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一人暮らしの生活費とお金のプロに聞く「貯まる」お金の使い方

LIMO / 2021年7月24日 19時35分

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一人暮らしの生活費とお金のプロに聞く「貯まる」お金の使い方

貯金や資産づくりを考える前に、そもそも何となくお金を使ってしまっているという人は少なくないと思います。

お金の使い方は学校の授業で教わるものではありませんし、周りの誰かに聞くというのもためらわれるものです。そこで今回は、金融機関で働く人たちが実践する「貯まる」お金の使い方について教えてもらいました。

一人暮らしの生活費はいくらくらい?

本題に入る前に、まず一人暮らしの生活費と標準的な賃金を見ていきましょう。総務省統計局の「家計調査 家計収支編 2021年1月〜3月期平均」によると、「単身世帯」の月当たりの消費支出平均は14万8542円(男性15万2490円、女性14万5111円)。また、年代別では以下の通りです。

~34歳:13万3208円(男性13万3644円、女性13万2620円)

35〜59歳:16万9775円(男性17万2708円、女性16万5147円)

60歳以上:14万3284円(男性14万5689円、女性14万2007円)

一方、厚生労働省の「令和2年 賃金構造基本統計調査」によると、 月額賃金の平均(額面)は以下のような結果になっています。

20~24歳:21万2000円(男性21万4600円、女性20万9200円)

25~29歳:24万4600円(男性25万2600円、女性23万3400円)

30~34歳:27万4400円(男性28万9200円、女性24万6800円)

35~39歳:30万5200円(男性32万8300円、女性25万8500円)

40~44歳:32万9800円(男性36万0700円、女性26万8300円)

45~49歳:34万7400円(男性38万7900円、女性27万1100円)

50〜54歳:36万8000円(男性41万9600円、女性27万4700円)

55〜59歳:36万8600円(男性42万0100円、女性27万1100円)

60~64歳:28万9300円(男性31万4300円、女性23万2000円)

ここから税金や健康保険料などを差し引くと、貯蓄にまわせる金額はそれほど多いとは言えません。となると、お金をどう使うかが、お金を貯められるかどうかの違いを生みそうですね。

お金のプロたちが実践する「貯まる」お金の使い方

では次に、金融機関に勤務する”お金のプロ”たちが実践するお金の使い方についてご紹介したいと思います。

「使いすぎ」は2週間以内にリカバリーする

都市銀行勤務20代のAさんは、使いすぎたと思ったらすぐにリカバリーすることを心がけていると言います。

「たまの外食でちょっとぜいたくしすぎたとか、ネットショッピングでつい衝動買いをしてしまったとか、お金を使いすぎた…というときは、その後2週間キッチリ引き締めてリカバリーする」とのこと。

Aさん曰く、2週間でリカバリーできないほどの使いすぎはNG、そういうものが欲しくなったらボーナスで購入する、と自分の中で決めていると言います。

「使いすぎを引きずってしまうと翌月の収支にも影響が出るし、引き締めて我慢する期間がずるずると延びて『もう貯金なんかいいや』と、モチベーションが下がってしまう。人間は長く我慢ができない生き物だからこそ、さくっとリカバリーすることが大事」と話してくれました。

お金の使い方に3つのルールを設ける

続いては信用金庫勤務の30代Bさんです。Bさんは、お金の使い方に3つのマイルールを設けているのだそうです。

「1つ目は、5,000円以上の買い物は月3回まで。2つ目は、飲み会の2次会には行かない。3つ目は、趣味には月1万円まで使える。この3つを徹底するだけで意外とお金が貯まるようになった」とのこと。

Bさんは金融機関勤務なのにお金が貯められないことが自分のコンプレックスでもあったと言います。

「仕事では一応お金のプロとして働いているのに、自分のお金はほぼ貯められていなかった。そういう自分が嫌で、とにかくお金の使い方を変えようと思って3つのルールを設けることにした」と言うBさん。

「それまでは、自分がどういう買い物をしているかなんて考えていなかった。けれども意識してみるとポンポン5,000円以上の買い物をしていることに気付いた。『別にお金使いすぎているつもりはないのに、なんでお金が貯まらないんだろう?』って思っていたけど、意識していないだけだった」と教えてくれました。

お店に行かない・ECサイト閲覧に制限をかける

証券会社勤務の30代Cさんは、無駄遣いしてしまいそうなお店には行かないようにしていると話します。

「20代の頃は買い物が好きで、見るだけって思っていてもつい何か買ってしまうクセが抜けなかった。見れば買いたくなるなら行くのをやめるしかないと、自分が無駄遣いしそうなお店には入らないようにした」と言います。

さらに「ネットショッピングも好きだったから、決まったサイトを閲覧する時間に制限を掛けることができるスマホの機能を利用して、ECサイトの閲覧は1日5分までに制限した」と続けるCさん。

「そうすると、迷う余地のない生活必需品は購入できるけれど、服とか靴、バッグなど迷うようなものは買えない」と話していました。こうしたちょっとした工夫でも無駄遣いを抑えることができるようです。

おわりに

今回は、金融機関に勤務する3人にお金の使い方について聞いてみました。いずれもすぐに実践できそうな内容だったのではないでしょうか。

人間の行動やそれまでの習慣を変えるのは簡単なことではないですが、一方でちょっとした工夫で変えられることもあります。まずは自分ができそうなことを試してみてはいかがでしょうか。

参考資料

家計調査 家計収支編 2021年1月〜3月期平均(https://www.stat.go.jp/data/kakei/2.html)(総務省統計局)

令和2年賃金構造基本統計調査 結果の概況(https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2020/)(厚生労働省)

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