恋愛が続かない!? 相手から嫌われる「3高」とは何か
LIMO / 2019年3月3日 6時0分
恋愛が続かない!? 相手から嫌われる「3高」とは何か
不特定多数の相手に「モテる」ことと、1人の相手とコツコツ愛を育むことは、それぞれ違う努力が必要だと思いませんか? 短距離型の花形アスリートが、長距離走で活躍できるとは限らないように、相手を惹きつける即効性と、関係を持続させる持久力をバランス良く持ち合わせるのは難しいもの。
たとえ10代のときに数えきれない告白をされた人でも、その後に安定した恋愛をしているとは限りません。それでは、安定した関係づくりを阻む言動とは、どのようなものなのでしょうか?
高プライド・高圧的・高依存は嫌われる?
ジュエリーやアクセサリーの企画・販売などを行う「THE KISS」が、20代の未婚男女1,000人に対して「いまどき20代の恋愛・カップルに関する調査2018」を実施。男女が、恋人にされたら嫌なことは、以下のようなことでした。
【恋人にされたらいやなこと(男性回答)】
1位・・・お礼や感謝の言葉がない(34.1%)
2位・・・デートをドタキャンする(33.4%)
同率2位・・・バカにしたり、上から目線で話したりする(33.4%)
4位・・・いつもスマホばかり見ている(26.5%)
5位・・・レストランなどで店員に横柄な態度をとる(23.2%)
【恋人にされたらいやなこと(女性回答)】
1位・・・バカにしたり、上から目線で話したりする(59.1%)
2位・・・レストランなどで店員に横柄な態度をとる(52.4%)
3位・・・お礼や感謝の言葉がない(48.3%)
4位・・・デートをドタキャンする(44.7%)
5位・・・ケンカしても謝らない(32.2%)
順位は異なるものの、男女ともに「上から目線」な態度や、周囲の人への高圧的な言動に対して嫌だと感じる傾向が見られました。また、必要な場面で「ありがとう」や「ごめんなさい」の言葉をきちんと言えないことも幻滅の要因となっているようです。
他の選択肢には「相手のスマホをこっそり見る」「他の男性/女性のことをほめる」「話を聞かない、自分ばかり話す」といったものがありましたが、5位以内には入っていません。いずれも、「恋人への愛情と敬意の欠如」という大きな原因から派生したものだからかもしれません。
「高」すぎるプライド・「高」圧的な態度・相手の優しさへの「高」依存は、2人で温め始めた恋愛感情に冷や水を浴びせるものだといえるのではないでしょうか。
「こうありたい」と「こうあってほしい」は男女で異なる?
相手への愛情と敬意が大切とはいっても、恋愛が始まったばかりのころは「自分がどう見られているか」ということばかり気になり、相手にもっと好きになってもらえるよう、いつもと違う自分を演出してしまうということもあるのではないでしょうか。
とはいえ、そんな演出が逆効果になっていることも。もしかしたら、照れ隠しからスマホの画面を見てわざとそっけなく振る舞ったり、飲食店の店員にきちんと主張できる自分をアピールして「虚勢を張っている」状態の人も少なくないかもしれません。
同調査では、20代の男女が理想の恋人イメージに合う芸能人と、「自分もこうなりたい」と思う理想像があげられています。女性の理想と、男性が「自分がこうなりたい」と思う男性芸能人のイメージには、ちょっとした「差」が見られました。
【理想の彼氏のイメージに合う男性芸能人(女性回答)】
1位・・・田中圭
2位・・・竹内涼真・吉沢亮
3位・・・松坂桃李
【「自分もこうなりたい」と思う芸能人(男性回答)】
1位・・・小栗旬
2位・・・山田孝之
3位・・・竹内涼真
女性の理想1位は、田中圭さん。2018年放映のドラマ『おっさんずラブ』では、根はやさしいけれどおっちょこちょいで不器用な役柄を演じ、女性人気を獲得しました。2位、3位は仮面ライダーや戦隊モノを演じ、子ども人気が高く、物腰柔らかで謙虚で優しいイメージのある男性たち。
一方で、男性の理想は、リーダータイプのイメージがあるタレントが優位でした。
ちなみに、男性の「理想の彼女」のイメージに合う芸能人と、女性が「自分がこうなりたい」と思う女性芸能人の1位はいずれも“ガッキー”こと、新垣結衣さん。ドラマで演じた役の影響もあるのでしょうが、多方面に気配りできそうな優しさと、凛とした佇まいは男女ともに理想であるもよう。
広瀬すずさん(3位)や本田翼さん(5位)は男性人気が高かったものの、女性の「こうなりたい」には10位以内にも入っていませんでした。
男女ともに、自分が思う「こうあってほしい」と相手の「こうなりたい」が違うゆえに、すれ違ってしまうこともあるかもしれませんね。
自分の理想を押し付けずに、ありのままを受け止めてあげたいものですが、恋人には、特別な優しさを求めたくなるもの。「気づいてほしい、悪いところを直してほしい」だけでなく、たとえ不器用でも、相手の優しさや愛情を「気づいて、感謝する」という努力も必要なのかもしれません。
【参考】
いまどき20代の恋愛・カップルに関する調査2018(https://drive.google.com/file/d/1OqUHVD4qjR_E-gadwVzXOoggtnq7e9cm/view)(THE KISS)
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