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みんなの「お金がない理由」ランキングが意外!落とし穴は身近に潜んでいるワケ

LIMO / 2022年3月9日 18時50分

みんなの「お金がない理由」ランキングが意外!落とし穴は身近に潜んでいるワケ

みんなの「お金がない理由」ランキングが意外!落とし穴は身近に潜んでいるワケ

誰もが避けたい「お金がない」状態。豪遊しなければ、ギャンブル等をしなければお金がなくなることは早々ないと思うでしょう。

保険マンモス株式会社が、お金がない状況を経験したことがある20歳以上の男女500人(女性347人/男性153人)に2022年2月7日行った「お金がない状況に関するアンケート調査」によると、お金がない状態になった理由のランキング2位は「外食・交遊費・交際費」でした (2022年3月7日公表)。

外食や交際費は普段からかかる費用ですが、そのせいでお金がないと感じる人が多いよう。特別なことはしなくても、身近な生活でお金がなくなる落とし穴は潜んでいるようですね。他の結果を確認しながら、日々の生活費を見直しましょう。

お金がない理由は身近にある!ランキングトップ7とは

お金がないのは収入が少ないからと考える人も多いかもしれません。

今回の回答者の職業は「正社員(公務員以外の会社員):34%、主婦・専業主婦:23%、パート・アルバイト:19%、自営業・フリーランス:10%、無職:5%、派遣社員:4%、学生:3%、その他:2%」。3分の1を正社員が占めています。

回答者の「お金がない状態になった(なっている)理由(お金を多く使っているもの)」トップ7を見ていきましょう。

出典:保険マンモス株式会社「お金がない状況に関するアンケート調査」(2022年3月7日公表)

トップ3は「食費(食料・飲料・菓子など)(173人)」、「外食・交遊費・交際費(109人)」、「子供や親族にかけるお金(89人)」でした。

いずれも日常生活でかかる当たり前の費用のため、意外に思われた方が多いでしょう。その他にもファッション用品やコスメ・美容グッズなど、特別なものは入っていません。

ただ、食費や外食費、子供や親族にかけるお金は、かけようと思えばいくらでもかけられるもの。「この新商品美味しいかも」「家族の誰かが食べるかも」と食品を購入したり、「疲れたから」「頑張ったから」と外食に出かけるのは悪いことではありませんが、回数が多ければ家計を圧迫します。

子どもにかける費用についても、良い食材を食べさせたり良い教育を受けさせたいと思うものですが、問題は「どこまでかけるか」。メリハリをつけないと思った以上にお金がかかり困ることにもなりかねません。

みんなの「お金がないとき」の対策は?

では、お金がない状況からみんなどのような対策をとっているのでしょうか。

出典:保険マンモス株式会社「お金がない状況に関するアンケート調査」(2022年3月7日公表)

最も多いのは「できる限り節約」で76%。支出を減らすにはまず節約ですね。

次に「副業(35%)」「フリマやネットオークション、リサイクルショップ等でものを売る(28%)」「交遊費・交際費を減らす(26%)」などです。

自分でできる努力をする人が多いですが、「親や友人にお金を借りる」「カードローンやクレカのキャッシング枠などのサービスを利用してお金を借りる」もそれぞれ7%。

生活のためには一時的に親に借りたり、カードローンを利用したりということもあるかもしれません。ただ知人にお金を借りれば信用をなくしてしまう場合もあり、ローンを組めば金利も高くつくなど、その他のリスクも大きいものです。

「ほんとうにお金がない状況」になる前に、できる限りの節約をしたり、固定費を見直したり、副業やフリマなどで自分でお金を生み出したりといった方法を考えてみましょう。

20~60代の平均的な1カ月の食費はいくら?

今回ランキング1位となった食費について、総務省統計局の「家計調査報告(家計収支編)二人以上の世帯―2020年(令和2年)」より、年代別の1カ月の消費支出ととともに平均額を確認します。

【年齢別】みんなの1カ月の消費支出(食費)

平均:27万7926万円(7万6440円)

~29歳:25万6544円(5万7747円)

30~39歳:26万7618円(7万1438円)

40~49歳:31万5958円(8万3248円)

50~59歳:32万9937円(8万2673円)

60~69歳:28万2997円(7万8908円)

30代、40代では1カ月の消費支出のうち、食費が占めるのは約26%です。

実際にはお子さんの人数や夫婦の働き方、お住まいに地域などにより消費支出や食費は変わりますが、平均として食費は支出の約26%をまずは目安にするといいでしょう。

仕事や育児に忙しい現代、心身の余裕を保つためにも、疲れたら外食やお惣菜は上手く活用したいところ。一方で「週◯回」と決めたり、外食ではなくお惣菜にしたり、疲れたときのルーティーンメニューを考えたりすることで節約も叶います。

今回挙がったその他の項目についても、「回数」と「メリハリ」が大切です。特に教育費については、長い目で見てどこでお金をかける考える視点を持つことも必要でしょう。

当たり前の生活費こそ一度見直してみて、お金をかけるところ・かけないところをご家庭で話し合ってみましょう。

参考資料

PRTIMES「みんなのお金がない理由ランキング!男女500人の”金欠なワケ”が意外でおもしろかった」(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000096733.html)

総務省統計局「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 2020年(令和2年)」(https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00200561&tstat=000000330001&cycle=7&year=20200&month=0&tclass1=000000330001&tclass2=000000330004&tclass3=000000330005&result_back=1&tclass4val=0)

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