日本KFCHD、売上高が対前年同月比110%台のプラス成長(2021年1月)
LIMO / 2021年2月7日 18時35分
日本KFCHD、売上高が対前年同月比110%台のプラス成長(2021年1月)
注目小売店月次実績シリーズ
シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は「ケンタッキーフライドチキン」を展開する日本KFCホールディングス(9873)の2021年1月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。
直近の月次実績
2021年2月1日に更新された、日本KFCホールディングスの2021年1月既存店売上高は、対前年同月比110.5%。内訳は客数101.9%、客単価108.5%です。
また全店売上高も110.9%で、既存店・全店ともに110%台のプラス成長となりました。
今期の既存店売上高の振り返り
では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は3月決算)。
前期の既存店は12カ月全ての月でプラス成長となりました。今期は新型コロナウイルス問題の影響がある中でも、マイナス成長は6月(対前年同月比99.0%)のみです。12月は対前年同月比100.8%まで下がりましたが、マイナスに転じることなく1月は110.5%まで回復しました。
全店売上高も前期は全ての月がプラス成長で、今期のマイナス成長は6月のみ(同98.0%)と、既存店同様の推移を見せています。
過去1年の株価動向
最後に同社の株価動向を見ていきましょう。
同社の株価は2019年12月の高値3,620円到達後に反落し、2020年3月には安値1,950円まで下落しました。その後反発したものの、6月30日の3,135円が戻り高値となった後は、2,500-3,000円前後の範囲でレンジを形成しています。2021年に入り、1月半ば以降は2,800円付近で取引されています。
コロナウイルス感染者数の再拡大を受けて、昨年末から再度苦戦する外食企業も多い中、同社は既存店・全店ともに対前年同月比でマイナス成長に転じることなく7カ月プラス成長を維持しています。今期このままプラス成長を維持できるかが注目されます。
参考資料
2020年度 月次情報(https://japan.kfc.co.jp/ir/info.html)(日本KFCホールディングス株式会社)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ケンタッキー、新アプリの「歴史的改悪」が占う未来 コロナ禍以降、業績は順調も「新たな課題」が
東洋経済オンライン / 2024年4月17日 17時30分
-
なぜ、セブンで149円の「パン」が売れているのか? 背景にある“切実”な事情とは
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月12日 6時30分
-
製造業で決算発表の先陣を切った安川電機、今後の日経平均どう読み解く?
トウシル / 2024年4月11日 7時30分
-
平均賃上げ率、2024年も「上昇」!日本株を押し上げる〈支援材料〉に【解説:三井住友DSアセットマネジメント・チーフマーケットストラテジスト】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年3月29日 14時30分
-
コンビニ2022年度売上高ランキング 最新決算前におさらい、総店舗数は減少も市場規模は拡大
ダイヤモンド・チェーンストア オンライン / 2024年3月27日 20時59分
ランキング
-
1東京円一時1ドル154円87銭、34年ぶり円安水準を更新…経団連会長「円安過ぎる」
読売新聞 / 2024年4月23日 20時39分
-
2いなば食品、大炎上でも「不買運動」が起きぬ理由 キリンはあれだけ盛り上がったが…どこに違いが?
東洋経済オンライン / 2024年4月23日 18時10分
-
3パナ、電動自転車発火の恐れ バッテリー14万個リコール
共同通信 / 2024年4月23日 18時32分
-
4【要注意】自宅に「エコキュートの無料点検をします」と突然の来訪! 悪徳業者の「詐欺」の場合もあるの? 正規業者との見分け方や注意点を解説
ファイナンシャルフィールド / 2024年4月22日 5時0分
-
5「配属ガチャ」対策を進める企業が、一度立ち止まって考えるべきコト
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月24日 8時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください