「オレは話聞いてないぞ!オジサン」の処方箋 まともに相手をしていたら時間がなくなる!

東洋経済オンライン / 2017年6月20日 8時0分

「オレは話聞いてないぞ!」と反対しまくるオジサン。タイプ別の撃退法がある(写真:【IWJ】Image Works Japan / PIXTA)

今回は、地域で負のオーラを出しまくり、あらゆるプロジェクトを死に追いやる「話聞いてないオジサン」の扱い方について、お話をしたいと思います。

■「話聞いてないオジサン」は2種類存在する

「話聞いてないオジサン」とは、何かを始めようとすると、「オレは話聞いてないぞ!」と叫ぶオジサンのことです。それを少しだけ縮めてみた呼び方です。みなさんの職場にも、結構いるのではないでしょうか。

地域でのプロジェクトでも、必ず現れるオジサンの「1種族」が「話聞いてないオジサン」です。何かを始めるときだけではありません。事業がうまくいかなくなったときにも必ず「オレは話を聞いてない」という人が出現します。

しかしながら、地域で新しい事業を立ち上げるときは、ただでさえヒト・モノ・カネが不足しがちです。初期段階で、”聞いてないオジサン”全員に個別対応なんてしていたら、事業の失敗は間違いなしです。

そのため、聞いてないオジサンを分析し傾向を把握したうえで、対策を講じておく必要があります。実は、話聞いてないオジサンといっても、大きく2つに分類することができます。また、「話聞いてない」という動機についても、かなり異なるので、対応も変える必要があります。

2つの分類とは、以下です。

(1)組織的なライン(責任のあるポジション)にいたり、利害関係者に含まれる人=責任をとりたくない人

(2)そもそも直接的に関係ない人=そのプロジェクトなどが気に入らない人

まず(1)の組織的なラインにいたり、実際の事業に関与する人が「オレ話聞いてない」と言い出すときは、大抵はその責任範囲から逃れたいときです。事業を立ち上げるときは、立ち上げて失敗した後の責任をとりたくない。さらに、最初は賛成していたのに事業の雲行きが怪しくなってきた後に言い出す場合には、事後的に自分たちは逃げたいという話です。

事業というものは、最初からうまくいかないものですし、最初はうまくいったとしても必ず壁にぶつかります。それを乗り越えてこそ、事業は成長していくわけで、「話聞いてない」とか言うオジサンは、そもそも自分でどうにか道を切り開こうとする人ではないということになります。

また、(2)のそもそも直接的に関係ない人が「話聞いてない」と言い出すことも、地域では多々あります。資金を出すわけでもなく、別に隣近所であるわけでもないのに、急に脈略もなく「話聞いてない」と差し込んでくる人もいます。この手の人は、大抵、その多くが「やることなすこと、気に入らない」わけです。そのまま言うと幼稚だととらえられるので、建前で「話聞いてない」と言い換えています。この場合、どんなに事業の説明をロジカルにしたところで、通じません。

■話聞いてないオジサンに時間を割いてはいけない理由

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