何買う? キウイ(NZドル)!?
トウシル / 2019年3月28日 10時5分
何買う? キウイ(NZドル)!?
本日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは110.97円
↓下値メドは110.00円
今朝の天気マークは「くもり」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
RBNZ(ニュージーランド準備銀行)が突然のハト派宣言。
5月にも利下げするとの噂がでています。しかし、国内経済はしっかり。くわしくは「今日の注目通貨」をご覧ください。
トルコリラやブレグジットの渦巻く混乱のなか、を横目にドル/円は110円台なかばを中心におとなしい取引が継続。
トルコリラ翌日物スワップ金利は1,200%を突破。おかげでリラ暴落は回避されていますが、超高金利を嫌ってトルコの株式市場が急落。トルコリラの混乱は他の新興国通貨にも及んできます。
毎ヨミ!FXトップニュース(3月27日)
27日 ドル/円のNY市場の終値は110.52円
26日の終値に比べ0.13円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは「くもり」です。
各国・各通貨トピックス
ドル:
FRB(米連邦準備制度理事会)理事候補スティーブン・ムーア氏「FRBは直ちに利下げするべき」
ペンス副大統領「5年以内に月ロケットを再開する」
米国際貿易委員会が、iPhoneの米国輸入を禁止? クアルコムの特許侵害の疑いで
ユーロ:
ドラギ総裁、マイナス金利の弊害を暗に認める
ECB(欧州中央銀行)次期チーフエコノミストのレーン氏「欧州経済は、心配なほど大幅に減速」
ポンド:
メイ首相、早ければ4月12日に辞任
メイ首相の次の党首候補は全てブレグジット派
NZドル:
RBNZ、政策金利を据え置き、「次の動きは利下げの可能性が高い」
トルコリラ:
トルコリラ翌日物スワップ金利、1,200%を突破
主要指標終値
本日の注目通貨
ドル/円:110円半ばで推移
110.64円でオープンした27日(水曜日)のドル/円は、110.71円まで上昇したあと欧州時間に110.23円まで下落、その後はもみあいとなって終値は110.52円。毎日のように上サイドをチャレンジしますが、111円台には20日以来乗せられずにいます。
トルコリラが引き金となって、南アランドやアルゼンチンペソなど新興国通貨が急落しています。世界的景気後退を背景にFRBやECBが弱気なためドルやユーロも精彩を欠く状況。逃避通貨として円が候補に上がり、それもドル/円の上値を抑えています。
サポートは、109.90円、109.30円、その下は108.50円。
レジスタンスは、111.00円、111.50円、その上は112.00円。
NZドル/円:低金利クラブに仲間入り
RBNZは27日の会合で、政策金利を1.75%に据え置きました。決定は予想通りでしたが、次回の政策変更は「利下げの可能性が高い」との声明が同時に出したためにNZドルが急落。NZドル/円は、76.43円をトップに74.89円まで大幅に下落しました。
RBNZスタンスはこれまで「利下げ、利上げの両方の可能性」と中立だったので、急にG10中央銀行の「低金利クラブ」に入会したことにマーケットが驚きました。
背景は、世界の景気減速、特に経済関係の密接な隣国オーストラリアの国内経済の腰折れ懸念。NZドル高に対する警戒感もありました。RBNZは5月にも利下げするとの観測も出ています。
しかし、全てが悪い材料ということではなく、ニュージーランド国内の経済データはむしろ上向いています。今のマーケットが悲観に片寄りすぎていると考えるなら、ポジションが大きく調整された今がNZドルの押し目買いのチャンスなのかもしれません。今週金曜日(29日)に、RBNZのオア総裁が発言する予定となっています。前回の会合の時には、「利下げの可能性は高まっていない」と述べて、NZドルが急上昇しました。オア総裁の見解がどう変化したか(あるいはしていないか)に注目。マーケットは大きな関心を寄せています。
トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!
28日:米GDP(国内総生産)、南ア政策金利、ドイツCPI(消費者物価指数)など
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2018年は、「晴れ」80日、「雨」82日、「くもり」98日 でした。
また、2018年は延べで43.33円上昇、延べで46.41円下落。差引3.08円の円高(2017年末に比べて)でした。
(荒地 潤)
この記事に関連するニュース
-
ドル/円155円まであと0.15円!日銀の本気度を試しにいく
トウシル / 2024年4月23日 9時53分
-
円安どこまで? 口先介入だけなら、155円も単なる通過点に
トウシル / 2024年4月17日 9時41分
-
ドル全面高!ドル円155円目指して一直線に上昇中
トウシル / 2024年4月16日 9時57分
-
ドル/円快調!ドル円153円台で34年ぶり円安を更新中
トウシル / 2024年4月12日 10時6分
-
ドル/円、152円目前で足踏み状態
トウシル / 2024年4月4日 10時43分
ランキング
-
1東京円一時1ドル154円87銭、34年ぶり円安水準を更新…経団連会長「円安過ぎる」
読売新聞 / 2024年4月23日 20時39分
-
2パナ、電動自転車発火の恐れ バッテリー14万個リコール
共同通信 / 2024年4月23日 18時32分
-
3いなば食品、大炎上でも「不買運動」が起きぬ理由 キリンはあれだけ盛り上がったが…どこに違いが?
東洋経済オンライン / 2024年4月23日 18時10分
-
4「配属ガチャ」対策を進める企業が、一度立ち止まって考えるべきコト
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月24日 8時15分
-
5わずか2年半で消えた「幻のJR新型特急」とは 裏目に出た高性能
乗りものニュース / 2024年4月24日 9時42分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください