50歳以上だけ採る社長が説く「人生の変え方」 5つの基準で考えれば、いつでもやり直せる

東洋経済オンライン / 2016年10月25日 8時0分

いつでも人生を変えることはできます(写真:よっし / PIXTA)

「仕事がうまくいきません、どうしたら楽しくなるでしょう」
「やりたい仕事ができていません。どうすべきでしょう」

私は仕事について書いたブログ「Books&Apps」を始めてから、そのような相談を数多く受ける。

マスメディアや本、ネットには「偉大な成功者たち」のエピソードが数多く並んでいる。私もかつてはそのような方々にあこがれを持ち、情報に飛びついた。しかし、長く働くうち、「偉大な成功者たち」に関するエピソードよりも、身のまわりにいる、普通の人々に学ぶことのほうがはるかに多いこともわかった。

だから、私の紹介する話は普通の方々が悩んで出した結論や、必ずしも成功とは言えない体験談、現場での素直な感想などである。だがむしろ、実際に仕事で悩む方々には、このような一般の人々の話のほうがわかりやすく、有用な場合もあるのではないだろうか。

一度に大きな変化を起こすことは誰にもできない。何かを成し遂げようとするならば、それなりの準備や時間をかけて物事に取り組む必要がある。この連載の目的は、そのような方々の一助となることである。

■ほとんどの社員が50歳以上

「子どもの頃から勉強して、いい学校に入って、いい企業に就職すると、一生安泰だよ」という人は現在でも多い。

もちろん、頑張って勉強することは良いことだが、なかには「若いときに頑張らないと取り返しがつかない」という方もいる。

そのような話を聞くと、私はある人のエピソードを思い出す。

私は以前、ほとんどの社員が50歳以上、という会社に訪問したことがある。社長はすでに65歳を超えており、役員も軒並み60歳以上、普段、20代、30代の方が多い企業ばかりに訪問していた私としては、まったく異質の会社だった。

初めての経験なので、私は社長に素朴な疑問をぶつけた。

私:「若手がいない会社にご訪問するのは初めてです」

社長:「そうでしょう。ほかにはあまりないと思います」

私:「なぜ若手がいないのでしょうか?」

社長:「簡単ですよ。採用していないからです」

私:「採用していない?」

社長:「そうです。ウチでは50歳以上の人しか採用しません」

常識的には考えられない会社だ。採用といえば、どの会社も若手をほしがるのが普通だからだ。私は経営者にその理由を尋ねた。

社長:「不思議ですか? 普通に考えればそうですよね。でも、採用には年齢以外にもちょっとした基準があります」

私:「どんな基準ですか?」

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