迷ってしまうのです。

たとえば「子どもを産んでから体型が崩れた」「気にする性格だから」といった指摘には、「確かにそうかもしれない」と思ってしまう女性もいるでしょう。

「飯がマズイ」「服がいつもと同じ」という指摘も、女性ならば「自分の努力が足りないのでは」と罪悪感を感じやすい内容だといえます。

それらの指摘が不倫や暴言に直結するわけではないのですが、家庭内では客観性が失われ、特に真面目で責任感が強い女性ほど「だから私が悪い。もっと努力しなければ」と思ってしまうのが問題でしょう。

友人、第三者に相談してバッサリと判断してもらう

令和とはいえ、昭和の価値観を持った義父母に育てられた夫も多い今の時代。「あれ?おかしい」と少しでも違和感を持ったら、友人や第三者など「家族以外に」相談しましょう。

直接相談しづらい場合は、「友人の話なんだけど…」と友人のこととして話してみるといいかもしれません。相談された側が、どちらが悪いと断定しないことも多いですが、どう思うかについてはよく聞いておきましょう。

大切なのは、夫婦関係で少しでもおかしいと思える点は見逃さないこと。夫婦は毎日一緒に過ごす相手だからこそ、「少しの違和感」を見逃しては、やがて大きな問題につながりやすいのです。

客観性を少しでも多く取り入れることが、夫婦間トラブルでは大切だと言えるでしょう。

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