豪ドル、急落!経済悪化で利下げ前倒しも。ドル/円は買い疲れで112円届かず

トウシル / 2019年3月7日 9時0分

写真

豪ドル、急落!経済悪化で利下げ前倒しも。ドル/円は買い疲れで112円届かず

本日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは112.07

下値メドは111.46

今朝の天気マークは「くもり」

天気の判定基準くわしくはコチラ

毎ヨミ!FXトップニュース(3月6日)

6日ドル/円のNY市場の終値は111.77円

 5日の終値に比べ0.12円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは、「くもり」です。

各国・各通貨トピックス

ドル

2018年の米貿易赤字が10年ぶり高水準。制裁関税効果に疑問。
ボストン米連銀総裁「株式市場は注視しているが、FRB(米連邦準備制度理事会)の目標ではない」
アマゾンのベゾスCEO、世界長者番付で2年連続1位。資産総額は約14兆5,000億。
12歳の少年が核融合炉を独自で完成。

NY株式市場

ダウ平均株価3営業日続落、3週間ぶり安値。

みずほFG、今期6,800億の損失。純利益は前期比▲86%の800億円。

中国人民元

中国、テスラ車の販売差し止め。
中国、カナダ農業大手会社の製品の輸入を禁止。

カナダドル

カナダ中央銀行、政策金利を1.75%に据え置き。

トルコリラ

トルコ中央銀行、政策金利を24.00%に据え置き。

主要指標終値

出所:楽天証券作成

本日の注目通貨

ドル/円:112円をつけられなかった

 ドル/円は、堅調さを保ちながらも112円手前で足踏み状態。高値は111.92円で、4営業日ぶりに112円をつけられず。112.50円より上には売りが観測され、(以前はレジスタンスだった)100日、200日移動平均の111.38円がサポートになっています。この日の安値は111.62円。

 なお、この日は明日発表の米2月雇用統計の先行指標となるADP雇用データが発表されました。結果は+21.3万人の予想に対して結果は+18.9万人。雇用統計の詳細レポートは「3月6日:米労働市場は人手不足が深刻。米利上げ再開は意外と早い?」をご覧ください。

出所:MarketSpeed FXより、楽天証券作成

豪ドル:大幅下落

 6日の東京市場で豪ドルが急落。豪GDP(国内総生産)が予想を下回り、利下げ観測が一段と強まったことが引き金。豪ドル/円は79円前半から78円半ばまで下げ、NY時間にはさらに78.39円まで落ちました。豪ドル/ドルは0.7100ドル付近からNY時間には0.7020ドルまで下落、1月のフラッシュクラッシュ以来の安値をつけました。

 今週、RBA(豪準備銀行)は政策金利を1.5%に据え置きました。決定は予想通りでしたが、マーケットでは、RBAが年内中に25ポイントないし50ポイントの「利下げ」をするだろうとの見方が広がっています。

 豪経済は、1月の雇用データを除くと弱いデータが目立ちます。5日(昨日)の第4四半期GDPは前年比+2.3%という結果。予想より悪かっただけではなく、RBAの目標も下回りました。家計消費動向にも強い不透明感があると報告されています。

 ロウRBA総裁は、失業率低下と経済成長に伴いインフレも上昇するとの判断で今のところ利下げはそれほど積極的ではなく、「今年は利上げしない」と発言するにとどまっています。

 しかし、経済成長が予想を下回る結果となり、頼みの綱である失業率も悪化することになった場合、ロウRBA総裁は利下げに追い込まれることになるでしょう。マーケットの予想はすでにRBAの先を走っていて、利下げ予想を当初の11月から7月に前倒しています。いずれにしても、豪ドルにとっては、雇用データが重要な指標となります。

 豪ドル/円のサポートは、78.00円、77.50円、77.00円、レジスタンスは79.35円、79.85円。

 豪ドル/ドルのサポートは、0.7000ドル。1月のフラッシュクラッシュで一瞬ブレークしましたが、この水準は過去3年間続く強力なサポートゾーンです。その下は0.6825ドル。レジスタンスは0.7100ドル、0.7200ドル。

出所:MarketSpeed FXより、楽天証券作成
出所:MarketSpeed FXより、楽天証券作成

トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!

7日:ECB(欧州中央銀行)政策金利、ドラギ総裁発言、メキシコCPIなど

経済指標過去データはこちらをチェック!
出所:楽天証券作成

◎天気の判定基準とは?

天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。

・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。

・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。

・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。


※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。

※ちなみに2018年は、「晴れ」80日、「雨」82日、「くもり」98日 でした。
​また、2018年は延べで43.33円上昇、延べで46.41円下落。差引3.08円の円高(2017年末に比べて)でした。

(荒地 潤)

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