松井稼頭央が「西武二軍監督」として描く胸中 礒部公一&松井稼頭央プロ野球対談:後編

東洋経済オンライン / 2018年12月2日 8時0分

11月中旬に埼玉西武ライオンズ二軍監督に就任した松井稼頭央さんと対談を行いました。本記事が後編です(撮影:風間仁一郎)

2018年シーズンで現役引退を表明した埼玉西武ライオンズの松井稼頭央選手。これからはライオンズの二軍監督としての新しいキャリアをスタートしています。現役時代だけでなく、楽天イーグルスでコーチと選手としての関係が深かったプロ野球解説者の礒部公一さんが、埼玉県所沢の西武第二球場を訪れ、対談を行いました。後編である本稿は松井さんの指導者としての展望を語り合います。

前編:西武・松井稼頭央が回顧する現役時代の記憶

礒部公一(以下、礒部):選手を指導するうえで何か心がけていることはありますか?

松井稼頭央(以下、松井):春になれば、また人数も増えますけど、今はまだ始まったばかりですし、選手を見ることを心がけています。

選手それぞれを理解したり、コミュニケーションをとって話しているうちに本人がどうしたいのかというのもつかめるでしょうし。

個性というのを出せるように考えているとなかなか難しくて。今は見る期間かなと。練習のメニューもコーチと一緒に考えながら、まずは形が見えたらいいなと思っています。

楽天でのコーチ時代の礒部さんは、選手の気持ちをまず理解してくれて、選手のやりやすいようにやらせてくれた人でした。気づいたことはなんでも言ってくれたり。これがこうなるから、こうせい!とは言わなかったですね。

■若い選手にはまず、松井稼頭央を目指してほしい

礒部:人それぞれの個性があるので、そこは気をつけていましたね。僕らが若い頃は、コーチからこれをやれって言われたら、そのコーチたちの言ったようにやらざるをえなかった。

ゴマンと若手がいるから、十人十色なんでね。たとえば、バットの握り方ひとつにしても違うんで。これから、どんなところに監督として力を入れたいとかある?

松井:難しいですね。僕自身、選手としては走攻守ともに打つことも走ることも守ることも考えてきた人間なんで。それをコーチの方々が支えてくださったから、やってこられたと思うんです。

だから、これからもコーチと相談しながらやっていきたいですね。

そして、なるべくブルペンに行くようにします。やっぱりピッチャーが見られていないところがあるので。

礒部:野手は自分の経験上、やることがある程度わかっていてもピッチャーは別の生き物やからね。でもまあ、稼頭央は昔からよく練習しますわ。

これからは若い選手がまずは稼頭央を目指してもらうようにしてほしいですね、二軍のほうでも頑張ってほしい。

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