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ママの罪悪感は尽きない…でもママを苦しめるのは子供じゃない!

LIMO / 2019年2月19日 19時45分

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ママの罪悪感は尽きない…でもママを苦しめるのは子供じゃない!

育児のツラさはよく聞きます。が、なぜそこまでツラいのでしょうか?

片づけたそばから散らかる無限片づけ地獄、トイレの中まで子供がついてくる自分時間のなさ…。理由は星の数ほどで、全部解消するのはとても無理。でも待ってください。育児をツラくする真の原因は、他にあるのかもしれません。

実は、子供に手がかかるからでもなく、自由時間がないからでもなく「愛する者がいるから」こそ、育児はツラいのです。人生のかけがえのないひと時が少しでも明るくなるよう、育児がツラい理由を見直してみませんか。

あるママの1日

「腕のしびれくらい我慢しないと」
明け方、苦しくて目覚める。見ると右腕に2歳、左腕に4歳の頭が乗ってる。両腕の感覚が完全に麻痺。ムッとして腕を引き抜いたら泣き出した。

「もっと稼げよ、自分」
今日も上の子は保育園に行き渋り。そんなに嫌?「たいした仕事してないのに、そのせいで無駄に嫌な思いをさせているのかも」

「体調管理なってないな」
下の子熱あったー。「昨日寒かったかな。外から早く帰ってくればよかった。布団もちゃんと掛け直してやればよかった」

「こんなママじゃ子供の将来暗いかも!?」
絵本もYouTubeの魅力に連敗中。「他のママは有意義な遊びしてあげるんだろうな…」ミニカー競争も布団トンネルもコチョコチョもやったけど、1日って長い。

「また怒っちゃった」
子供同士のケンカ。ついイラッとして怒鳴ってしまう。「今怒るべきじゃないよな。あんなしょんぼりしてる。もっといい言い方しないとダメだな」

「母も妻も失格、か」
つくった料理は見向きもせず、冷凍庫から既製品のグラタンを引き出す下の子。「2人の口に合う、しかも栄養たっぷりごはんを工夫しなきゃ」
夫帰る。家散らかり放題。ご飯適当。「他の奥さんなら少しはましなご飯用意してるよね」

果てしない「もっと」「もっと」に苦しめられる
してあげられることはもっと、もっとあるはず。でもあれもこれもできてない。ダメダメな母、それが私でございます。我が子よ、ごめん。

愛は金より貪欲!?

愛情は育児に欠かせません。でも、愛情って実際、どんなものをどれだけ用意すればいいんでしょう?

お金の要求ならば、そこそこ客観的な見方もできます。たとえば「この人は今余裕がなさそうだから、このくらいの金額しか出せないだろう」など。しかし愛情は「惜しみなく注がれるもの」として、誰からも当然のように、際限なく要求されてしまうのです。

愛する人のためだったら、自分の愛情をめいっぱい注ぎたいですよね。でも愛情って「ここまででオッケー」というサインがない。形も見えない。

「どこまで尽くしたらいいの? 私の愛は足りてないの?」この焦りと不安感が人を消耗させるのです。

自分を苛んでいるのは自分自身かも

育児疲れを増長させているのは「子供に愛情を充分与えていないのでは…」という罪悪感ではないでしょうか。育児がもし、単純に生物の世話をするだけならば必要以上に思い悩むこともなく、それほどは疲れないのかもしれません。

では、「愛情を与える」って、どういうことでしょうか。必要なことをしてあげること? 好きなものを与えること? もちろんそう、いや、それだけじゃない!?

自分を犠牲にして相手に尽くすこと? もし自分が愛情を与えられる側だとしたら、あなたはどんな愛情をどれだけ望みますか?

私は子供の頃、ツラそうな母を見るのがとても嫌でした。子供も、親を愛しているからです。愛情で結ばれている者同士が笑顔でいられる、そこにこそ愛が溢れているのかもしれませんね。

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