オランダで「チューリップバブル崩壊」【1637(寛永14)年2月2日】
トウシル / 2022年2月2日 5時0分
オランダで「チューリップバブル崩壊」【1637(寛永14)年2月2日】
1637(寛永14)年2月2日
オランダで「チューリップバブル崩壊」
1637(寛永14)年2月2日、オランダでチューリップ相場の突然の暴落が起こりました。世界最古のバブル崩壊と言われ、映画「ウォールストリート」でもバブル経済の有名な例として紹介されています。
1593年ごろ、オスマントルコよりヨーロッパにもたらされたチューリップの球根は、富裕層の間で人気となり高値で取引されるようになりました。暴落までの20年間で最高値のものは球根1つに1億円の価格がつけられたとも言われています。当時の相場の詳しいデータは残されておらず、現代ではその原因も明確にはできていませんが1637年2月、市場から突然買い手がいなくなったことによりバブルが崩壊しました。
現在、金融取引の仕組みがどんなに高度になっても、その後も人類はさまざまなバブル経済を経験しています。経済の動きを完全に読み解くことは不可能かもしれませんが、下落があるからこそ投資のチャンスも産まれるということなのでしょう。
1637年2月2日の日経平均株価終値は
※市場がなかったため記録なし
(トウシル編集チーム)
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