楽天カードvsエポスカードを徹底比較。ポイント還元&キャッシング、勝つのはどっち?
LIMO / 2022年3月11日 7時15分
楽天カードvsエポスカードを徹底比較。ポイント還元&キャッシング、勝つのはどっち?
春の新生活に向けて、新しくクレジットカードを作る人も増える時期ですね。
「年会費」は、クレジットカードを選ぶ基準の1つとなるでしょう(※編集部注)。
今回は、ともに年会費無料の「楽天カード」と「エポスカード」にフォーカス。ポイント還元やキャッシングなど、項目ごとにどちらが優れているかを比較してみました。
【関連記事】楽天カードの「6つのメリットと3つのデメリット」特徴と注意点を徹底解説(https://limo.media/articles/-/27917)
ゴールドで比較すると、エポスが勝ち!
エポスカードはゴールドカードにアップグレードした場合、メリットが飛躍的に大きくなります。最初にこちらについて詳しく見ておきましょう。
エポスゴールドカードが年会費無料で使えるケースも
エポスゴールドカードは年会費5000円ですが、年間50万円以上決済するとその後「永年無料」となります。
一般カードからインビテーションを受けてゴールドカードにグレードアップした場合は、初年度も年会費無料です。
インビテーション基準は公表されていませんが、エポスアプリでエポスゴールドカードまでの道のり」として、自分の達成率をパーセンテージで確認することができます。
エポスゴールドカードはポイントボーナスが大きい
エポスゴールドカードはスタンダードと比べ、ポイントボーナスが大きくなっています。年間利用額で得られるボーナス(1ポイント1円相当)と、さらにそのボーナスを含めてポイント還元率を再計算した結果です。
年間利用額50万円…2500ポイント(再計算後の還元率→1.0%)
年間利用額100万円…1万ポイント(再計算後の還元率→1.5%)
年間50万円使うと還元率は楽天カードに並び、100万円使えば追い抜きます。
さらにエポスゴールドカードは、「選べるポイントアップショップ」に支払先3件を登録でき、登録した支払先はポイント3倍(1.5%)となるのも魅力です。特に「モバイルスイカ」が登録できるのは大きなメリットです。
エポスカードを年会費無料のままゴールドにグレードアップすることも含めたうえで、楽天カードとの比較をしたいものです。
楽天カードvsエポスカード「七番勝負」どっちが強い?
「楽天市場vsマルイ」というような自社系列ではなく、日常さまざまな場面における、両カードの利便性を見ていきます。
1.ポイント還元率→楽天カード
クレジットカード利用の楽しみであるポイントは、多く貯まるほうが嬉しいものです。
両カードのポイント還元率は以下の通りです。
楽天カード…1.0%
エポスカード…0.5%
エポスカードは還元率が特別高いわけではないようです。楽天カードは、平常時でもポイントが貯まりやすいのが最大のメリットです。
2.入会キャンペーン→楽天カード
楽天カードは、通年で大型入会キャンペーンを実施しており、平常時でも入会で5000ポイント(5000円相当)もらえます。
エポスカードは、平常時入会で付与されるポイントは2000円相当です。
3.国際ブランド→楽天カード、デザイン→エポスカード
国際ブランドについては、楽天カードは「VISA」「Mastercard」「JCB」「AMEX」の4種類から選べます。券面は、楽天キャラクターのお買いものパンダデザインを始めとするデザインカードも多数あります。
エポスカードの場合、国際ブランドはVISAだけです。ただしデザインが豊富で、現在80種類以上存在します。
4.発行スピード→エポスカード
エポスカードは、全国にあるエポスカードセンターで即日発行してもらえます(郵送も選べる)。
マルイやモディ以外の商業施設の場合、その施設提携のエポスカードが発行されます。
いっぽう楽天カードは、郵送で手元に届くまで、申し込み後、1週間から10日かかります。
【楽天カードvsエポスカード】スマホ決済・ETCカードはどっちが強い?
5.スマホ決済→楽天カード
楽天カードもエポスカードも、スマホ決済との組み合わせについては強いほうですが、楽天カードのほうが優勢です。
《楽天カードが勝るもの》
「楽天キャッシュにチャージして楽天ペイで使う」のは、楽天カードだけの機能です。楽天ペイにクレジットカードを組み合わせる場合、組み合わせたカードの還元率しか出ないので、エポスカードは0.5%にとどまります。
一方、楽天カードの場合、チャージで0.5%、楽天キャッシュ内での決済で1.0%付くので、合計1.5%となります。
電子マネーの楽天Edyについても、楽天カードからのチャージで0.5%、買い物時の決済で0.5%、合計1.0%の還元率に。
また、Apple Pay、Google Payや各種QRコード決済等の場合、カード還元率に回る楽天カードのほうが優位です。
《0.5%で同等のもの》
モバイルSuica
au PAY
6.ETCカード→エポスカード
ETCカードの発行について、費用を比較します。
楽天カード…原則年会費が必要
エポスカード…完全無料
楽天カード発行のETCカードは、原則年会費が550円です。楽天ゴールドカード以上にグレードアップするか、楽天の会員ランクを「プラチナ」まで上げることで無料となります。
ETCカードに関しては、楽天カードはやや劣勢ですが、本カードを2枚持つことでETCカードも2枚発行される点は、隠れたメリットといえそうです。
キャッシングはエポスカードが断然優位
7.キャッシング→エポスカード
キャッシング目的でクレジットカードを使う人もいます。
エポスカードのキャッシングは、次の点において大手消費者金融と同等の特徴を有しています。
即時融資可能(カードの即日発行による)
ATM手数料0円
24時間365日「即時振込」キャッシング
無利息期間あり
ちなみに、楽天カードは、楽天銀行を引き落とし口座に設定すると、時間を問わないネットキャッシングの利用が可能となります。手数料無料で、希望金額が引き落とし口座に振り込まれるサービスです。
とはいえ、キャッシング機能については、エポスカードに軍配が上がると言ってよいでしょう。
楽天カード&エポスカード。使うシーンで「最適」は変わる!
今回は、楽天カードとエポスカードを比べてみました。ご覧の通り、それぞれのカードブランドで得意分野があります。
使うシーンによって、最適なカードは変わってくるといってよいでしょう。
「還元率に勝る楽天カード」と、「ゴールドにするとパワーアップするエポスカード」。試しに両方持ってみるのもよいかもしれませんね。
参考資料
エポスカード(公式)(https://www.eposcard.co.jp/index.html)
楽天カード(公式)(https://www.rakuten-card.co.jp/campaign/rakuten_card/listing/a.html?gclid=Cj0KCQiAmpyRBhC-ARIsABs2EApEqucKuQ9PtG4r2Jf9RrwulYmEnkqZzreExnXRR9DJbJXKS8rJ2oUaAii7EALw_wcB)
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