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「9月最大の相場」を見逃すな!勝つトレーダーが、来週の連休は絶対に休まない理由は?

トウシル / 2021年9月17日 9時43分

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「9月最大の相場」を見逃すな!勝つトレーダーが、来週の連休は絶対に休まない理由は?

今日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは110.45

下値メドは108.80

イエレン財務長官、期限迫る債務上限問題に懸念示す。FRB緩和縮小にも影響か

 16日(木曜)のドル/円は、反発して円安。高値109.82円、安値109.21円、値幅は0.61円。
この日は109.34円からスタート。出だしはドル売りの流れを引き継いで上値が重く、東京時間午後に109.21円まで下げましたが、押し目買いの登場によって反発。この日発表の米8月小売売上高の結果は強く、米長期金利が1.34%に強含んだことを燃料にしてNY時間には109.82円まで大きく上昇。終値は109.74円(前日比+0.37円)

 この日は反発しましたが110円には届いていません。今日のドル/円のポイントは110円に復帰できるかどうか。今月の高値と安値の50%は109.78円。現在の水準が中立ポイントで、110円に戻せばドルブルがやや優勢になります。一方で、気を持たせながら、結局108円台にもいけなかった。もし108円台なら8月4日以来でした。

 もっとも、8月も108円台滞在日はたった2日間しかなく、この水準の押し目買いは勝率が高い。109.50円で買った人は、109円前半まで円高になって一瞬ヒヤッとしたかもしれませんが、すぐに利食いレベルまで戻してくれた。ドル/円は押し目買い/戻り売りが相変わらずワークしています。ドル/円の1カ月間のボラティリティは過去最低水準。それだけ動いていないのです。ボラティリティがここまで下がっていることは同時に、レンジをブレークしたときのエネルギー放出量も大きいことを意味します。

 来週は日本の「シルバーウィーク」。東京市場は3営業日しかありません。連休を取る人も多いでしょうから、ほぼ5連休のような状態になるのでしょうが、来週は絶対に見逃せない重要イベントが山盛りです。

 日銀金融政策決定会合、RBA(豪準備銀行)議事録から始まり、22日にはFOMC(米連邦公開市場委員会)とパウエル議長の記者会見、そして金利見通しを示すドットチャートの公表。新興国通貨では、南ア準備銀行とトルコ中銀の政策金利発表。トルコ中銀は利下げのリスクあり。

 23日はBOE(イングランド銀行)政策金利と、欧州の9月PMI(購買担当者景気指数)。さらに週末26日にはドイツ総選挙。メルケル首相の与党CDS/CSUは敗北濃厚で、ドイツの政治や経済政策は大きく変わることになりそうです。メルケル首相は政界引退を発表しています。

出所:MarketSpeed FXより、楽天証券作成

主要指標 終値

出所:楽天証券作成

今日の為替トレッキング

今日の一言

自分に制限をかけないこと。それが大事なんだと僕は学んだよ。自分が本当にしたいことなら、何だってやれる - ライアン・ゴズリング(俳優)

House of the Rising Sun

 FRB(米連邦準備制度理事会)の動向に注目が集まっています。来週開催されるFOMC(米連邦公開市場委員会)において、緩和縮小の決定がアナウンスされるかが最大の焦点ですが、市場関係者の本当の関心は緩和縮小よりもその先にある「利上げ」はいつ始まるかということです。

 緩和縮小の正式発表に関しては、今月(9月)の可能性は残るものの、「弱い雇用統計」やデルタ変異株感染の拡大を理由に、11月まで発表延期という見方が今では多くなっています。パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長は「年内に開始するのが妥当」との考えを示していますが、具体的な日程については明らかにしていません。

 インフレに関してFRBは「著しく上昇している」という見解を示しています。パウエル議長はインフレが一過性であるとの見解を修正し、想定以上に「しつこく持続する」可能性を認めています。

 市場関係者は、どうしても緩和縮小と利上げはセットにして考えてしまいます。しかし緩和縮小は雇用に関わる政策、利上げはインフレに関わる政策と、目的が違います。金融政策正常化へ向けた一般的な順序としては、まず緩和縮小、利上げはその次です。

 しかし、ここに問題があります。現在の米経済の状況に当てはめると、実施の順番を逆にしなくてはいけない。経済指標を見る限り、インフレ目標が完全雇用より先に達成される可能性が高い。であれば、緩和縮小の前にまず利上げをするのが正しいことになります。

 パウエル議長は「コロナ禍によって仕事を失った人々のことをFRBは忘れていない」と発言しています。 最大雇用を達成したと確信するまで、FRBは緩和縮小の実施を望まないという意志の表れです。緩和縮小が遅れるなら、利上げも遅れる。しかしインフレを放置することもできない。では緩和縮小より先に利上げという逆転技が可能なのか?これがFRBのジレンマです。

今日の注目通貨:ドル/円

今月の予想レンジ ↑111.96円  ↓107.80円

 9月のドル/円のピボット(ブルベア判断の分かれ目)は109.88円。109.88円より上ならばドル買い優勢、109.88円より下ならばドル売り優勢。

112.75円 : 第4レジスタンス(HBO)
112.40円 : 2019年 高値(19年04月24日)
112.22円 : 2020年 高値(20年02月20日)

111.96円 : 第3レジスタンス
111.66円 : 2021年 高値 
111.16円 : 第2レジスタンス

110.92円: 第1レジスタンス

109.88円 : ピボット

108.84円 : 第1サポート
108.59円 : 第2サポート
108.20円 : 2021年 61.8%

107.80円 : 第3サポート
107.32円 : 2017年 安値 LAST  
107.13円 : 2021年 平均値

107.01円 : 第4サポート(LBO)

106.06円 : 2021年 38.2%

104.61円 : 2018年 安値   
104.01円 : 2019年 安値

102.59円 : 2021年 安値

出所:MarketSpeed FXより、楽天証券作成

2021年 ドル/円データ

(荒地 潤)

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