2020年みんなの「マネー満足度」はどうだった？2021年はどう？

新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の影響を受けて、不安な日々を送った2020年。健康だけではなく、お金の面でも心配があったことでしょう。PGF生命保険㈱が行なった「人生の満足度に関する調査2020（https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000034778.html）」でもマネーの満足度についての調査結果が出ています。

貯金や支出、資産運用の満足度は？

PGF生命保険㈱は2015年から毎年「人生の満足度に関する調査」を行い、今年で6年目となりました。これまでにないCOVID-19の感染もあり、2020年は特別な年になったのではないでしょうか。そんな2020年において、マネー（貯金・支出・資産運用など）についての総合的な満足度を聞いたところ、「満足している（計）」（「非常に満足している」と「やや満足している」の合計）は19.8%、「満足していない（計）」（「あまり満足していない」と「全く満足していない」の合計）は50.1%となりました（単一回答）。

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マネー（貯金・支出・資産運用など）についての総合的な満足度について（出典：PGF生命調べ）

これを年代別に見てみると、「満足している」の割合が最も多くなったのが60代・70代で25.5%、逆に最も低くなったのは40代で15.0%との結果が出ています。

毎月の収入額・貯蓄額、お小遣いも満足していない

毎月の収入額について質問をすると「満足している（計）」は25.4%、「満足していない（計）」は47.6%となりました。また毎月の貯蓄額に関しても「満足している（計）」は20.7%、「満足していない（計）」が53.6%となっています。収入と貯蓄額の両方で「満足していない（計）」の方が多いことがわかりました。

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毎月自由に使える金額についての満足度（出典：PGF生命調べ）

さらに毎月自由に使えるお金に関してはどうでしょうか。「満足している（計）」は28.3%で、「満足していない（計）」は41.5%となりました。収入、貯蓄、お小遣いのいずれの項目も、満足していない人の方が多いようです。

老後への備えも不安でいっぱい?!

続いて老後の備えについても質問をしたところ、「満足している（計）」は14.9%となり、年代別で見ると40代が最も低く11.8%、最も高くなった60代・70代でも22.0%にとどまっています。一方で「満足していない（計）」は59.2%となり、満足と不満足で大きな開きがあることがわかりました。

心に刻む、前向きな言葉

最後に、回答者全員に人生を変えたドラマやアニメ・漫画のセリフについて質問をしました。ドラマに関しては「やられたらやり返す、倍返しだ！（『半沢直樹』の半沢直樹）」、漫画やアニメでは「あきらめたらそこで試合終了ですよ（『SLAM DUNK』の安西光義監督）」の言葉が1位となりました。まだまだ諦めてはいけない。そう背中を押してくれるような言葉が印象的だったようです。

まとめ

マネー全般への満足度は、2020年においては「満足しない」と回答した人の方が多い結果となりました。COVID-19の収束が見えないこともあるのでしょう。一方で2021年に向けて、力強い言葉が「人生を変えた言葉」として選ばれています。今後も不安を感じることもありますが、お金とは前向きに付き合っていきたいですね。

【参考】

「人生の満足度に関する調査2020（https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000034778.html）」　PGF生命調べ

調査対象：20～79歳の男女

有効サンプル数：2,000名

調査期間：2020年10月22日～10月24日の3日間

調査方法：インターネットリサーチ

調査協力会社：ネットエイジア㈱