【ガーデニング】オシャレなシンボルツリー「オリーブの木」育て方&たくさん実がなるコツを紹介
LIMO / 2022年4月3日 9時45分

【ガーデニング】オシャレなシンボルツリー「オリーブの木」育て方&たくさん実がなるコツを紹介
常緑のシンボルツリーとして人気が高いオリーブの木。
葉の美しさだけでなく、実を収穫する楽しみも魅力のひとつです。
今回はオリーブの基本情報や育て方、たくさん実がなるコツも紹介します。
オシャレで人気「オリーブ」とは?

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モクセイ科オリーブ属
常緑高木
原産地:地中海沿岸、中東
樹高:2~10メートル
参考価格:800円(ポット苗)~1万5000円(8号鉢)
国旗やシンボルマークにも多く用いられるオリーブは平和のシンボル。古代オリンピックでは勝者の冠などにも利用されていました。常緑のシルバーグリーンの葉が美しく、シンボルツリーとしてもよく植えられています。
温暖な地域が原産ですが、寒さにも強く日本では屋外での越冬も可能。5~6月頃に白い小さな花が咲き、10~11月頃に楕円形の実がなります。

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オリーブの果実は渋味があるので生のままでは食べられません。収穫した実は塩漬けやピクルスなどにして食べるのが一般的。実から採取される油分はオリーブオイルとして世界中で利用されています。
オリーブの育て方

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用土
多湿を嫌うので水はけと水もちのよい土に植えましょう。酸性土が苦手なので土壌を弱アルカリ性にすることがポイントです。
赤玉土:7、腐葉土:3の割合で土を配合し、植え付ける2週間前に苦土石灰をまぜて酸度を調節しておきます。オリーブ専用の培養土も市販されているので、初心者や鉢植えにする場合は専用の土を使うと簡単です。
日当たり
オリーブは風通しがよい日なたを好みます。庭に地植えする場合は、できるだけ日がよく当たる場所を選びましょう。ほかの植物で混み合わない、余裕のあるスペースが適当です。
鉢植えにして室内で育てる場合は、明るい窓辺に置くのがオススメです。
水やり
乾燥に強いので、多湿にならないように水やりは控えめにします。鉢植えにしたオリーブは土の表面が完全に乾いているのを確認してから、たっぷり水やりをしましょう。
地植えにした場合は、ほとんど降雨にまかせる程度で十分。ただし真夏は水切れを起こしやすいので、晴天が続くようであれば涼しい時間帯に水を与えます。
肥料
肥料はなくても育ちますが、生育を促し実を多くつけさせるために有機質肥料や即効性の化成肥料を与えましょう。
庭に地植えした場合は2月と10月の年2回、鉢植えは肥料が切れやすいので、2月、6月、10月の年3回が肥料を施すタイミングです。
剪定
オリーブは生長スピードが速く、放っておくと手が届かないほどの高木になってしまいます。適度な樹高を保つためには剪定が欠かせません。
剪定に適した時期は3~4月と、9~10月。適度な高さで主要の幹を切り戻します。下から新しい枝が伸びてきたら、理想とする樹形になるように枝先を弱剪定しましょう。
混み合った葉や枝を切り落としておくと風通しがよくなります。
植え替え

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植え替えに適した時期は3~4月。地植えは植え替えの必要はありませんが、鉢植えの場合は根詰まりを防ぐために2~3年に1回植え替えます。
鉢はひと回り大きいものを用意しますが、オリーブの大きさを変えないのであれば、同じサイズの鉢に植え替えましょう。鉢をそのまま使う際も、必ず土は新しいものと入れ替えます。
オリーブの実、たくさん収穫するには?

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複数本植える
オリーブは1本だけより、複数本植えたほうが実がつきやすくなります。異なる品種から複数選ぶと、さらに実の数が増えるでしょう。単独でも実ができる品種や、花がたくさん咲く品種もあります。
水切れさせない
オリーブは乾燥に強い植物ですが、開花時期に水切れをしていると実がつきにくくなります。
実が小さい間は水切れが原因でせっかくついた実が落ちてしまうことも。土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりをしましょう。水やりの際は花にかからないようにすることも大切です。
剪定しすぎない

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オリーブの実は前年に新しく伸びた枝にできるという特徴があります。剪定をする際は新しい枝を残して、混み合っている古い枝だけを落とすのがポイント。また結実に影響が出ないよう、剪定に適した時期におこないましょう。
肥料を与える
強健なオリーブは生育のための肥料は特に必要としません。しかし実をたくさんつけるためには十分な栄養が必要なので、化成肥料や有機性肥料を施します。また酸性度が苦手なので、冬に苦土石灰を与えて酸度を調節しましょう。
まとめにかえて
平和を象徴し縁起のよい木としても知られているオリーブ。シンプルな樹形ながらもオシャレな雰囲気が人気で、カフェやレストランでもよく飾られています。
初心者でも育てやすく、実を収穫して食べるのも楽しみのひとつ。庭のシンボルツリーとして育ててみませんか。
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