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年収1000万円超を20代に速攻で実現したビジネスパーソンの面接術とは

LIMO / 2018年3月11日 20時20分

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年収1000万円超を20代に速攻で実現したビジネスパーソンの面接術とは

就職活動が本格化しています。これから社会人になっていくみなさんは、自分にとってやりがいのある仕事を探すことをスタートに、将来はより高い年収を実現するため「どういった職種に就こうか」、また「どのような企業に就職できたらよいか」など考えているのではないでしょうか。

はじめに

サラリーマンとして年収1000万円という水準を実現することは評価に値するのではないでしょうか。今回はその給与水準を達成したビジネスパーソンに、その秘訣が何なのかを聞いてみました。すると、その秘訣の一つに「面接をうまくやり過ごす」という指摘がありました。

では、このビジネスパーソンはどのように面接をこなしてきたのでしょうか。ここでは、面接の巧者が語るポイントを見ていくことにしましょう。就職活動における面接や、その先にあるかもしれない転職の際の面接の参考となるかもしれません。

その1:事前の準備を怠らない

人は、自分や自分を取り巻く環境についてよく知っている人に親近感を持ちやすいとは感じないでしょうか。就活などでは企業研究が推奨されますが、これは第一に、自分が希望する会社について十分に知っておかなければ判断ができないということがあるでしょう。

また、企業や産業に関する事前の知識が面接などで話のきっかけになることは間違いないでしょう。その点で十分に準備ができていると、「この人は本当にこの会社に入りたいのだな」と思われることはあっても、その反対の印象を持たれることは少ないでしょう。

また、転職活動で外資系企業に就職を希望している人は英語で面接するケースもあるでしょう。そういう場合、英語にあまり自信がなければ、自分が伝えたいことを事前に作文し、暗誦をして面接に臨むという準備があってもよいでしょう。

面接は必ずしも準備した通りの展開にならないことも多いですが、質問に対する答えや話のきっかけといった「引き出し」が多ければ多いほど、臨機応変な人物という評価を得ることもできそうです。面接の現場で新しい話を思いつくことは少ないでしょうから、ネタ帳を作って準備しておくということもあってよいのではないでしょうか。

その2:論理的な話の組み立てをする

上記の「事前の準備を怠らない」と関係する内容かもしれませんが、面接では話の筋道が通っていることが重要です。

話題の多い人物は「楽しい人」という印象を与えることはできますが、ややもすれば話が散漫になり結論がよくわからなくなることもあります。面接ではお笑いのような「オチ」は必要ありませんが、会話をしている話題の終着点を意識しながら理路整然と話を組み立てることが必要です。

そうすれば、聞いている側が違和感を持つことはないでしょう。やや保守的な考え方かもしれませんが、「あの人は何を言いたかったのだろう」というネガティブの評価を受けないようにも論理的に話を進めることは大切でしょう。

その3:自分の強み(ストロングポイント)を明確にする

面接官は、面接した後に誰に会ったのかを明確に思い出せないほどの人数に会うこともあります。その中で自分を印象付けるのは容易ではありません。そこをクリアするためには、まず自分の強みを明確にする必要があります。

とはいえ、自分の強みをはっきりと言い切るのは意外に難しいかもしれません。他人に「あなたの良いところはここですよ」と指摘されても「そうかなぁ」と思うことはないでしょうか。

自分では気づいていなくても、「あなたはここが優れているから」と周りが勧めてくれる役割をこなすことで信頼を得ることもあるでしょう。その役割を自分で受け入れられるかどうかは人それぞれですが、周囲の多くの人が指摘してくれる強みは改めて意識してみてもよいのではないでしょうか。

一方、面接では「あなたの弱点は何ですか」ということもよく聞かれます。それに答えるために、自分の弱みを細かく説明する人もいるかもしれません。しかし、面白いことに面接官はいったんそれを聞くと、その人物が入社してきた場合に、そうした弱みが自分たちに被害を及ぼすのではないかと不安がるということもあるようです。

ただ、弱みは「ない」と言い切ると「自分が分かっていない人物だ」と思われることもあります。ここは簡潔に説明してやり過ごしましょう。

その4:相手の話を聞く。出しゃばらない

面接は「自己アピールを強くする場」と多くの人は考えているかもしれません。それは間違いではありません。ただ、面接する側からすれば、「この人が自分の職場に入ってきた時に浮かないか」という評価軸で考えることもあります。

会社・職場の雰囲気や環境は各社各様ですが、強力にアピールし過ぎると「人の話を聞かない人物だ」という評価をされることもあります。まずは相手の言いたいことをじっくり聞きましょう。

とはいえ、相手が寡黙で話を聞こうにもすぐに終わってしまうとか、盛り上がりにかけるということもあります。そういう場合には、事前に準備してきた話を順番にしていきましょう。そうしたシーンでも、ここまで「その1」「その2」「その3」で示したようなポイントが生きるはずです。

その5:相手の話をまとめる

「ラップアップ」という言葉をご存じでしょうか。これは話の内容をまとめる・要約することを意味します。面接は選考が進むにつれ長くなり、時には30分にも及ぶことがあるでしょう。そして話の内容は多岐にわたることもあります。

そうした中で、その面接でやり取りされた内容を最後に簡単にまとめ、要点を相手に確認することは有効です。「この人物は頭が整理されている」という印象を与えることができるからです。実際のビジネスで、外国人が入る会議ではそうした光景をよく目にします。

日頃の商談や打ち合わせなどで、話があちこちに飛んで収拾がつかないという経験をしている人も多いでしょう。そうしたシーンで話をまとめることができる人物は、「できる営業マン」だったり「凄腕ビジネスパーソン」と評価されているのではないでしょうか。

人は自分が発言したことを復唱して確認されると、話をちゃんと聞いてもらえているという感覚を持つことも多いのではないでしょうか。このように面接を効果的に進めることも意識してみてはいかがでしょうか。

まとめにかえて

面接は一つとして同じ内容、同じ結果のものはないといっても過言ではないでしょう。相手は都度異なることがほとんどでしょうし、内容もその時々で異なります。

そういう中で自分ができることは、事前の準備をしっかりし、自らの強みをベースに話を論理的に組み立てるということに加えて、相手への敬意を示すことが重要です。

今回は面接巧者の話を基にポイントをまとめましたが、皆さんはどのような面接の成功体験、また失敗体験があるでしょうか。あらためて思い出してみてはいかがでしょうか。

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