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日産「キックス」充電のいらない電気自動車!e-POWERの燃費は?ライバルSUV3モデルとの違い

LIMO / 2022年6月19日 3時40分

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日産「キックス」充電のいらない電気自動車!e-POWERの燃費は?ライバルSUV3モデルとの違い

キックスとライバルSUV3モデルの燃費を徹底比較!

日産 キックスは日産自動車が製造しているSUV。2016年に南米のブラジルで発売が開始され、その後は中国、アメリカの順で発売され、ワールドワイドで販売されているSUVです。

出典:日産公式サイト「キックス」

キックスは、販売国によって様々なパワートレインを搭載していますが、日本仕様に関しては、シリーズハイブリッド仕様のe-POWERのみの展開となっています。

キックスに搭載されているe-POWERは、エンジンは発電だけに使い、モーターで駆動する日産独自のハイブリッドシステムとして知られています。

SUVながら、駆動方式は前輪駆動だけで、4輪駆動仕様が無いなど、ライバル車と比較して不利な部分が多いですが、2021年の年間新車販売台数では20位を記録しています。

サイズは全長約4290ミリ、全幅1760ミリ、全高1610ミリ。燃費はWLTC総合モードで21.6キロ、市街地モードでは26.8キロ、郊外モードで20.2キロ、高速道路モードで20.8キロです。

日産キックスの燃費とライバルのSUVの燃費を比較

出典:日産公式サイト「キックス」

日産独自のハイブリッドシステムであるe-POWERを搭載したキックス。気になるのが、他のSUVと比較して燃費がどのくらい違うかということでしょう。

キックスの価格帯と車体サイズが近い、「トヨタ カローラクロス」「ホンダ ヴェゼル」「マツダ CX-30」の3モデルを紹介します。

現在、日本国内での自動車の燃費表示はWLTCモードが使われています。市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間や配分で構成した国際的な走行モード。

WLTCモードの前に使われていた10・15モードや、JC08モードと比較して、自動車を使用する環境に合った燃費の比較がしやすいという特徴を持っています。

【キックスと燃費比較】トヨタ・カローラクロス!トヨタ独自のハイブリッドシステム「THS Ⅱ」

出典:トヨタ公式サイト「カローラクロス」

トヨタのベストセラーカー「カローラ」の派生車として有名なカローラクロス。今回紹介するSUVの中では、たくましさを重視し、SUVらしいスタイリングを採用しているのが特徴です。

パワートレインには、コスト重視のガソリン車と、燃費を重視したトヨタ独自のハイブリッドシステム「THS2」を採用したハイブリッド車を用意しています。ハイブリッド車でも、一番安いグレードは259万円と260万円を切るグレードも用意しています。

カローラクロスのハイブリッドシステム「THS Ⅱ」は、条件に応じてモーターとエンジンの効率が良い所を使用するシステムを採用。燃費はWLTC総合モードで26.2キロ。

市街地モードでは25.9キロ、郊外モードで28.9キロ、高速道路モードで24.7キロと、郊外、高速道路では日産キックスよりも優秀な燃費を実現しています。

【キックスと燃費比較】ホンダ・ヴェゼル!ホンダ独自のハイブリッドシステム「e:HEV」が主流

ホンダ公式サイト「ヴェゼル」

ホンダの主力SUVであるヴェゼルは「AMP UP YOUR LIFE(アンプ アップ ユア ライフ)」がコンセプトのSUV。近年流行しているクーペライクなスタイリングに、水平基調のヘッドライトなどを採用した都市型SUVとなっています。

ヴェゼルのパワートレインは、廉価版に1.5リットルガソリンエンジンと、ホンダ独自のハイブリッドシステムであるe:HEVを搭載。e:HEV搭載車で一番安いXグレードの価格は265万8700円です。

ヴェゼルに搭載されているハイブリッドシステム「e:HEV」は、通常はモーターのみの走行を行い、エンジンは発電や高速走行などで使用するハイブリッドシステム。トヨタ THS Ⅱと比較して、モーターを使用する場面が多いという特徴を持っています。

燃費は WLTC総合モードで25キロ、市街地モードでは24.7キロ、郊外モードで27.1キロ、高速道路モードで23.9キロ。郊外や高速道路では日産キックスよりも優秀な燃費を実現しており、THS Ⅱを搭載したトヨタ カローラクロスよりは不利な結果となっています。

【キックスと燃費比較】マツダ CX-30!マイルドハイブリッドシステムとクリーンディーゼル

出典:マツダ公式サイト「CX-30」

マツダ CX-30は、同社のSUVシリーズ「CXシリーズ」の中でも一番コンパクトなモデル。エクステリアは、マツダの特徴である魂動デザインを採用し、ヘッドライトやフロントグリルに統一感を持たせたデザインを採用しています。

また、今回紹介したSUVの中では全高が1540ミリと低めの設計となっており、タワーパーキング等の多くの機械式立体駐車場に収めることができる使い勝手の良さが特徴です。

CX-30のパワートレインには、通常のガソリンエンジン搭載車だけでなく、ディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.8」搭載車や、世界初の燃焼制御技術を採用したガソリンエンジンにモーターを搭載した、ガソリンエンジン仕様のマイルドハイブリッド「e-SKYACTIV X」を用意。

ハイブリッドシステムは、トヨタ、日産、ホンダとは違い、発進時にモーターでアシストを行い、エンジンでの走行が中心です。

SKYACTIV-D 1.8ディーゼルエンジン搭載車は288万7500円から。e-SKYACTIV X搭載車は288万7500円から。

燃費に関しては、ディーゼルエンジンの場合、燃費は WLTC総合モードで19.5キロ。市街地モードでは16.4キロ、郊外モードで19.5キロ、高速道路モードで21.3キロです。ハイブリッドの場合、燃費は WLTC総合モードで17.4キロ、市街地モードでは14.2キロ、郊外モードで17.8キロ、高速道路モードで19キロです。カタログ値での燃費に関しては、キックスが有利と言えるでしょう。

日産キックスの燃費はどうか

キックスの燃費は、これらライバルと比較すると、街乗りなどの市街地で有利な一方、郊外や高速道路での燃費が悪いという特徴があります。

これは、街中などの市街地では低速走行を行うため、発電や充電を行うエンジンを停止して、燃費を向上することができる一方、高速走行など、常時駆動力を伝える走行を行う場合、電力を多く消費するため、エンジンが常時発電を行うためです。

燃費だけで自動車選びを行う人は少ないですが、燃料価格の高騰やガソリンスタンドの減少等により、燃費は重要です。

燃費だけでなくエクステリアやインテリア、実際に運転した時の感覚などを比較しつつ、自動車選びを楽しみましょう。

関連資料

日産 キックス(https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/kicks.html)

トヨタ カローラクロス(https://toyota.jp/corollacross/)

ホンダ ヴェゼル(https://www.honda.co.jp/VEZEL/)

マツダ CX-30(https://www.mazda.co.jp/cars/cx-30/)

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