34歳年収650万女性看護師が貯金ゼロの理由 原因は「ストレス解消買い」だけではなかった

東洋経済オンライン / 2017年8月20日 8時0分

仕事のストレスをためすぎると、おカネは逆に貯めにくくなることも。どうすればいいのか(写真:Ushico/PIXTA)

今回、読者の皆さんにぜひお読みいただきたい「マネー相談」は、看護師の Kさん(34歳)のお話です。独身のKさんの年収は650万円ほど。

看護師さんの仕事は当然忙しいので、「運用の相談かな?」と思ったら、さにあらず。なんとKさんの貯金はほぼゼロだというのです。年収は結構あるのに、なぜおカネが貯まらないのでしょうか。理由は2つありました。その一つは仕事のストレスです。もう一つも、ストレスに関係しているようでした。独身でストレスが大きい仕事についている女性はもちろん、男性もぜひ参考にしていただきたいケースです。

■なぜ「年収650万円なのに貯金がゼロ」なのか

さて、事務所に相談に来たKさんは、「濃厚メーク」に「奇抜な服装」をして現れました。私が看護師さんにいだくイメージと懸け離れていたこともあって、メークと服装のわけを聞いてみると、彼女が勤務している部署は、終末期を迎えたがん患者さんなども多く、ほぼ毎日といっていいほど患者さんの死に直面しており、「かなりストレスの多い毎日を送っている」と言います。その影響もあり、休日はストレス解消のため、洋服、化粧品、靴、バッグなど、「買い物ざんまい」で月のお給料の多くが消えてしまうとのことでした。

そういう部署なら「配置換えをお願いしたら」と思いましたが、Kさんは、家族や親戚をがんで亡くしていることもあり、自ら今の部署を希望したとのことです。実際、「患者さんのサポートができる今の仕事にはやりがいを感じている」とキッパリ。その一方で、毎日重い病気を抱えている患者さんと向き合っているため、職場ではつねに気が張っており、終末期の患者さんも少なくないため、精神的にもきついことも少なくないそうです。

これでは反動が出るのも、仕方のないことかもしれません。休日は「解放願望」が強くなり、前出のように休みのたびに、派手な洋服や靴、ブランドバッグを購入。買うだけでなく、それらを身にまとって、遊びに行ったり、バーで飲んだりすることも多いそうです。「毎月おカネはさっぱり貯まらず、貯金残高もほぼゼロ」というのもわかるような気になりました。

実際、休日のとある日に、Kさんは同じ職場の知人にバッタリ会ったそうですが、その知人はKさんだとわからずに、通り過ぎてしまったそうです。プライベートでの姿は、職場でのKさんとは相当別人になっているようですね。

Kさんの仕事の状況から見て、「一定のストレス解消は絶対必要」でしょう。ですが、年収650万円とそれなりの収入があるにもかかわらず、「貯金ゼロ」なのはさすがに問題です。

■「本来の価値観」と「置かれた日常」のズレが問題

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