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【家庭菜園】秋から育てるハーブ、初心者向けオススメ4選

LIMO / 2021年10月14日 9時15分

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【家庭菜園】秋から育てるハーブ、初心者向けオススメ4選

だんだんと寒くなってくる季節。秋冬は植物を育てにくい季節と考えがちですが、そうでもありません。

秋冬から育てる野菜もありますし、ハーブ類はとても丈夫な性質。種類によっては冬越しも可能です。鉢植えのハーブなら室内でも育てられて、一年を通して栽培を楽しめますね。

本日はガーデニング歴20年の著者から、秋から育てられる、初心者向けのおすすめハーブ4種を紹介します。

秋から育てるハーブ、初心者向けオススメ4選

10月からでも栽培をスタートできるハーブ苗をご紹介します。初心者の方でも育てやすいオススメの4選です。さっそく一緒にみていきましょう。

ミント

シソ科

多年草

草丈:20~90センチ

品種:スペアミント、クールミント、パイナップルミント、アップルミントなど

参考価格:200円前後(ポット苗)

秋はミント苗の種類が豊富
秋はミントの苗が多く出回る時期。今の時期はいろいろな種類の苗から、気に入った苗を購入することができます。苗だと手軽に植え付けできて初心者の方にもオススメ。苗はホームセンターなどで手に入れることができます。

ミントは種類によって葉の形や香りも異なります。見た目もキレイで観葉植物として育てることもできます。収穫したての葉はミントの香りが強く、ハーブティーやお風呂に入れて楽しむことも。

生育が旺盛なミント
基本的にハーブは生育が旺盛。地植えにすると根を伸ばしてどんどん成長します。ミントも同様で、鉢でもよく育ち半日陰でも大丈夫です。

環境が合えば、成長スピードも早くなります。購入するなら、まずは一株だけにして、大きくなったら株分けをして増やすのもいいですね。株分けの適期は3~4月です。

ミントの管理
寒さには強い性質ですが、外に置いておくと地上部だけ枯れる場合があります。根は生きていますので、ときどきお水をあげて様子をみてください。

室内なら基本的には一年中収穫が可能です。水やりは土が乾いたらたっぷりあげるようにしましょう。

チャイブ

シソ科

多年草

草丈:20~40センチ

参考価格:200円前後(ポット苗)

チャイブはアサツキの仲間
チャイブは別名、セイヨウアサツキともいい、日本のアサツキの仲間です。ネギよりも風味がマイルド。春には葉先にかわいい紫の花が咲きます。緑一色になりがちなハーブガーデンに彩りを加えることができます。

ネギのように刻んで洋風のスープに浮かべたり、バターに混ぜてハーブバターとして食べることができます。食卓が少しおしゃれになりそうですね。

手間がかからない
チャイブは生育が旺盛で、ほとんど手間がかかりません。ミントと同様、地植えにすると根を伸ばしてグングン育つので、鉢植えの方がコンパクトに育てられます。土も選びません。

日なたを好みますが、半日陰でもよく育ちます。冬の寒さには強いのですが、地上部は枯れてしまう場合があります。根は生きているので、凍るような寒い時期は保温をしてあげて様子をみましょう。

うまく冬越しできれば、春先には新しい芽が出てきます。

チャイブの株分け
チャイブは2~3年もすると株が大きくなり生育が悪くなります。大きくなった株は株分けをするようにしましょう。株分けの適期は9~10月です。

鉢から苗を抜き、かたまっている根をほぐします。長すぎる根はハサミで切っても大丈夫です。株の根本を持ちながら、引き離すように株を分けていきます。ひとつの束が5本程度が目安です。

今まで使用していた鉢より、ひと回り大きめの鉢を用意し、束を等間隔に植えていきます。植え付け後は水をあげてください。植え付け後は株にストレスを与えないように、2、3日ほど日陰で管理します。

ローズマリー

シソ科

常緑小低木

草丈:20~150センチ

参考価格:700円前後(鉢)、200円前後(ポット苗)

ローズマリーは「木」
鉢植えで大きく育ったものも販売されているローズマリー。独特の爽やかな香りがアロマオイルでも人気です。香りは強く、葉に触れただけでその香りがうつります。

ローズマリーは「常緑小低木」に分類される「木」です。しっかりとした茎がやがて木化し、大きく成長します。成長の仕方は種類によって異なり、垂直に伸びるタイプもあれば、横に広がるタイプなどもあります。

花の色、立ち姿や葉の茂り具合も品種によって異なるので、姿が気になる方は、ある程度成長した鉢植えのローズマリーを選んでもよいでしょう。植え替えの必要もなく管理がラクです。

虫除け効果も期待できる
ローズマリーの放つ強香は害虫の忌避効果があるといわれています。ローズマリー自体にも虫が寄ってくることはほとんどないので、害虫などによる病気の心配はほとんどありません。

基本的には乾燥気味に育てますが、水やりを忘れると、葉のツヤが悪くなり乾燥して葉を落とします。水のやりすぎにも注意が必要ですが、適度な水分は必要です。土が乾いたらたっぷりあげましょう。

ローズマリーの管理
寒さには強い性質ですが、種類にもよります。耐寒性が不明な場合は室内で育てても問題ありません。その際は陽当たりのよい場所で管理するようにします。

肥料がなくても十分育つくらい丈夫で、土も選びません。他のハーブと同じように環境が合えば、ぐんぐん成長しますので、根詰まりをおこしたら植え替えをするようにします。

根鉢をくずし、長すぎる根はハサミで切っても構いません。土を適度に落としたら、ひと回り大きな鉢に植え替えるだけのカンタン作業です。

パセリ

セリ科

2年草(半耐寒性)

草丈:10~30センチ程度

参考価格:200円前後(ポット苗)

秋はパセリの季節
種でも苗でも、秋から育てられるパセリ。種から育てる楽しみもありますが、初心者の方でもカンタンに植え付けられるポット苗。手軽に始めたい方は苗を選ぶとよいでしょう。

パセリには縮葉と平葉のパセリがありますが、平葉の方はイタリアンパセリといいます。添えものでよく見る濃緑の縮葉はイタリアンパセリの変種です。

基本的な育て方は同じですが、イタリアンパセリのほうが寒さに強い特徴があります。縮葉のパセリは、葉が込みあうと蒸れやすくなり、病気や虫が発生しやすくなるので注意が必要です。

縮れ葉のパセリは室内で育てれば、虫の心配も少なくてすみます。好みに応じて選ぶとよいでしょう。

深めの鉢に植える
太い根がまっすぐに伸びる性質なので、深さが20~30センチ、直径20~30センチの鉢に一株を目安に植えつけるようにします。根はなるべく崩さず、根が回っている場合でもそのまま植えましょう。

植え付け後は水をやり、2、3日は涼しい日陰において様子をみましょう。半日陰でも育ちますが、陽当たりが良い場所のほうが大きく育ちます。

真夏のような温度の高い状況は苦手で、生育が悪くなります。暑くなりすぎない、カーテン越し程度の陽当たりで管理するとよいでしょう。

パセリの管理
土が乾いたら、水をたっぷりとあげるようにします。植え付け時と生長期に肥料を施しましょう。

冬に咲いた花は葉が大きくならない原因になるので、花が咲いたら早めに摘んでおきます。

本葉が13枚以上になったら付け根からハサミで収穫します。蒸れを防止するためにもこまめに収穫しましょう。収穫しすぎると、葉が少なくなり生育に影響するので、株に10枚程度の葉が残るように収穫します。

まとめにかえて

これから寒くなる時期ですが、生育旺盛なハーブならおうちでも育てることができます。一年中収穫が可能なので、収穫したら、ぜひ料理に活用してみてください。

量はわずかかもしれませんが、食卓が豊かになります。

インドアグリーンとして栽培すれば、お部屋のアクセントにもなってオシャレ。苗から育てると手軽なので、ぜひチャレンジしてみてください。

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