【ファミマ】“あの菓子”にそっくり！？オマージュか偶然か…ツイッターで話題のPB「か～るいチーズスナック」を食べてみた

LIMO / 2021年7月14日 12時15分

国内1万6637店舗（5月31日時点）を誇る、押しも押されもせぬ大手コンビニエンスストアチェーンの一角・ファミリーマート。菓子メーカー・東ハトと共同開発したプライベートブランド菓子「か～るいチーズスナック」（108円）が、“ある商品”を連想させるとツイッターで話題になっていました。

ある商品を連想させる…とのことなのですが、一体何の商品なんでしょう？勘の良い皆さんなら、商品名からなんとなく連想できるかもしれません。

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「か～るいチーズスナック」

「か～るい…」

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「カール…」

そう、麦わら帽子に口ひげがトレードマークの「カールおじさん」で有名な明治の菓子、「カール」です。

実はカール、販売規模の低迷により、2017年8月生産分をもって中部地域以東での発売を停止。公式サイトによれば、現在の販売は関西以西のみとのこと。カールの全国展開終了は当時SNSでもかなり話題になったので、覚えておられるかたも多いかもしれませんね。

そんなカールを彷彿とさせる菓子の登場に、ツイッターでは「つかぬことを伺いますが、以前どちらかでお会いしたことが…？」「これ関東でも買えるならなかなかエモいぞ」「何故か泣ける」「それにつけても、って感じしますね」と多くのコメントが寄せられていました。

中には「これのおかげでカールロスを軽症でしのいでます」なんていう人も。カールファンからも支持される「か～るいチーズスナック」、どんな味なんでしょう？1980年生まれ、カールおじさんのテレビCMと共に子供時代をすごしてきた筆者が実際に食べてみました。

サクサクした歯ごたえと濃厚なモッタリ感

パッケージをあけて中身を出してみました。この形…。なるほど。

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食べてみます。

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ううーむ！サクサクとした歯ごたえ、ふわりと香るチーズ、しばらく噛んでいると口の中を支配する濃厚なモッタリ感とほのかなしょっぱみ…。

正直、筆者も最後にカールを食べたのが何年も前になってしまうので、似ている、似ていないのジャッジはなんとも難しいのですが、とっても懐かしい気持ちになれたのは確かです。

「美味しい商品の開発」をスローガンに

ここ最近のファミマの状況について簡単に振り返ってみましょう。2020年11月12日をもって上場廃止となったファミリーマートですが、4月15日に公開された2021年2月期連結決算は営業収益4733億円で前年同期比8.5％の減。一方で事業利益は712億円で10.4%の増。親会社の所有者に帰属する当期損失は164億7700万円となり、営業利益は増益となったものの、当期純損失という結果となっていました。

パンデミックの影響もあり2020年は営業収益の減少に見舞われたファミマですが、2021年は「基本の徹底（3つの原則）」施策のひとつとして「美味しい商品の開発」をスローガンとし、再成長を狙うとのこと。

この商品、カールを意識したのか？それとも偶然か…。定かではありませんが、食べれば間違いなく感じる安定の美味しさ。2021年のスローガンの成果を、ぜひお近くのファミマで試してみてください。