回転ずしのスシローGHD、既存店売上高が対前年同月比マイナス成長に(2020年11月)
LIMO / 2020年12月8日 13時0分
回転ずしのスシローGHD、既存店売上高が対前年同月比マイナス成長に(2020年11月)
注目小売店月次実績シリーズ
シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は回転寿司チェーン店「スシロー」を運営するスシローグローバルHD(3563)の2020年11月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。
直近の月次実績
2020年12月2日に更新されたスシローグローバルHDの2020年11月既存店売上高は、対前年同月比94.7%。内訳は客数91.2%、客単価103.9%となり、客単価のプラスで客数のマイナスをカバーできずにマイナス成長となりました。
一方、全店売上高は100.0%で横ばいの水準となっています。
今期の既存店売上高の振り返り
では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は9月決算)。
前期の既存店売上高は、プラス成長5カ月・マイナス成長7カ月という結果に終わりました。今期に入り10月は対前年同月比104.3%でプラス成長になりましたが、11月は94.7%とマイナス成長に転じています。
全店売上高も概ね既存店同様の推移を見せています。今期は10月109.7%、11月100.0%の推移で、マイナス成長への転落には至りませんでした。
過去1年の株価動向
最後に同社の株価動向を見ていきましょう。
同社の株価は2019年6月の1,498円を底に上昇し、2020年1月には2,578円まで上昇しました。その後は反落し、2月後半からの株式市場全体の下落もあり、4月6日には1,250円まで下落しています。
しかし反発して7月は2,600円台に到達。その後も緩やかな上昇が続き、10月9日には高値3,010円まで上昇しました。11月はさらに上昇し一時3,500円を回復しましたが、現在は3,200円前後での取引が続いています(なお、2020年3月31日に1→4株の株式分割を実施)。
今期は10月が対前年同月比プラス成長でスタートしたものの、11月は既存店売上がマイナス成長に転じました。12月に再びプラス成長に戻すことができるのかが注目されます。
参考資料:スシロー全店及び既存店前年同月対比実績(2021年9月期)(http://www.sushiroglobalholdings.com/financial/highlight/monthly/)
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