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おすすめ多肉植物17選!人気の種類や特徴は?生育型別に解説

LIMO / 2021年11月8日 9時15分

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おすすめ多肉植物17選!人気の種類や特徴は?生育型別に解説

人気上昇中の多肉植物。多肉植物と言えば、アロエやサボテンなどを思い浮かべる人も多いと思いますが、多肉植物は実にさまざまな品種があります。

形も生態も多種多様、おどろくべき生態を持っている多肉植物もあります。

今回は、おすすめの多肉植物17種を生育型別に分類して紹介します。

【生育型別】おすすめ多肉植物17選

多肉植物は大きく分けると、春秋型、夏型、冬型という生育型に分類できます。

名前のとおり、春秋型は春秋に生育期を迎え、夏型は夏に生育期を迎えます。そして冬型は冬に生育期を迎えます。

最も品種数が多いと言っても過言ではないのが、春秋型の多肉植物。人気のエケベリア属やセダム属などは、この分類に入ります。多肉植物の中でも、個性的な姿をしたものが多いのは冬型多肉植物の特徴です。

それでは、多肉植物おすすめ17選を生育型別に見ていきましょう。

春秋型の多肉植物

エケベリア
エケベリア属は、元は北アメリカ南部からアルゼンチン北部に自生する多肉植物です。可愛らしいロゼット型に生長するのが特徴で、バラの花のような華やかな容姿で愛好家も多い属性。

原種は180種以上あり、作出された園芸種は数えきれないほどです。有名な品種で言えば、チワワエンシス、桃太郎、花うらら、リンゼアナ、ローラ等があります。

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エケベリア属の多肉植物(Erhan Inga/Shutterstock.com)

セダム
北半球の湿地から暖帯に自生する多肉植物。主役にも名脇役にもなれる品種が揃い、寄せ植えでも人気です。繁殖力が旺盛で、乾燥地のグランドカバーにも向いています。

ポピュラーなものでは、乙女心、オーロラ、ビアポップ、玉つづりなどの品種が人気です。セダム属も、数えきれないほどに多くの園芸種が生み出されています。

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セダム属「ビアポップ」(LIMO編集部)

グラプトペダルム
エケベリアに近い種類で、ロゼット型に生長するものが多いグラプトペダルム属。有名なものでは朧月夜や秋麗など、丈夫で育てやすい性質の多肉植物がこの属性に入ります。

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グラプトペダルム属「秋麗」(LIMO編集部)

コチドレン
生長すると、茎が硬くなり木のような見た目になるコチドレン属。大きく生長すれば剪定をして楽しむこともできます。

熊童子やその変種の子猫の爪など、独特の質感が楽しめる品種が根強い人気を集めています。

センペルビウム
葉が硬質なものが多く、白糸をまとったような品種もあるセンペルビウム。ロゼット状になった葉を増殖しながら生育し、上から見た姿が美しい種類で色合いも様々。

真夏の高温多湿は苦手ですが寒さには強く、夏越しに気を付ければ育てやすい種類です。

ハオルチア
プリっとした葉と透明の「窓」が美しい多肉植物。葉が柔らかい軟葉系、葉が硬い硬葉系に分かれます。直射日光が苦手で、日陰を好むので屋内でも育てられる多肉植物です。

オブツーサ、十二の巻、毛蟹、万象、玉扇などが人気の品種。300種類以上の品種が存在します。

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透明の「窓」が美しいハオルチア(Spot on the desktop /Shutterstock.com)

夏型の多肉植物

カランコエ
原産地は南アフリカ、東アフリカ、東南アジアなど。葉の様子も毛で覆われている様なフワフワしたものから、ギザギザとした形のもの、丸く艶があり紅葉するものなど様々です。

個性的で美しい花を咲かせる品種も多く、他の種類に比べ花の観賞価値も高いのも特徴。月兎耳を始めとしたふわふわとした兎シリーズが人気です。

クラッスラ
南アフリカを中心にマダガスカルやアラビア半島に自生している多肉植物。生長するにつれて茎が木質化してきます。

丸型や三角形など様々な葉があり、紅葉も楽しめます。クラッスラ属は、南十字星、星の王子、火祭り、茜の塔などが人気です。

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クラッスラ属「星の王子」(LIMO編集部)」

サボテン
日本で古くから親しまれているサボテンも、多肉植物の一種です。水やりはほとんど要らず、初心者でも育てやすい多肉植物です。

その種類は2000種以上。鋭いトゲのイメージが強いサボテンですが、トゲのない種類もあります。

アガベ
南アメリカ、メキシコ、西インド諸島などに3000種類以上が分布しているアガベ属。樹液はシロップやテキーラの材料になります。

葉の先端に鋭いトゲがあることもあり、防犯用に植栽されることも多い多肉植物。リュウゼツラン、吉祥冠、プミラ、メリコ錦など園芸品種も豊富です。

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拡大する(/mwimgs/9/1/-/img_91e7406502e9c4d51233a2eee5a3b869447125.jpg)

アガベ、するどいトゲが印象的(Taweesak Sriwannawit/Shutterstock.com)

アロエ
南アフリカを中心に、砂漠や草原に約400種が分布しているアロエ属。日本でも古来から親しまれており、「医者いらず」の別名があるほど薬用植物として使われてきました。

最もポピュラーな品種はキダチアロエ。庭先で見たことのある人も多いのではないでしょうか。そのほかにも様々な園芸品種が作出され、観賞用としても人気を博しています。

ユーフォルビア
トゲがありサボテンのような見た目をしているものも多いですが、様々な姿の品種が存在するのがユーフォルビアです。

切り口からは白い液体が出ます。この液体は有毒物質で触れるとかぶれることもあるので要注意。耐寒気温は5℃程度なので、基本的に室内で管理するのが無難です。

白樺キリン、紅彩閣、花キリンなどがよく出回っています。

パキフィツム
パステルカラーを思わせる優しい色合いと、ふっくらと丸みを帯びた柔らかいフォルムの葉が特徴的な多肉植物。生長型は夏型ですが、猛暑日の水やりはひかえめにしましょう。

星美人、月美人、コンパクツム(千代田の松)などが有名です。

パキポディウム
体からトゲが生えている姿が特徴的なパキポディウム。このトゲの生えた本体部分に水分を溜め込んでいます。主な自生地は南アフリカやマダガスカルです。

茂った葉は冬は落葉し、休眠期に入ります。そのため、冬の水やりは不要なので断水して下さい。春になると、葉が芽吹きます。

冬型の多肉植物

アエオニウム
冬型多肉植物の代表的な存在ともいえるアエオニウム。寒さに強く、育てやすい多肉植物です。生長すると一輪の花のようなツヤのある姿になり、様々な仕立て方で楽しめます。和風仕立てが好きな人にも人気。

最もポピュラーな品種は、漆黒の葉が美しい黒法師です。緑系統や斑入りの品種もあります。

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アエオニウム属の多肉植物(yorkie-corgi /Shutterstock.com)

リトープス
リトープスは脱皮をする多肉植物で、数ある多肉植物の中でも変わった生態をしています。好き嫌いがはっきり分かれるフォルムですが、それぞれが多様な色や柄をしていることで、生きた宝石と呼ばれることも。

夏場は完全に断水し、涼しい半日陰で管理しましょう。気候が涼しくなり秋になったら少しずつ水やりを始め、生育期である冬は日光をたくさん当ててください。脱皮を始めた時は水やりはやめましょう。

コノフィツム
コノフィツムも、リトープスと同様に脱皮をする多肉植物です。脱皮中の水やりは厳禁。夏は涼しい半日陰で管理しながら断水し、秋になったら少しずつ水やりを再開します。

水を与えても表面のシワが目立ち、しおれているような場合は根腐れが考えられるので、鉢から抜いて根の状態を見てみましょう。冬場は日光によく当てます。

まとめにかえて

今回は、多肉植物の中でもポピュラーな種類を解説しました。これらの他にもたくさんの様々な種類が存在します。

実際に多肉植物を目にしても種類が分からない場合は、お店の専門スタッフに聞いてみましょう。お世話のコツなど意外な発見があるかもしれませんよ。

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