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【中古車購入】買ってもいい車・ダメな車の見分け方を解説

LIMO / 2022年1月28日 20時15分

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【中古車購入】買ってもいい車・ダメな車の見分け方を解説

新型コロナウィルスの影響で物流が滞っているというニュースをよく目にしたり聞いたりしているかと思います。最近だとマクドナルドのポテトが日本国内に届かずSサイズのみの販売というニュースもありました。

自動車業界においてもコロナの影響をモロに受け新車が買いたくてもすぐに納車されないという事態が発生しているため中古車の人気が高まっております。そこで今記事では、中古車を購入する際のチェックポイントを紹介します。

新型コロナの影響で新車が来ない

まずは背景を深掘りしていきます。コロナの影響による半導体不足や物流の滞りによって部品製造ができず、新車の生産遅れや生産台数の減少が発生しています。

多くの車は発注から1ヶ月程度で納車されるということが多かったですが、最近は新車を発注しても3ヶ月とか半年待ちは基本となっているようです。

つい最近のニュースだとトヨタの新型ランドクルーザーの納期が4年というのもありました。人気車になればなるほどこのような状態が発生しているということでしょう。

中古車購入のメリットとデメリット

次に中古車を購入する際のメリットとデメリットを確認していきます。まずメリットについては「価格が安い」「納期が早い」の2点が考えられます。ご存知の通り新車と比較すれば一目瞭然ですが支払い価格が抑えられます。これは高年式車であっても同じことが言えるでしょう。

納期についても完成した車を購入するわけですから、代金の支払いや名義変更手続きが済んでしまえば普通車であれば最短1週間、軽自動車なら最短で数日で納車されるでしょう。販売店によっては車両代金に加えて保証金を預けることで即日車を引き渡してくれて、名義変更が確認できたら補償金を返還するというスキームをとっているところもあるようです。安くて納期が早いというのがメリットです。

一方デメリットは「素性がわからない個体がある」「好きな色やグレード、装備を選びにくい」という点が挙げられます。記録が残っていればある程度はわかりますが、前のオーナーがどのような使い方をしていたという点などはわかりませんよね。こういった点が厄介な点とも言えます。また中古車は1点ものですから自分が望んだ色やグレード、さらに装備をつけているものに巡り合う確率が低いのもデメリットと言えるでしょう。

買っても大丈夫な中古車、買うのを再検討した方がいいダメな中古車とは

そして本題です。メリットとデメリットがわかったところで、ここから買っても大丈夫な中古車とダメな中古車について見ていきましょう。

まず基本的に「素性がはっきりとしていて、かつアフターサービスがしっかりとしている中古車」であれば購入OKです。高年式であっても低年式であってもこの条件に当てはまるようだったらある程度の問題はクリアです。購入する中古車販売店は多少価格が高くても正規ディーラー系の中古車販売店から購入すると購入後の整備などで安心できます。大手であっても買取店からの購入の場合、保証があったとしても車によって当たり外れがあるので慎重に検討した方がいいでしょう。

逆に購入してはいけない車は裏返しとなりますが「素性がわからない上に保証もしっかりしていない」車です。割安であっても点検整備記録簿がない、販売店の保証がない車は避けましょう。販売店によっては修復歴を偽ったり水没車を何事もないように販売している悪徳な店もありますから、お店の評判をあらかじめ調べた方が後悔しないでしょう。

そしてディーラー系中古車販売店ではいわゆる「試乗車上がり」の中古車も販売されていますが、ディーラー経験がある筆者目線ではお勧めできません。新車登録から1年以内といったほぼ新車の個体も数多く、カーナビなども既に付いた車なのでお買い得感はあるかと思いますが、いろいろな人が触って乗った車ですから気分的に良くはありません。代車など試乗車とは別の用途としても使われている車もあったりしますので、可能であればこういった車は避けた方がいいでしょう。

試乗車上がりの車でもいいから高年式車がいいというのであれば、最近は少なくなりましたが「使用済み未使用車」と呼ばれる、一度ナンバーは付いているけれども公道は走っていない車で検討するといいでしょう。この場合気をつけたいのが、カーナビなどが付いていないためオプションや諸費用を含めた値段が新車とそれほど変わらないか同額以上になってしまう恐れがあることです。未使用車を検討する際は必ず新車と相見積を取るようにしましょう。

おわりに

2021度の決算期は新車ではなく中古車販売店が賑わうのではないかと思います。
3月ごろに乗り換えを検討している方は早め早めに行動をとることで納得のいく中古車選びができるのではないでしょうか。

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