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鉢植えで育つブルーベリー!おすすめ品種で収穫量アップ、選び方のポイント

LIMO / 2021年10月16日 19時45分

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鉢植えで育つブルーベリー!おすすめ品種で収穫量アップ、選び方のポイント

ブルーベリーは果樹の中でも育てやすく、初心者でもチャレンジしやい果実のひとつです。

無農薬でも十分育ち、生育が旺盛。収穫した実はジャムやお菓子に使ってもいいですし、そのまま食べても美味。お家で収穫できると楽しみが広がりますね。

今回は、家庭菜園を楽しむ筆者より、ブルーベリーの系統別おすすめ品種、選び方のポイントを紹介します。さっそくみていきましょう!

【関連記事】初心者にオススメ「鉢植えブルーベリー」の育て方、実が収穫できて観賞用にも!(https://limo.media/articles/-/25418)

ブルーベリーの系統は3つ

ブルーベリーには多くの品種がありますが、主にラビットアイ系・ノーザンハイブッシュ系・サザンハイブッシュ系の
3系統に分けることができます。

ブルーベリーの育て方は基本的には同じですが、栽培に適した地域はそれぞれ異なります。

ラビットアイ系:関東以南~九州

ノーザンハイブッシュ系:本州全域~北海道

サザンハイブッシュ系:沖縄~東北南部

系統によっては、育ちにくい環境があります。お住まいの地域の気候や栽培環境に合った品種を選ぶことが、元気なブルーベリーを育てる第一歩です。

また、系統によって実の大きさや糖度、収穫量などが異なります。

収穫したブルーベリーを生で味わいたいなら、大粒のノーザンハイブッシュ系がおすすめ。ジャムやお菓子作りに使いたい場合は、たくさん実を収穫できるラビットアイ系がおすすめです。

このように、ブルーベリーを育てる目的によっても育てる品種は変わってきます。栽培する条件と楽しみ方に合った品種を選ぶと収穫後の楽しみが増えますね。

同系統異品種を2本混植で収穫量アップ!

実を収穫したいなら、ラビットアイ系は同系統異品種の混植2本植えが鉄則です。

ノーザンハイブッシュ系、サザンハイブッシュ系は1本で自家受粉し、実をつける品種もありますが、同系統の異品種と混植することで、さらに収穫量を増やすことができます。果実も大きくなり美味しさもアップしますよ。

できるだけ、実を楽しむためにもブルーベリーは2本一緒に育てることをおすすめします。

くれぐれも、どの系統も同じ品種を2本育てるのではなく、必ず同系統の異品種と混植するようにして下さい。また、受粉・結実させやすくするため、開花時期が同じ品種を組み合わせましょう。

系統別、ブルーベリーのおすすめ品種

それでは、系統別におすすめのブルーベリーの品種を紹介していきます。

ラビットアイ系

実を収穫するには、同品種2本植えが必須のラビットアイ系。栽培適地は関東以南で、様々な土壌に適応できる性質です。生育旺盛で、ハイブッシュ系と比べ収穫量も多いのが特徴です。

パウダーブルー
裂果が少なく、締まりのいい中粒の実をつけるパウダーブルー。風味豊かで育てやすい、人気の品種です。

結実させるには、ラビットアイ系の異品種との混植が必要。初心者には王道の組み合わせでもあるティフブルーやホームベルとの混植がおすすめです。

ティフブルー
パウダーブルーと同じく、ラビットアイ系の中心品種です。とても明るい青色で、熟すと非常に豊かな味わいが楽しめます。

ホームベル
ホームセンターでもよくみかけるラビットアイ系の中心品種です。青色が深く、甘めの肉質で香りはひかえめ。丈夫で初心者にも育てやすく、収穫量が非常に多いのも特徴。

ブルーベリー栽培が初挑戦なら、結実させる組み合わせはホームベルとティフブルーが成功しやすいです。受粉相性がいいので、一緒に植えると相乗効果が期待できます。

ノーザンハイブッシュ系

高温や乾燥は苦手ですが、冬の低温には強い系統です。関東以北から東北地方での栽培がおすすめですが、北海道南部~本州全域までと、幅広い地域で育てられます。

元はアメリカ北東部を中心に自生する野生種を品種改良したものです。

デューク
強い自家受粉性を持ち、実付きが非常に良いのが特徴です。ノーザンハイブッシュ系の中では特に育てやすく、風味も良い優秀な品種なので初心者にもおすすめ。

同じ早生で開花時期が同じスパルタンと組み合わせることで確実な受粉が期待できるので、より多くの果実が収穫できます。

ブルーレイ
ハイブッシュ系の主力品種のブルーレイ。土壌適応性と耐寒性が非常に高く、初心者にも育てやすい人気の品種です。

非常に大きな果実と、濃厚な味わいが特徴。同系統のダロウなど、開花時期が同じ品種と混植してより収穫を楽しみましょう。

ダロウ
ダロウは大粒の実が特徴の品種。果実の大きさは500円玉くらいになることも。皮はやわらかく、甘さと酸味のバランスがよく、とても美味しい品種です。樹高は150センチ程度でコンパクトに育ちますから、鉢植えにも最適です。

成長はゆっくりなので、気長に育てましょう。

サザンハイブッシュ系

ノーザンハイブッシュ系を暖地向けに改良した品種。果実はノーザンハイブッシュ系の性質です。

栽培地はラビットアイ系と同様もしくは、より温暖な地域が適しています。東北南部~沖縄まで、幅広い地域での栽培が可能です。

シャープブルー
サザンブッシュ系の標準品種で、乾燥に強く、土壌の適応性が高いのが特徴です。

初心者も比較的育てやすく、甘みが強く風味のよい果実を、たくさん収穫することができる品種です。

オニール
サザンハイブッシュ系の標準品種で、この系統のなかでも、特に味が優れていることで多くの人気を集める品種です。果実は甘みが強く、病みつきになるほどのジューシーさです。

開花期間が非常に長いため、結実の際も様々な同系品種との組み合わせが可能です。

ミスティー
サザンハイブッシュ系の中でも1、2を争うほど収穫量が多く、実も大きくなります。酸味が強く、強香。本来、丈夫な性質ではないので、接ぎ木苗を購入するとよいでしょう。

ミスティーはオニール、サンシャインブルーなどと混植すると、収穫量がアップし、味わいもよくなります。

まとめにかえて

味わいや果実の大きさ、そして木の特性など多種多様な品種が存在するブルーベリー。初心者にも育てやすい品種もたくさんあります。

同系統の開花時期が同じ品種を混植して、たくさんのブルーベリーを収穫したいですね。

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