「ココイチ」の壱番屋、11カ月連続で売上高が対前年同月比マイナス成長(2021年1月)
LIMO / 2021年2月12日 11時35分
「ココイチ」の壱番屋、11カ月連続で売上高が対前年同月比マイナス成長(2021年1月)
注目小売店月次実績シリーズ
シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回はカレーチェーン店「CoCo壱番屋」を運営する壱番屋(7630)の2021年1月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。
直近の月次実績
2021年2月4日に更新された壱番屋の2021年1月既存店売上高は、対前年同月比84.2%。内訳は客数81.9%、客単価102.8%で、客単価のプラスで客数のマイナスをカバーできずマイナス成長となりました。
また全店売上高も83.6%と、既存店・全店ともに対前年同月比80%台のマイナス成長となっています。
今期の既存店売上高の振り返り
では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は2月決算)。
前期の既存店売上高は対前年同月比でプラス成長8カ月、マイナス成長4カ月となりました。今期は3月以降、11カ月全ての月でマイナス成長が続いています。下期は10月に対前年同月比96.2%まで回復を見せましたが、11月89.8%、12月91.0%、1月84.2%と後退しています。
全店売上高についても、前期・今期ともに既存店同様の推移を見せています。
過去1年の株価動向
最後に同社の株価動向を見ていきましょう。
同社の株価は2020年1月の高値6,130円が天井となっています。しかし3月に3,530円まで下落したものの反発して、9月には戻り高値5,820円まで回復しました。その後は若干下落して、2021年12月からは5,000~5,100円間の小動きの展開が続いています。
今期は新型コロナウイルス問題の影響から、既存店・全店売上高ともに期初の3月から11カ月続けて対前年同月比のマイナス成長となっています。今後どのタイミングでプラス成長を回復できるのかが注目されます。
参考資料
月次情報(2021年1月度)(https://ssl4.eir-parts.net/doc/7630/ir_material1/154012/00.pdf)(株式会社壱番屋)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
低価格が浸透!コスモス薬品、25年5月期上期決算は増収2ケタ増益
ダイヤモンド・チェーンストア オンライン / 2025年1月22日 21時5分
-
12月コンビニ既存店売上高は前年比1.2%減、13カ月ぶりのマイナス
ロイター / 2025年1月20日 17時52分
-
東京証券取引所・プライム市場の株価騰落率「トップ3」と「ワースト3」…値上がり率2位はみんな大好き「半導体関連銘柄」PER16.0倍と割安感強く、まだまだ“狙い目”か【昨日の株価】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2025年1月9日 5時15分
-
地場スーパー積極買収で好調!クスリのアオキ、25年5月期中間決算は増収大幅増益
ダイヤモンド・チェーンストア オンライン / 2025年1月8日 20時57分
-
セブン、売上高伸び率が低迷 物価高で高級路線あだ
共同通信 / 2024年12月30日 16時10分
ランキング
-
1「日銀利上げ後」の日本株をどうみればいいのか 2025年の日経平均高値と安値ゾーンを予想する
東洋経済オンライン / 2025年1月23日 10時0分
-
2主幹事の大和証券もCM見送り=「フジテレビ離れ」止まらず
時事通信 / 2025年1月22日 19時30分
-
3ソニー、ブルーレイやMDの生産終了へ「アニメ撮りだめしてるのに」「まだ作ってたんだ」「これも時代の流れ」ネット騒然
iza(イザ!) / 2025年1月23日 14時30分
-
440代「夫婦関係の壁」との軽やかな向き合い方 小さな違和感やズレが積み重なり壁になる前に
東洋経済オンライン / 2025年1月23日 14時0分
-
5フジ・メディア株「異常な出来高」に潜むシナリオ 堀江氏のニッポン放送買収騒動時を連想させる
東洋経済オンライン / 2025年1月23日 9時40分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください