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カプコンの株価はどうなるのか。2022年3月期Q3は営業益4割増、押し上げたのは何か

LIMO / 2022年1月26日 22時45分

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カプコンの株価はどうなるのか。2022年3月期Q3は営業益4割増、押し上げたのは何か

カプコン(9697)は2022年1月26日、2022年3月期Q3の決算を発表しました。

今回は決算発表資料をもとに、業績内容について解説していきます。

それでは早速、売上高や営業利益などの決算概要について見ていきましょう。

決算での売上高と営業利益はどうだったか

売上高は881億円(前年同期比+35.9%)、営業利益は350億円(同+43.9%)、経常利益は361億円(同+50.1%)、純利益は267億円(同+52.4%)となりました。

出所:カプコン「2022年3月期第3四半期決算短信」

それでは、具体的に事業の動向がどうであったかを振り返りましょう。

事業の動向はどうであったのか

以下、今回の決算における経営状況のポイントとなります。

ポイント

新作タイトルが収益に寄与

家庭用ゲームソフトの販売本数は2580万本(前年同期比30.3%増)

第3四半期ベースで売上高・各利益そろって過去最高更新

以下、報道関係者向け資料より引用

当第3四半期は、中核であるデジタルコンテンツ事業において、新作タイトル『バイオハザード ヴィレッジ』や『モンスターハンターストーリーズ2 ~破滅の翼~』の投入やリピートタイトルの販売によりデジタル販売が順調に拡大したことで、家庭用ゲームソフトの販売本数は2,580万本(前年同期比30.3%増)を達成し、収益を押し上げました。

第3四半期決算として、売上高および全ての利益項目で過去最高を達成しました。

 

主要経営指標はどのような状況か

次に、カプコンの主要経営指標を見てみましょう。

出所:カプコン「2022年3月期第3四半期決算概況」

主力のデジタルコンテンツ事業が牽引する形で利益率が足元で大きく上昇しています。

今期通期では6割近くにまで引き上げる計画です。

まとめにかえて

今回の決算発表で、業績見通しや配当に関する修正はありませんでした。

eスポーツが話題になるなど、カプコンの事業環境も変化しつつあります。

今後の新作タイトルや業績に注目です。


参考資料

株式会社カプコン 投資家情報(IR)(https://www.capcom.co.jp/ir/)

株式会社カプコン「2022年3月期 第3四半期 決算短信」(https://www.capcom.co.jp/ir/data/html/result/2022/3rd/1.html)

株式会社カプコン「2022年3月期第3四半期の連結業績は、前年同期比で売上高35.9%増、営業利益43.9%増と増収増益~ デジタル販売が業績の安定的な拡大に貢献し、売上高および全ての利益項目で過去最高を更新 ~」(https://www.capcom.co.jp/ir/news/html/220126b.html)

株式会社カプコン「2022年3月期第3四半期決算概況」(https://www.capcom.co.jp/ir/data/pdf/explanation/2022/3rd/explanation_2022_3rd_01.pdf)

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