入社が難しい有名企業トップ200ランキング 総合商社がズラリ、不動産やメディアも上位

東洋経済オンライン / 2018年10月12日 7時20分

「入社するが難しい有名企業」トップ10

経団連は10月9日、「採用選考に関する指針」を策定しないことを決め、就活ルールの廃止を決めた。

今後は国が主導して、就活ルールを作成していくことになる。2020年卒は現状が維持されるが、2021年卒業生(今の大学2年生)から、現行の「3月企業説明会開始」、「6月選考開始」というスケジュールが変わる可能性がある。就活ルールの廃止となれば、就活の早期化や長期化は避けられず、学業への影響も大いにありそうだ。

ただ、現状でも6月以前に内定を出す企業はあり、特に外資企業やIT企業など、経団連に加盟していない企業が先に内定を出している。ルールが形骸化しつつある中、どんなルールを決めても、いつも同じことは起きている。優秀な学生を獲得したい企業にとって、就活ルールは足かせになっている面も否定できない。売り手市場の現在、企業の採用が活発なことも背景にあるようだ。

■採用者の出身大学から”入社難易度”を算出

学生にとって就職は大きなイベントだが、大学・学部選びを行う受験生、保護者にとっても、それは同じだ。就職の状況を考えながら、入学する大学や学部を選んでいくのは、当たり前のことになっている。高校でもキャリア教育が行われ、就職に対する意識は高い。

その中で、有名企業には、どの程度の難関大学の学生が入社しているのか。それを知るために、企業ごとの「入社難易度」という指標を今年も作成した。

難関大学かどうかの評価は、やはり大学受験時の難易度がもとになっているだろう。そこで駿台予備学校の協力を得て、同予備校の模試の難易度を使用、さらに大学通信が各大学へのアンケート調査から得られた有名企業416社への就職者数と合わせ、入社難易度を算出した。この416社は、日経平均株価指数の採用銘柄や会社規模、知名度、大学生の人気企業ランキングなどを参考に選定している。

算出方法は次の通りだ。今年の各大学・学部の難易度について、医学部と歯学部を除いて平均した値を各大学の難易度とする。仮に、A社の就職者が東京大学5人、慶應義塾大学3人、上智大学3人だったとする。東京大学の学部平均難易度は67.8で、全大学で最も高い値だ。慶應義塾大学は65.5、上智大学は61.7になる。

ではA社の平均入社難易度を求めてみよう。(東京大学67.8×5人+慶應義塾大学65.5×3人+上智大学61.7×3人)÷(5人+3人+3人)=65.509≒65.5になる。この値をA社の「入社難易度」としている。

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