上沼恵美子へのとんでもない暴言が出た理由 鬱憤たまり飲酒した上でのSNSはマズすぎた
東洋経済オンライン / 2018年12月6日 20時30分
鎮火へ向かうどころか、ますますヒートアップ。12月2日に放送された「M-1グランプリ2018」(テレビ朝日系)の審査員・上沼恵美子さんに対する暴言騒動が、芸能界のみならず一般の人々を巻き込んで広がり続けています。
事の発端は、番組終了後の打ち上げで、昨年優勝のとろサーモン・久保田かずのぶさんと、今年の決勝に出演したスーパーマラドーナ・武智正剛さんが、インスタライブの動画で上沼さんに暴言を吐いたこと。すでに動画は削除されていますが、時すでに遅し。
大炎上となり、2人はツイッターで謝罪し、番組のMCを務めた今田耕司さんや審査員のオール巨人さんら先輩芸人がフォローのコメントをしましたが、むしろ批判の声は高まる一方です。
2人が発した「クソが」「更年期障害か?」などの過激なフレーズと同等以上に問題だったのは、酔った勢いでネット上に発信してしまったこと。その意味では、芸能人に限らず誰もが犯しがちなミスだけに、賢明なビジネスパーソンは反面教師にしたいところです。
■仕事に向き合っている人ほど危ない
元をただせば2人の暴言は、「M-1に人生を賭けていた」という真剣さの裏返しによるものでした。武智さんはM-1の出場資格が今年限りであり、ラストチャンス。M-1で優勝するために1年間、最大限の努力を重ねてきたことを明かしていました。
放送終了後、それが叶わなかったことの悔しさがドッと押し寄せたことは想像に難くありません。暴言の根っこにあるのは、「自分が人生を賭けて取り組んできた仕事が認められなかったことへの落胆」と見れば、ビジネスパーソンのみなさんも理解できるのではないでしょうか。
仕事に向き合い、真剣に挑んできた分、うまくいかなかったとき、思っていたほどの評価を得られなかったとき、手柄を他人に取られたときの落胆は、相当なものがあります。そんなときに頭をよぎるのは、自分ではなく他人の顔。認めてくれない上司、自分より実力が低いと思っている同僚や他社に、悔しさをぶつけたくなりがちです。今回の件で言えば、武智さんが審査員に悔しさをぶつけたくなってしまったのではないでしょうか。
ただし、「飲酒が進み、暴言を吐いてしまう」だけならまだしも、それを「誰かにわかってほしい」「わかってくれる人が多いだろう」と思い込み、「SNSに投稿してストレスを発散しよう」という行為は言語道断。「自分では抱え切れず、お酒や暴言でも発散し切れなかったネガティブな感情の受け皿をSNSに求めてしまう」という思考回路に幼さを感じます。
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