"夏の宿題地獄"を楽々クリアする「7つの手」 今年こそ「怒ってばかりの夏休み」にしない

東洋経済オンライン / 2017年7月18日 8時0分

どんな子でも夏休みの宿題に計画的に取り組むことができる「7ステップ方式」をお伝えします(写真:マハロ / PIXTA)

間もなく子どもたちが大好きな夏休みです。日頃はのんびりできない現代日本の子どもたちですから、夏休みくらいはリラックスさせてあげたいというのが、私の正直な気持ちです。でも、実際はなかなかそうもいかないのが実状であり、その最大の原因が宿題です。長年小学校の教師をしてきた経験で言うと、夏休みの宿題に自ら計画的に取り組める子はかなり少なく、夏休みの後半になって親子で慌てるケースが多いです。

宿題もやらずにダラダラしているわが子を見て、いけないと思いつつもキレてしかってしまった経験を持つ方も多いことと思います。これでは楽しいはずの夏休みも台なしですね。実際、私が教えた子の中にも、「毎日しかられるから夏休みは嫌い」とはっきり言った子もいました。「宿題やらなきゃダメでしょ」などとしかられることが多いと、子どもはよけいに勉強が嫌になるだけでなく、自分に自信が持てなくなります。また、「お父さんはぼくのことをダメな子だと思ってる。あまり好かれていないようだ」というように、親に対する愛情不足を感じるようにもなります。

■「7ステップ方式」で計画的に取り組む

でも、ご安心ください。今回紹介する「7ステップ方式」で進めば、どんな子でも夏休みの宿題に計画的に取り組むことができます。そうすれば、子どもも楽しい夏休みを送れるようになり、みなさんもガミガミしかって嫌な気分になることもなくなります。

●ステップ1:宿題を1カ所に集めて全体量を「見える化」する

宿題で苦労する子は、どんな宿題がどれだけあるのかよくわからないまま夏休みに入ります。でも、「宿題がたくさんあるらしい」ことはわかっていて、時間が経てば経つほどその量がイメージの中で膨らんできます。そして、得体の知れない妖怪のようになり、ますます手が出せなくなります。

そうならないために、夏休みの初日にまず第一にやるべきこと。それが、宿題の全体量を「見える化」することです。そのためには、宿題のことが書いてあるお便りなどを見ながら、宿題に関係する物を全部1カ所に集めて並べてみるといいでしょう。たとえば次のような宿題が考えられます。

・生活表(別名は「がんばり表」。お手伝いができたらマルをつける、など)
・夏休みの友(問題集。別名「夏の練習帳」。地域や出版社によって名前も内容も異なる)
・算数プリント・計算ドリル
・漢字プリント・漢字ドリル
・日記・絵日記(毎日ではなく、1日分~数日分)
・自由研究
・読書感想文
・絵・工作

※「自由研究、読書感想文、絵・工作は、この中のどれか1つを自分で選ぶ」という形が多い。

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