ワークマンの新スーツ登場で青山商事が大幅下落! 日経平均株価は4日ぶり反発
LIMO / 2020年12月24日 8時0分
ワークマンの新スーツ登場で青山商事が大幅下落! 日経平均株価は4日ぶり反発
【東京株式市場】 2020年12月23日
株式市場の振り返り-日経平均株価は4日ぶり反発、模様眺めムードで約2カ月ぶりの薄商い
2020年12月23日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)
日経平均株価 26,524円(+88円、+0.3%) 4日ぶり反発
TOPIX 1,765.2(+4.0、+0.2%) 3日ぶり反発
東証マザーズ株価指数 1,152.7(+23.8、+2.1%) 3日ぶり大幅反発
東証1部上場銘柄の概況
値上がり銘柄数:1,158、値下がり銘柄数:942、変わらず:87
値上がり業種数:15、値下がり業種数:18
年初来高値更新銘柄数:15、年初来安値更新銘柄数:25
東証1部の出来高は9億9,101万株、売買代金は1兆8,106億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。
英国で新型コロナウイルスの変異種が発見され、それが広がっていることで模様眺めムードが強まりました。売買代金は2兆円を割り込む薄商いで、10月26日以来の低水準となっています。
そのような中、日経平均株価は膠着感が強い展開となりましたが、最後は4日ぶりの反発で引けました。取引時間中の高値は26,585円(+149円)、安値は26,414円(▲22円)となり、値幅(高値と安値の差)は約171円となっています。
なお、TOPIXも同じような値動きで3日ぶりの反発となりました。
東証マザーズ株価指数は3日ぶり反発、IPO銘柄の取引増加で売買代金は連日の2,000億円超
東証マザーズの出来高は1億1,084万株、売買代金は2,226億円となり、いずれも前日より減少しました。
減少にはなりましたが、IPO銘柄の売買と利益確定売りによる取引が膨らんだ結果、売買代金は169日連続で1,000億円を超え、連日で2,000億円を上回っています。
また、株価指数も+2%超高の大幅上昇で3日ぶりに反発しました。しかしながら、力強い反発ではなく、終値の1,200ポイント回復はまだ遠い状況にあります。
変動価格制を導入するオリエンタルランドが大幅高、三菱UFJフィナンシャル・グループは続落
日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄
中外製薬(4519)
東京エレクトロン(8035)
エムスリー(2413)
ハイテク株で半導体関連の一角が引き続き買われ、東京エレクトロン、アドバンテスト(6857)、ルネサスエレクトロニクス(6723)、SUMCO(3436)が大きく値を上げました。
また、機械株も買われ、安川電機(6506)が+4%高に迫る大幅上昇となり、ディスコ(6146)、キーエンス(6861)、SMC(6273)などの値嵩株も堅調に推移しています。
その他では、前日に2021年3月から入園チケットの変動価格制度(混雑が見込まれる時期や週末・祝日にチケットの価格を引き上げる)の導入を発表したオリエンタルランド(4661)が、今後の増収期待から一時+3%高に迫る大幅上昇となったことが目を引きました。
日経平均株価の下落に寄与した下位3銘柄
ソフトバンクグループ(9984)
ホンダ(7267)
スズキ(7269)
前日、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)の傘下にある三菱UFJ銀行の新頭取に、大和田常務ではなく半沢常務が抜擢される人事の観測報道が流れました。ネットで大きな話題になりましたが、それで株価低迷から脱するはずもなく、この日も続落となっています。
また、「政府は2030年代半ばまでに新車販売を電動車にする目標について、軽自動車も全て対象に含める」という観測報道を受け、大幅なコストアップ要因になる軽自動車の生産を手掛ける自動車メーカーが売られ、スズキ、日産自動車(7201)、三菱自動車(7211)、ホンダなどがいずれも大幅下落となっています。
その他では、この3年間で国内有数のファッションブランドへ大ブレイクしたワークマン(7564)が、2021年2月に撥水加工を施した新開発のビジネススーツを発売することが判明(注:会社側の正式リリースは出ていないが、各種報道で広報担当者のコメントが既出)。
しかも、価格はジャケットが2,900円、パンツが1,900円(想定価格、税込)の低価格ということで、手強い競合が現れた形となる青山商事(8219)とAOKIホールディングス(8214)が連日売られており、この日も▲3%弱安の大幅下落となったことが目を引きました。
また、ZOZO(3092)も軟調に推移して引けました。なお、ワークマンの株価は大幅反発となっています。
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