1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

1000万円貯めた主婦が「2020年やめて節約につながった習慣」3選

LIMO / 2021年3月18日 19時25分

写真

1000万円貯めた主婦が「2020年やめて節約につながった習慣」3選

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による経済・家計への影響が大きかった2020年。暮らし方や働き方にも大きな変化が生まれましたが、なかでも収入減やボーナス減など、家計的に苦しい状況だった人も多かったのではないでしょうか。

十六総合研究所が2020年8月5日~7日に1,260名を対象に実施した「新型コロナウイルス禍における消費意識調査(http://16souken.co.jp/pdf/juroku_r%E7%B7%8F%E5%90%88ort20200930_03.pdf)」によると、昨年給付された10万円の特別定額給付金の多くは「貯蓄」「生活費の補填」に充てられたそう。先行きが不透明な不安感から、もしもの備えを厚くしたいという心理が働いているようです。

そんな今だからこそ、限られた収入からしっかり貯蓄をするための節約術を知っておきたいところ。今回は、1000万円を貯蓄した節約上手な主婦たちも実践する「2020年にやめて節約につながった習慣」をご紹介します。

「なんでも安い方を選ぶ」をやめる

節約しようとなると「とにかく安いものを」と、1円でも価格の低いものを選ぶことがいいと考えてしまいがちです。しかし、「なんでも安いものを選ぶ」だけでは節約につながりません。「安かろう悪かろう」による無駄買いはもちろん、「安いからいいか」という理由が浪費の原因となることもあるのです。

「我が家はお金がないから旅行には行けないし……と外食でプチ贅沢を味わっていましたが、近所のレストランでも月2~3回行けば出費が2万円以上になってしまうことも。外食の回数を減らしたことで年に1回旅行ができるようになり、貯蓄も増えました」(Mさん・36歳)

また、1年を通して毎月支出が同じとは限りません。子どもの進学や家族のお祝いなど、イベントによって一時的に支出が多くなることもあります。それらの支出を出し渋って安くすますことばかり考えるのではなく、そのための資金をあらかじめ準備しておき、年間・もしくは数年のスパンで収支がプラスになっていればよいのです。黒字は月単位ではなく、年単位で考えることが重要です。

「分割払い」をやめる

分割払いを選択すると月々の負担が少なくなるように感じられ、「家計管理がしやすくなる」と考えてしまいがち。とくに節約で月の出費を抑えようと考えていると、一時的であれ大きな出費は不安になってしまうものです。
しかし、それも前項の「なんでも安いものを選ぶ」と同様。分割払いを選べば、それだけ手数料がかかり最終的な出費は大きくなります。大切なのは月々の出費を抑えることではなく、年間を通したときに黒字になるようにバランスをとることです。

「以前は、月々の支払いが一定になると安心するので分割やリボをよく使っていました。手数料がかかると知っていましたが、それでも大きな金額が不安で。家計簿のほかにマネープランを作って将来のお金の予定を立て始めたら、大きな金額を払っても最終的にプラスになると分かって安心できるようになりました」(Eさん・38歳)

「いつもと同じ」出費は確かに安心するかもしれません。でも、安心を買うために損をしていたらもったいないですよね。マネープランなど将来の資金計画を立てておくと、大きな出費や支払い計画などが分かりやすくなり、安心感も生まれるはずですよ。

「細かい家計簿」をやめる

節約に取り組むため、きっちりと家計簿をつけている方も少なくないでしょう。しかし、「家計簿をつけること自体がストレス」「家計簿をつけているのに貯まらない」という声も多いものです。節約上手な主婦たちは、家計簿のつけ方を工夫しているといいます。

「家計簿はざっくりとしかつけません。大まかに食費・日用品・教育費などを分けて、パッと見でお金の流れが分かるようにしました。家計簿をつけるのが時短になるだけではなく、支出のクセが分かって節約にも取り組みやすくなります」(Sさん・35歳)

ノート1枚分などパッと見て分かる分量の家計簿なら、書くのもそこまで負担になりませんよね。同じように、年間の資金計画もまずはざっくりと書き出してみると取り組みやすいかもしれません。

目先のことではなく全体を俯瞰する

貯蓄をしっかりしている主婦たちは、目先の金額ではなく全体を俯瞰してお金を管理しているようです。あまり細かい節約ばかりに目を向けていると、生活が辛くなったり精神的に追い詰められたりしてしまうこともあります。使うべきところにはお金を使い、それでいてしっかり貯蓄をすることが大切なのですね。節約に取り組んでいるけれどなかなか結果が出ないと悩んでいるなら、日頃の習慣を今一度見直してみてもいいかもしれませんよ。

貯蓄とは

総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。

参考資料

十六総合研究所「新型コロナウイルス禍における消費意識調査(http://16souken.co.jp/pdf/juroku_r%E7%B7%8F%E5%90%88ort20200930_03.pdf)」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください