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室内で楽しむ家庭菜園!上手に育てるポイント&おすすめ野菜3種

LIMO / 2021年10月10日 9時45分

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室内で楽しむ家庭菜園!上手に育てるポイント&おすすめ野菜3種

家庭菜園に挑戦したいけど「広い場所や畑がないからムリ」と、あきらめていませんか?

室内に鉢やプランターを置くスペースがあれば、気軽に始められるのがインドア家庭菜園。畑がなくとも、ある程度の日当たり、ひと鉢でも置けるスペースがあれば始めることができます。インテリアグリーンとして育てる楽しみもありますよ!

本日は自宅で家庭菜園を楽しむ筆者より、室内で家庭菜園を始めるためのポイントや室内で育てられる「おすすめ野菜」をご紹介します。

室内で家庭菜園を始めるためのチェックポイント

室内で家庭菜園を始めるとき、チェックすべきポイントがいくつかあります。インドアグリーンとしても楽しめるので、上手に育てたいものですね。さっそくチェックしていきましょう。

作物ごとの生育適温を調べる

作物にとって、気温は成長するための大切な要素。育てる前に必ず調べておきましょう。場合によっては、発芽しなかったり、うまく育たない可能性があります。

例えば、家庭菜園でも人気のハーブ類。バジルは15度以下になると成長がストップしますし、コリアンダーは25度以上になると発芽しにくくなります。

育てる野菜によって適切な日当たりや温度は変わってきますが、秋野菜の場合は、おおむね5~25度が目安です。野菜がうまく育つための環境を整えてあげるとよいでしょう。

日当たり・風通しを確保する

日当たりは良いに越したことはありませんが、午前か午後のどちらかだけでも半日以上日差しが入れば、葉もの野菜は育てることが可能です。

風通しの良さも重要なポイントです。風通しが悪いと病害虫が発生する原因にもなります。風通しが確保できない場合は、サーキュレーターなどを利用するのも一案です。

水受け皿やトレーを準備

水やりの際に心配なのは、鉢を置いた場所が濡れたりして傷んでしまうこと。

鉢やプランターに合ったサイズの水受け皿は必ず設置するようにしましょう。床などに水のシミができないよう、こまめに鉢の下を拭いたり、壁への泥はねがないかをチェックする習慣をつけておくといいですね。

最近は、室内で植物を育てる人も増えているので、鉢を置けるおしゃれなワゴンなども販売されています。直接、床や窓辺に置く必要がなく、見た目もおしゃれで移動も簡単です。

土の場合は害虫対策を

土で育てる場合は害虫の発生に気をつけましょう。特に害虫は土から発生することが多いので、土を使い回すことは避け、清潔な土を使うようにします。鉢皿に貯まった水も、こまめに捨てるようにしましょう。

発生してしまった虫を殺虫する効果はありませんが、匂いの強いハーブなどを近くに置くことで虫を寄せ付けない効果も期待できます。

室内で上手に育てる!おすすめ野菜3種

室内で育てられる、おすすめ野菜を3つ紹介します。

ミズナ

アブラナ科

原産地:地中海沿岸

生育適温:15~20℃

参考価格:300円前後(種)

ミズナはひんやりした涼しい環境で生育します。暑さは苦手で20~25度くらいになると生育が止まりますが、極寒・極暑期を除けば、ほぼ一年じゅう栽培できる野菜です。

秋から育てるミズナは美味。水と土さえあれば育つ野菜なので栽培がカンタン、園芸初心者にもおすすめの野菜です。

ミズナの植え付け
秋のミズナは9~10月に種から育てるのが一般的ですが、忙しい人や初心者は苗から育てるのが手軽でおすすめです。5センチ間隔で苗を植え付けましょう。

プランターの設置と管理
生育の良さだけでなく害虫を防ぐためにも、風通し・日当たりの良さを重視してプランターを設置します。ミズナは水を好む性質なので、乾燥には注意して管理してください。

ミズナの収穫
9月頃から育て始めたミズナは10月以降が収穫どき。ミズナは種まき、植え付けから約2ヶ月ほどで収穫できます。

ミズナは育ちすぎてしまうと葉が硬くなってしまうので、葉が柔らかいうちに収穫します。草丈が20センチ以上になったら収穫の目安。株もとを5~6センチほど残して切って収穫すれば、もう一度収穫することができます。

リーフレタス

キク科

原産地:地中海沿岸

生育適温:15~20℃

参考価格:300円前後(種)

使い勝手のよい葉物野菜のリーフレタス。室内で栽培すれば、思い立った時に新鮮なサラダが気軽に作れます。室内に置くと、とてもおしゃれです。

リーフレタスも種から育てるのが一般的ですが、初心者は苗からの栽培がおすすめです。

苗の植え付けと管理
苗の植え付けは9~10月が適期。15センチ以上の間隔を開けて苗を植え付けます。植え付け2週間後に、化成肥料を追肥しましょう。その後の追肥は、2週間に1回ほど化成肥料を施します。

プランターの設置と管理
苗を植え付けたプランターは15~20度が維持できる場所に設置しましょう。日当たりが良いと葉も大きく育ちます。

幼苗のうちは、苗に直接水が当たらないように水やりをします。量は多めにあげてください。草丈が8センチ以上になったら、土が乾いた時だけ水やりをしましょう。

リーフレタスの収穫
草丈が20~25センチ程度になった頃が収穫時期です。植え付けからおよそ1カ月で収穫できます。外葉を倒し、株もとに包丁を入れてカットします。

株ごと収穫しなくても、葉を少しずつ収穫する方法もあります。外側の葉を数枚かきとるように収穫します。そうすることで、その後も長く収穫が楽しめます。

パセリ・イタリアンパセリ

セリ科

原産地:地中海沿岸

生育適温:15~20℃

参考価格:100~300円程度(苗)

パセリも室内で栽培可能です。植えた姿もとてもおしゃれ。採れたてのパセリは刻んで食べると味も匂いも抜群です。

イタリアンパセリとは平葉のパセリのこと。飾りでよく見かける葉が縮れたパセリは変種。栽培方法は、ほぼ同じです。好みに応じて選ぶとよいでしょう。

苗の植え付けと管理
パセリは苗が出回っているので、苗からスタートしたほうが簡単です。苗の植え付けは9~10月が適期。

直径20~30センチの鉢に一株を植え付けます。根鉢は崩さず植え付けるようにし、水やりをします。乾燥は大敵です。水やりは欠かさずおこないましょう。

植え付け1ヶ月後に化成肥料を施します。その後の追肥は2週間に1回、同量の化成肥料をあげましょう。

プランターの設置と管理
15~20度が維持できる場所に設置します。日当たりが良く、風通しのよい場所を好みますが、温度が高すぎると生育が悪くなり枯れてしまう可能性があります。木漏れ日くらいの場所がよいでしょう。

パセリ/イタリアンパセリの収穫
本葉が13枚以上になったら、つけ根から切ります。葉が茂りすぎると蒸れるので、風通しをよくするために、こまめに収穫を繰り返します。葉をある程度残しておくと、株が弱らずに収穫を楽しむことができますよ。

まとめにかえて

ポイントを押さえれば、室内でも野菜を育てることは十分に可能です。

インテリアにグリーンを取り入れられるだけでなく、気軽に新鮮野菜を収穫できるのも室内家庭菜園のメリット。秋からの室内家庭菜園に、ぜひ挑戦してみて下さい。

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